信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂村消防団令和3年度辞令交付式&白日集落からの風景

2021年04月04日 | 生坂村の行事
 4日(日)は朝から曇っていて、午後になり時々雨が降りましたが、天気の割には気温が高めの一日でした。

 午後2時より、明科消防署平林署長さんのご臨席を賜り、厳粛に生坂村消防団辞令交付式が挙行されました。
 新型コロナウイルス感染防止対策のために、各分団は部長以上に絞り、ラッパ吹奏は止め縮小して開催しました。
▽ 中山副団長の開会のことばで始まりました。


▽ 新幹部の吉川本部長、各分団の分団長、ラッパ長、各分団の副分団長、部長が、寺島団長から辞令交付を受けているところです。












▽ 新入団員が揃って敬礼をしてから、寺島団長から一人ずつ辞令交付を受けているところです。






▽ 新入団員を代表して、本部の塚田新団員が力強く「宣誓」をしているところです。


 今年度も本部及び各分団では、正副分団長、新幹部、新入団員などそれぞれに新体制の基、益々のご活動をお願いする次第です。
 行政としましては、団員各位の活動に感謝の意を表するために、前年度から出動率70%以上の消防団員各位に、当村で使用できます消防団員応援商品券2万円分を交付していますし、今年度は多くの消火栓を更新するなど、引き続き消防資機材装備の充実強化を進めてまいります。

▽ 寺島団長からは、私たち消防団員は、非常勤の特別職 地方公務員として生坂村の地域住民の皆さんの生命・身体・財産の安全を守るとともに、水火災または地震等の災害を防除し、これらの災害による被害を軽減するという崇高な使命を任務としております。


 幾多の先人が築いてこられた生坂村の歴史の元に、地域住民の皆さんの安全・安心の負託に応えるべく、女性団員の皆さんをはじめ、それぞれの立場で得意分野を生かし、地域防災力の強化・向上に貢献するとともに、日々の心がけとし、団員皆さん同士の信頼と団結心を築いていただき、何より、家庭を支え社会で活躍され、生坂村を担う皆さんこそが何者にも代え難い存在であることを意識し、有事出動の際には安全を最優先に、日々、体調管理に留意され心身ともに健康で、誇りを持って活躍される事をお願いするなどの挨拶を述べました。


▽ 私からは、団員各位には、日頃は仕事や家庭の事などで大変お忙しい中、生坂村の生命財産の安全保護に献身的な活動をされ、そのご労苦に感謝と敬意を表し、昨年7月8日の梅雨前線豪雨による大雨により、早朝から消防団には小立野区の内水の排水作業と村内の巡視等に出動していただき、今年の2月22日には昭津区下の田集落において建物火災が発生し、消火活動を的確に行い、力を合わせて犀川からの中継送水も実施しましたが、住宅1棟などが全焼し、周辺の林野への延焼は少しで済み鎮火した活動など、長時間にわたっての排水作業、消火活動等に対して感謝を申し上げました。


 今年度も新型コロナウイルス感染防止対策として、ポンプ操法・ラッパ吹奏大会が中止になりましたので、小型ポンプの取り扱い及び操作の手順を習得する訓練を実施していただき、「自らの地域は自らで守る」という郷土愛護の精神に基づき、防火啓発活動、各種技術訓練や救命講習会など多くの消防活動にご尽力いただきますようお願いし、火災をはじめ様々な有事の際に出動をしていただくことになりますが、人命が第一でありますので、細心の注意を払って、的確・迅速に活動をしていただきますよう重ねてお願いするなどの挨拶をしました。


▽ 明科消防署平林署長さんからは、近年は建物火災もさることながら、地球温暖化の影響による異常気象などにより、今まで経験したことのないような災害が発生することが予測されます。報道では50年に一度などの表現で言われる大雨や突風、竜巻などの災害や南海トラフ地震、また、この地域においては糸魚川静岡構造線による大地震などが予測されており、いつ何時このような災害に見舞われるかが懸念されるこの頃です。


 消防は災害を未然に防ぐ予防消防と、ひとたび災害が発生したならば最小限に被害を食い止める警防消防を基本に、日々の訓練を重ね、有事に備えなければなりません。本年はポンプ操法大会が中止になり、基本訓練が滞ることが懸念されますが、どうか技術の後退にならぬように尽力をお願いされるなどの挨拶を述べられました。


 消防団員各位に於かれましては、健康に留意し、生坂村の地域防災力の中核として、村民の皆さんから信頼される団員となり、引き続き安全で安心して住み続けられる生坂村を守るためにご尽力いただきますことをお願いいたします。
▽ 中山副団長の閉式のことばで終了し、早速新入団員にはスライドで消防団の組織、活動などについて勉強していただきました。本日はご参加いただきありがとうございました。







▽ 毎朝恒例の撮影は、白日集落に行き、上空から桜花爛漫の風景と赤地蔵などの風景を撮影しました。



白日集落からの風景