海人川人 やっさん(安田明彦)の釣って食って楽しんで

海釣り、川釣り問わずいろいろなジャンルの釣りを楽しみ、仕留めた魚をおいしく食べるためにさまざまな料理を作る

イシガキ乱舞

2009-09-30 09:45:15 | 釣り
本日発売のデイリースポーツ。和歌山県串本大島のイシガキダイ釣り。

しょらさん渡船でヒラトコへ上がった。

ここは昨年も上がったポイント。

そのときは、大荒れで、まず湾内で竿を出し、波が収まったというので、上がったものの、釣り座まで波が這い上がり、磯の最上段から釣った。1投目からいきなりガンガンのアタリで、短時間でイシガキダイ3尾仕留めて磯を後にしたところ。

そのポイントに、まったく初めての近藤さんと、今回初めて一緒する村野さんに入ってもらう。

自分と木村さんは、海に向かって左側へ。

イシガキダイがわいておれば、1投目からガンガン当たってくるはずだった。ところが、うんともすんとも。

前日、木村さんは、串本でも樫野へ上がって15尾のイシガキダイを仕留めているから、状況としては変わらないはずだった。

数時間、このポイントで粘るが、どうも、イシガキダイが入っていない感じ。

エサも触ってこないからだ。

でもエサを打ち続けなければ、回ってこない。

ひょっとして、タヌキの影響か?



ようやく、アタリ。

しかし、やる気のなさそうな、パンパンと叩くアタリではない。

一度大きく舞い込んだ。が、その後がない。

食い逃げしたか。

しかし、また、触りだし、また大きく舞い込んだ。

でも、もまないのだ。

イシダイで、「もむ」とは、魚がハリを食わえ、竿が何度も連続して舞い込むさまを言う。

木村さんから教わった、イシダイ釣りの合わせのタイミングだ。

ほかの釣り人の合わせを見ていると、みんな早い。

あせる気持ちはわかるが、ハリを食わえ、逃げようと反転してからでも、合わせは十分なのである。

いや、反転してからのほうが、魚が向こうへ走っているわけだから、合わせれば、即座にハリ掛かりするというわけ。

たとえ、食い逃げされても、合わせていないから、またエサを入れれば、当たってくることのほうが多い。

逆に合わせてしまうと、驚いて逃げ去ることのほうが、多いようだ。

とにかく、石物を仕留めたいのなら、絶対に遅い合わせが有利、いや、鉄則なのだ。

もうハリに掛かってるんかな~、なんていいながら竿をあおると、重量が乗ってきた。すでに食ってハリ掛かりしていたのだ。

上がってきたのは32㌢のイシガキダイ。まずは一安心。



それから、1級ポイントの先端に入った2人が、面白いように竿を曲げだしたのである。

このつづきは、明日。


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