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信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

下生坂上空からの風景&令和2年度治水事業促進全国大会及び国への要望活動

2020年11月12日 | 生坂村の風景
 12日(木)は晴れて日差しが届き、朝晩は冷えましたが、昼間は日差しの下では暖かく感じられました。
▽ 毎朝恒例の写真は、7日(土)のお昼近くに撮影した下生坂上空からの風景です。


下生坂上空からの風景






 午後1時30分から令和2年度治水事業促進全国大会が、シェーンバッハ・サボーで開催されました。


▽ 主催者挨拶として全水連 脇雅史会長さんより、本年も令和2年7月豪雨により、九州地方を中心とした各地で甚大な被害が発生しました。国土交通省 水管理・国土保全局においては、令和3年度の概算要求の基本方針として、令和元年東日本台風や令和2年7月豪雨等の近年の水災害を受け、気候変動に伴い頻発・激甚化する水害・土砂災害等に対し、防災・減災が主流となる社会を目指し、流域治水の考え方に基づいて、堤防整備、ダム建設・再生などの対策をより一層加速するとともに、出水期から渇水期にわたる国・県・市町村及び流域に係わる全員で水災害対策を推進することであり、災害発生時には資機材を整えたTEC-FORCEが全国から派遣され、昼夜を分かたず被災地の災害対策を実施されてきました。こういう活動に対する評価を多くの市町村長から寄せられており、これらの実施隊であります地方整備局・北海道開発局の人員が今年度は確保しておりますが、国土交通省設置時の平成13年度から約6,500人減となり、定員の確保が課題であります。本年は防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策が最終年度でありますから、全水連としましてはこの後も、中長期的な視点に立って計画的に行う必要があることから、十分な予算を確保することを目的にして、本日の決議を持って治水事業の促進を強力に展開してまいる所存でありますなどと挨拶されました。


▽ 国土交通大臣 赤羽一嘉氏より、我が国は近年各地で激甚災害が頻発しており、本年も7月豪雨災害により、球磨川はじめ各地の河川で洪水氾濫、土砂災害等が相次ぎ、多くの尊い命が犠牲になるなど甚大な被害に見舞われております。私は、去年発生しました台風・地震などの30箇所以上の被災地に足を運び、いずれの被災地におきましても近年の気候変動の影響により、災害が激甚化し、被害も深刻化している実態を目の辺りにしてきました。改めて国民の皆様の命と暮らしを守るためには、抜本的な防災・減災対策を講じるとともに、被害の拡大を事前に防止する、事前防災の対策が重要であると痛感しております。特に頻発する台風・豪雨災害に対しては、抜本的な治水対策を講ずることが必要であります。また、ダムの洪水調節も進めてまいります。利水ダムを含む既存ダムの事前放流の拡充を図るため、関係省庁と連携をし、利水者との治水協定の締結を進めた結果、今年度の出水期より新たな洪水調節を実施することができました。国土交通省として、本年7月に取りまとめた総力戦で挑む防災・減災プロジェクトに基づき、各局横断的な態勢で更なる防災・減災対策を強力に進めてまいりますなどと挨拶されました。


▽ 自由民主党治水議員連盟会長 山本有二衆議院議員さんより、本年も令和2年7月豪雨により、球磨川・筑後川・江の川・最上川はじめとして、全国各地域で河川の氾濫と甚大な浸水被害が発生しました。近年気候変動の影響により、豪雨災害が激甚化・頻発化しており、こうした豪雨にきちんと対応し、国民の生命と財産を守っていくことは政治に課せられた責務であります。このため別枠で予算を確保している防災・減災、国土強靱化の3か年緊急対策が本年度で終了しました後も、中長期的視点に立って、計画的に事前防災としての治水事業を強力に推し進めていかなければなりません。これらを達成するため、治水議員連盟の総力を結集しまして、全力で取り組む所存であります。このためにも本日お集まりの皆様方からなお一層のご支援・ご協力を心からお願いされるなどの挨拶をされました。


