自 遊 想

ジャンルを特定しないで、その日その日に思ったことを徒然なるままに記しています。

15年前の1月16日の夜

2010年01月14日 | Weblog
 大部分の人々はおだやかな生活を営んでいたであろう。阪神・淡路の人々も明朝の大地震による大惨事など、露ほどにも考えず、老人は就寝する手はずを整え、商店の主は仕事の後片付けに勤しみ、受験生は試験の答を新聞で見て一喜一憂していたであろう。人々は夫々の一日の疲れを癒していたであろう。・・・あれから15年、再建、復興に汗だくになって夜を昼にして働いて来られた人々も多かったことであろう。彼の人々に思いついた歌を捧げる。

  ♪四季の歌  (荒木とよひさ作詞作曲)

 春を愛する人は 心清き人 すみれの花のような ぼくの友達
 夏を愛する人は 心強き人 岩をくだく波のような ぼくの父親
 秋を愛する人は 心深き人 愛を語るハイネのような ぼくの恋人
 冬を愛する人は 心広き人 根雪をとかす大地ような ぼくの母親



(今日は京都へ行ってきます。)

2 コメント

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Unknown (マライカ)
2010-01-14 21:10:58
阪神大震災から15年ですか。私はあのちょうど1週間後に京都で演奏の予定があり、フランクフルトでニュースを聞いてびっくり仰天、大阪の母に電話したら「うちは大丈夫よ」が第一声でした。3日後関空に到着、あちこちひび割れていて、余震で始終ゆれていて、よく着いたものです。思い出を書くときりがありませんが、やっと一部復旧した阪急電車で西宮まで行き、付近を歩いて想像を絶する惨状を目の当たりにしました。
一昨日のハイチ地震は同じくらいかもっと大きい規模のようですね。きわめて貧しい国ですから他国の援助なくてはとても対処できないでしょう。阪神大震災後に示されたような日本人の人道的助け合い精神、他国人に対してもそうあってほしいものです。
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災害ヴォランティア (理方)
2010-01-14 22:50:13
ハイチの地震では死者が10万人を超えるらしいです。インフラ整備が不充分な上に耐震・免震を施していない住宅が殆どですから目も当てられない状況でしょう。
阪神・淡路大震災後に言われるようになった災害ヴォランティアが各国から早く現地に急行して欲しいものです。もうすでに動き出していますが。
15~14年前、理方も少しですがヴォランティアをしました。仮設住宅での孤独死が相次いだので、何はともあれ仮設住宅を訪問し、肉饅などを一緒に食べたものです。その内、震災とは全く無関係なんですが、理方本人が思いがけずICU行きということになりました。
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