谷沢健一のニューアマチュアリズム

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この1年

2007-12-26 | YBC前進
 YBCの2007年を振り返ってみると、関東の主要なクラブチーム座談会(東京中日スポーツ掲載)を手始めに、3月には関東混成クラブチームvs湘南シーレックス戦を実現して各チームの選手たちに喜んでもらった。続いて四国独立リーグとの対戦で香川・徳島へ遠征。5月の連休には群馬藤岡への遠征試合。そのつど、このブログとホームページに掲載したように、想い出は尽きない。来年秋に関東クラブチームチャンピオン大会の開催が内定したとの由だが、上記の最初の2つがその呼び水になったとしたら、甲斐のあったことになる。
 また、今年もお世話になった高校と大学のグランド。中でも柏日体高には感謝しきれないほどのお礼を申し上げねばならない。大学チームにもたいへんお世話になった。実力格下のYBCのためにゲームを組んでいただいて、ほんとうに有難かった。夜間の練習ではオール沼南チームの皆さんの暖かいご配慮は忘れられない。子供たちには野球教室や合同練習で還元できて良かったと思う。
 行政機関へはずいぶん悪態もついたが、YBC名誉顧問の本多市長はじめ、柏市教育委員会の皆さんにもいろいろと尽力いただき、地元に根を下ろす基盤が築かれつつあることはなによりも心強いことだ。
 また車両の駐車場などで協力をしていただいてる鈴木化工さん。それに打撃マシンを事実上無償で貸してくださっている吉田加工さん。社長の吉田義(ただし)氏の「谷沢さんがこれといったスポンサーもなく運営しているのを拝見すると、私も根っから野球が好きで指導の経験もあるから応援したくなってねー」という言葉には胸が熱くなった。
 YBCスタッフの皆さんには今年もご苦労をお掛けした。川島君の細かい作業の継続のお蔭でNPO法人の認可を得たことも今年最大の収穫であり、ミラクルNPOと呼ばれることを目指す第一歩になった。スタッフ全員が無報酬どころか持ち出しなのに、だれもが喜んでやってくれることを、ある方々は「奇跡」だと言う。その通りだろう。なにしろ、野球の最高の感動は、代打満塁逆転サヨナラホームランとか、1試合2度の3重殺とか、決勝戦での完全試合とか、信じがたい奇跡にあるのだから。(満塁時の4番打者の敬遠などは奇策であっても、だれも奇跡とは呼ばない。)
 私事だが、足の絶望的な故障から2年近くの空白後に首位打者を獲得できたとき「奇跡の復活」と呼ばれた。その時の感動は生涯の最高のものだった。「不死鳥・谷沢」がそれ以降、何を使命として生きるべきか、天から与えられたような気がした。その使命が具体的に何なのかわからないままで来たが、今ようやく、誰かがしなければいけないことで、まだ誰もしようとしていないことに着手できたように思う。
 故父の弔事で、年賀状をどなたにも差し出せない代わりに、この一文を草した。さて、3年目の来年はどんなサプライズが起きるのか、今から楽しみである。

2 コメント

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お疲れ様でした (Yoko Yoneda)
2007-12-26 21:50:24
谷沢樣御許に

千葉ロッテマリーンズの米田容子でございます。
今年は、マリンスタジアムにご来駕を賜りまして、
ありがとうございました。
また、プログでは、過分なるお言葉を賜り、
重ねて御礼を申し上げます。
お会いしてから、ずっーと、谷沢様のブログを拝見させて戴いておりました。
どのブログでも、いろいろな方々への感謝をされて、
ご謙遜されなくてもいいのに・・・と思うほどの
真摯な姿勢に、いつも感銘いたしておりました。
私ごときは、何のお役にもたてませんが、
何かございましたら、是非とも、お声をおかけくださいませ。よろしくお願いいたします。
来年も益々のご活躍を遥かに心祈いたしております。

追伸
大塚製薬の千葉支店の大上支店長が大変お世話になり、ありがとうございます。
ご講演をしていただいたようで、彼は、とても感謝いたしておりました。
大塚製薬でお役に立つことがございましたら、
ご遠慮なく、お申し出くださいませ。
(おせっかいババアは、大塚を辞めても、出入りしていますので)

来年も、マリンスタジアムにお越しくださいませ。

ありがとうございました。
新しき年 (谷沢健一)
2008-01-07 00:58:21
米田さん!暮れには結構な心温まるメッセージをいただき有難うございます。今でも思い出すのは始球式後に、素晴らしい席で観戦もさせて戴きましたね。その折に(失礼ながら試合の事は忘却しましたが)習志野高の後輩を私共の担当に就けて下さった配慮が何よりも嬉しかったと記憶しています。
ブログはチームの歴史を作る1ページと謂うよりも体験から学び良識ある判断力を養う一里塚であると思います。時には頭が高いと批判されますが、正直に感銘を受けた出来事ほど筆が踊ります。
本年もバレンタイン監督の下、心が躍るサービスの品質を期待しています。もう二度と始球式には呼ばないように。また木樽君から打ってしまいそうです。