▽ 公明党 災害対策・防災・減災・復興推進本部 事務局次長 杉久武参議院議員さんより、近年全国各地で激甚な被害をもたらす水災害が毎年のように発生しており、これまで河川改修やダム整備などの治水対策により、地域の安全度が向上し、被害の軽減が図られてきました。一方で近年の気候変動の影響による豪雨の頻発化、激甚化をみますと治水対策を上回る速度での気候変動の影響が顕在化していることが懸念されます。度重なる自然災害から国民の生活・財産を守り、地域の安全・安心を確保するためには、治水砂防事業を着実に推進することは勿論、あらゆる手段を活用して、水災害に対する強靱性を向上させていくことが求められています。その為には流域全体のあらゆる関係者が協働して流域全体で水害を軽減させる流域治水の考え方を、社会全体に浸透させていくことが不可欠でありますなどと挨拶をされました。


▽ 国土交通省 水管理・国土保全局 藤巻治水課長さんより、「治水事業を取り巻く現状と課題」と題して、近年、毎年のように全国各地で自然災害が頻発、令和元年の水害被害額が統計開始以来最大の約2兆1,500億円に、令和2年7月豪雨における川内川水系羽月川における整備効果、令和元年東日本台風関連 7水系緊急治水対策プロジェクト、全国の国管理河川において、戦後最大洪水へ対応するためには約7兆円の事業費が必要、「流域治水」の施策のイメージ、流域治水における施策の充実に向けた関係省庁との連携状況、令和2年7月豪雨におけるTEC-FORCEの派遣について、地方整備局・北海道開発局の推移などの説明をしていただきました。
















▽ 熊本県人吉市長 松岡隼人氏が「令和2年7月豪雨災害の被災状況と災害対応、球磨川の治水対策」などの意見発表をされました。


 令和2年7月豪雨の概要(気象概要)、球磨川流域及ぶ人吉市街部における浸水範囲、被害状況、国の権限代行による災害復旧、被害状況、発災前後の動き、避難所運営と支援物資・被災者生活支援・住まい再建支援・応急的な住まいの支援・災害廃棄物の処理・堆積土砂の撤去・被災した中小企業等の再建支援・災害ボランティア等の災害対応、罹災管理システムのクラウド活用イメージ、復興基本計画の策定、球磨川治水対策協議会の目標流量、川辺川ダムが存在した場合の効果、治水対策の必要性などを説明していただきました。
















 大会の最後は、大会の決議(案)が朗読され、「激甚な災害が頻発している現状を鑑みれば、治水事業の強力な推進はもはや待ったなしであり、緊急的に実施すべき全国の治水対策の全体像を示し、少なくとも戦後最大規模の洪水に対する安全度を早急に確保するため、中小河川を含め、事前防災対策を加速すること。そのため「3か年緊急対策後も中長期的視点に立って具体的KPI(数値)目標を掲げ計画的に取り組むため、必要・十分な予算を確保」すると明記された「経済財政運営と改革の基本方針2020」に基づき、中長期的かつ明確な見通しのもと、令和3年度からの五ヵ年の別枠として必要・十分な当初予算を確保すること」など、12項目を満場の拍手で決議し閉会しました。


 我が班は、国土交通省への要望でして、国土交通省 国土交通審議官 野村正史氏、水管理・国土保全局長 井上智夫氏に面談要望をさせていただき、「防災・減災、国土強靱化対策の取組を一層加速させ、事前防災対策の充実を図るため『防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策』の令和3年度以降五ヵ年間の継続及び対象事業を拡充し、安定的な予算の確保を行うこと」『治水対策の推進にかかる予算全体の増額を図ること。また水系全体で流量抑制に取り組む『信濃川水系緊急治水対策プロジェクト』に位置付けた事業について、事業推進のため、別枠での予算を確保すること』など7項目を要望させていただきました。



 そして、国土交通省 国土交通審議官 野村正史氏はじめ20名ほどの皆さんに要望をさせていただきました。
 長野県河川協会は3班に分かれて要望活動をし、長野県関係の衆議院議員、参議院議員の皆さんと、国交省の担当者に要望書をお渡し、上記の内容についてご支援・ご指導を要望させていただきました。皆さん、お疲れ様でした。


 その他生坂村では、保育園で筑北スポーツクラブとの活動(年中・年長)、小学校で児童会、中学校で人権集会・人権教育月間(12/11迄)、健康管理センターで明科消防署立会による消火訓練、少年少女サッカー教室などが行われました。

