Kazekaoru

退屈と付合うの結構大変です。
心に残ったことを、初夏の風のように書いていけたらと思っています。 

蜩の声。

2016-08-17 19:56:14 | 日記




夏休みも終わり(まだの人もいるでしょうが)、

出かける前と比べ蝉や蜩の声が、

いつのまにか谷戸に響きわたるようになっていた。

避暑地で聞えていた蝉や蜩たちの声も、

どこかに潜んでいるようで柔らかく聞こえる。

雑然と詰め帰ってきたトランクは、

動かそうにも体は鈍くそのままになっている。

まだ残暑は厳しいのだが秋の気配が、

夜風の涼しさに感じられるようになった。





夕暮れの時間も少しずつ短くなり、少しずつ時間が短くなっていくようだ。日が長いと一日が長く感じ、どこか得したように思える。真っ黒に日焼けした子供たちは、夏休みも後半に入り少し休み疲れのよう。

子供たちは学校の傍をと通ると、強い日差しに照らされ静かな校舎は、閑散としていてどこか近寄りがたい。
そんな校舎を見つめながら、子供たちは夏休みに飽き始め、早く学校が始まらないかと思う。

夕暮れの蜩の鳴く声は、残り少ない夏を感じる。




熊本地震早期の復興を祈念します。

体調をくずさず良い週末を!

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