Kazekaoru

退屈と付合うの結構大変です。
心に残ったことを、初夏の風のように書いていけたらと思っています。 

日脚が伸びる。

2012-01-31 20:35:12 | 日記





明日から2月、日脚も随分伸びてきた。
正月は5時を回ると暗かったが、
今は5時を回っても明るさが残っている。
「日脚が伸ぶ」というが、
昨日コーヒーを沸かしていると、
東の窓の明るさに随分と日脚が伸びたと実感した。
下旬あたりから、日脚が伸びていると感じた。
先週、春告げ鳥が2羽飛んで来て、
寒さ厳しい中でも春がゆっくり近づいているようだ。

とうはいっても、2月に入り気温が上がるが、寒暖差が大きい。
2月、3月は、10度以上の差がある日が随分と多い。
風邪など引かないように、気を付けたい。


1月最後の今日、凛々と寒さを感じる始まりだった。
布団のぬくもりが恋しく、起きづらい始まりだった。
窓の外は雲一つない綺麗な青空が広がり、
明るい陽射しにホットさせられた。
丹沢は、雪景色を見せていた。
麓では、荘厳な姿を見上げていただろう。
富士山は、猛々しい姿になっていた。
人を寄せ付けない、猛々しい姿だった。





「春の日の夕暮れ」  中原中也



トタンがセンベイ食べて
春の日の夕暮は穏やかです
アンダースローされた灰は蒼ざめて
春の日の夕暮は静かです

吁! 案山子はないかーーあるまい
馬嘶くかーー嘶きもしまい
ただただ月の光のヌメランとするまゝに
従順なのは 春の日の夕暮か

ポトポトと野の中に伽藍は紅く
荷馬車の車輪 油を失ひ
私が歴史的な現物に云へば
嘲る嘲る 空と山とが

瓦が一枚 はぐれました
これから春の夕暮は
無言ながら 前進します
自らの 静脈管の中へです




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