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それが一番の問題

概要は後からついてくる

駐禁の乱 2008

2008年10月11日 | 雑感
単車の駐車禁止。9月に3回。27,000円。

Thanks 秋の全国交通安全運動。(去年もこの時季に2回くらった。)

いまさらだけど、これ絶対におかしい。

バイクの購入に車庫証明はいらない。
僕の場合は違反ぜざるを得ない。デフォルトで罰金確定。

ヤクザの上納金みたい。
そのかわりに街の治安は保証しよう、みたいな。
いや、民間の駐禁係に助けてもらった記憶はねぇな。
ってことは、ただの敵と見なしていいのか?

ちょっと待てよ。

どんな人がなるんだろ、町の駐禁係。
志願する人だけかな?
志願するは、事情があって他の職に就けないとか?
親の介護があるから、勤務時間を選べて、安定している仕事が必要で、、みたいな。

そういう人はいるだろうし、責めないし恨まない。
でも、制度としてもっとマシなやり方あるハズ。
ボロッボロの単車に乗ってるヤツから27,000円を巻き上げる正義は存在しない。

気になる反則金は一般財源にまわされる、、、つまりはっきりしない。

駐禁の民間委託案は、国土交通省?東京都公安委員会?都議会委員?

結局は天下り先の確保か?

ライブラリーで調べてみよう。

とにかく、住みにくくなる一方だ。

って日本はまだまだ良い方か。

そんな結論で納得しないけどね。

傾いた世界―自選ドタバタ傑作集〈2〉 筒井 康隆 新潮社

2008年10月11日 | 小説
傾いた世界―自選ドタバタ傑作集〈2〉 (新潮文庫)
筒井 康隆
新潮社

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この人の頭の中はどうなってるんだろ。

子供の想像力と途方もない知性が共存してる。

IQテストで天才児と判断された経歴にもうなずける。

本書のタイトル「傾いた世界」は、卑屈さを思わせるかも知れないけど、
掲載されている短編はどれもSF設定のコミカル。SFコミカル?
文芸書は読まないし、熱弁してくれる友達もいないので、
僕は文学作品を定義する言葉を知らない。でも、SFコミカルが僕にはしっくりくる。

しかし、この人の書評とか声明文はとても美しい。筆にいくつもの顔を持っている。

一流のプロってこういうことか。

イトーキの「LANシート」

2008年10月11日 | コンピュータ関係
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0803/04/news044.html

確かにセキュリティの心配は軽減される気がする。
だけど、シートに乗せるのなら、いっそLANケーブル使えばいいんじゃない?

電波を飛ばす範囲を調節する技術に意味があるのか、、、。
そして、コンピュータからethernetジャックが消えるってことか。


「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書) 谷岡 一郎

2008年10月11日 | 
「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書)
谷岡 一郎
文藝春秋

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ごもっとも。

内容の大半は、大学の社会学の授業で習った。
社会調査の結果は日常的に目にするのに、習ったハズのことを意識して生活していなかった。
このことに気がつけたのは、自分のためになると思う、、、また忘れなければね。

一番感心したのは、著者の姿勢。終始一貫、ブレがない。
新聞社を批判するときは、記者ではなくて、「組織の中の誰か」と書き、
現場の人間のレベルの低さなどで片付けない。
つまり、背後で大きな力が働いていることを前提として書いている。
著者の目的は、ゴミみたいな社会調査の根絶ではなくて、
読者のリサーチ・リテラシーを向上させることにある、、、と思う。
実はそれが、ゴミ調査を根絶する一番の近道かも知れないし。

著者自身が研究者だし、僕の理解では基本的に研究者は一匹狼なので、同じ
研究者に対する批判は痛烈。反論があれば必ず受けて立つ、と書いた上
でのことなので、筋が通ってると思う。

初版が平成12年だから、、、2000年か。
新聞社や役所が行う社会調査は変わったのかな。

僕の勝手な考えでは、最大の敵は、日常生活の忙しさ。
新聞社の調査の詳細を問い合わせるどころか、疑問に思うことままならない。
だからこそ、汚染された情報の蔓延に警笛を鳴らす本書を読んでると、心が引き締まる気がする。
故に、こうゆう本を書く研究者は社会にとって有益であり得る。

こんな記事を書いといて、実はこの本自体がゴミだったりして。
最後には、自分が賢くなるしかないね。

精度100%の社会調査の登場は期待してない。ただ、hidden intentionを見抜けるように
なりたい。さも無ければ、一生懸命に議論しても踊らされてるだけだもの。

それにしても、新聞社の思想や役所の思惑が存在するのは理解できるんだけど、
それを操ってるのは、どんな人たちなんだろ。

知らないのは僕ぐらいなのか。
それとも、本当は誰も知らないのか。