谷沢健一のニューアマチュアリズム

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野球場の雑草刈り(その2)

2007-11-06 | YBC前進
 センター後方にも物置が大小2つ並んでいた。扉が半開きである。「監督!扉が歪んでいて閉まりません。」と小松マネージャーが言う。「小松君、柏の葉(故父の旧宅)に購入したばかりの物置があるので、それを運んでくれないか」小松君は有名輸送会社の中堅管理職である。「はい!承知しました」と答えながら、草刈りに精を出している皆の姿を携帯のカメラで撮っている。
 旧宅の物置というのは父がYBCの道具入れとして用意してくれていた。10m四方のネット8枚を納めておいたのだが、これは全て7月にオール沼南グランドに移動して使用していた。明日にでも道具車担当の樫田君に何枚か取りに行ってもらおう。
 トンボやレーキも蔦と長く伸びた雑草の中にから10本程出てきた。鉄の柄や枠が腐って半分欠けており、タイヤもパンクしたリヤカーを発見してからは、刈った草や不要物の移動がスムーズになり、大掃除はどんどん捗っていった。3時間は費やしただろうか。「おーい!休憩にしよう」、副部長が樫田君を呼んで「貧しいが1人500円の予算で昼飯を買ってきてくれ」と離れた場所にあるコンビニへ行かせた。
 錦秋(というには「紅葉は未だし」だが)の日差しは心地良かった。農作業が一段落する時のように(雑草取りは腰に極度の疲労を与える)車座になっては、みんな冗談を飛ばし、年齢や職責を超えて、大きな笑い声はグランド一杯に広がった。今日は、4人の選手(金沢、瀬尾、川村、伊藤康)が千葉県クラブ選抜チームのメンバーとして千葉県大学選抜軍(2部・3部)との交流試合に臨んでいる。久保田コーチも帯同してベンチ入りしているので張り切っていることだろう。