下生野方面の風景&令和2年度災害復旧促進全国大会及び理事懇談会

2020年11月11日 | 生坂村の風景
 11日(水)は晴れて穏やかな天気で、朝晩はグッと冷えて、昼間も北風が吹くのでヒンヤリ感が増しました。

▽ 毎朝恒例の写真は、朝早くに東京に向かったので、7日朝に撮影した下生野方面の風景です。
下生野方面の風景




 正午からは、全国防災協会理事懇談会があり、私は監事として出席し、令和2年度災害復旧促進全国大会の内容、決議案等について協議をし、原案の通り大会に諮ることになりました。




 午後1時30分から砂防会館別館1階「シェーンバッハ・サボー」において、令和2年度災害復旧促進全国大会が開催されました。
▽ 令和2年度 災害復旧促進全国大会の模様です。


▽ 脇雅史会長さんより、我が国は地形気象等の条件から毎年全国各地で多くの災害が発生しており、本年も7月には3日から8日に掛けて梅雨前線が九州付近から東日本に大きく伸びて停滞し、東北地方から西日本に掛けて広い範囲で記録的な大雨となりました。この大雨により、熊本県などに全国各地で特別警報が発表され、熊本県球磨川では多数の氾濫・決壊が発生するなど激甚な災害が発生し、11月2日現在で死者84名、行方不明者2名、負傷者67名、住家被害16,293棟と甚大な被害が発生しました。当協会としては、大規模な災害が発生した場合に、災害復旧や改良復旧計画立案のため、被災した都道府県・市町村から国土交通省防災課に要請がなされ、必要と判断した場合に無償で災害復旧技術専門家を派遣する支援制度を運営しており、今後も地方公共団体のご要望に応じて積極的に派遣してまいる所存でありますなどと挨拶をされました。


▽ 国土交通大臣 赤羽一嘉氏より、近年気候変動の影響から、激甚災害が頻発しておりますが、本年もまた記録的な大雨災害により全国各地で災害が発生しているところです。特に扇状降水帯による7月豪雨災害では、九州地方を中心に西日本から東日本の広い範囲にかけ記録的な大雨となり、河川の氾濫や土砂災害など甚大な被害が発生し、多くの方々が被害に遭われ地域の社会・経済に深刻な影響をもたらしました。今後とも激甚化する豪雨災害から国民の皆様の命と暮らしを守るためには、事前防災対策の抜本的な評価が必要であり、流域全体を俯瞰しながら、流域のすべての関係者が一体となって、流域治水に取り組むことが極めて重要であると考えます。そして、防災・減災が主流となる社会づくりに国土交通省総力を挙げて全力で取り組んでまいりますので、皆様の更なるご協力をお願いしますなどと挨拶をされました。


▽ 衆議院災害対策特別委員長 金子恭之氏より、我が国は地形・気象などの自然的条件から、地震、台風、豪雨、豪雪、火山の噴火などによる災害が、発生しやすい国土となっております。本年も令和2年7月豪雨災害をはじめ扇状降水帯や前線、台風の影響により日本各地で大雨が相次ぎ多くの尊い人命や貴重な財産が失われ、住民の生活や経済活動にも重大な支障を及ぼすなど大きな被害が発生しております。今後とも安全で安心な地域づくりに向け、迅速な災害復旧、防災施設の整備や国土保全事業などに一層のご尽力をお願いし、気候変動による自然災害の更なる激甚化が懸念される中、防災対策の一層の充実を図る必要を痛感しております。国会においては、支援金の支給対策を拡充するための被災者生活再建支援法改正案が提出されており、また来年には避難勧告と避難指示の一本化等のための災害対策基本法改正案が提出されると聞いており、国会における審議を通じ災害対策の更なる充実のために努めてまいりますなどと挨拶をされました。


▽ 参議院災害対策特別委員長 新妻秀規氏より、本年も球磨川などが氾濫した熊本県をはじめ九州全域など各地方を襲った7月豪雨があり、災害は何時何処で起こるか分かりません。そして今やかつてない激しさで襲ってきて、この度の九州をはじめとした豪雨は予測が難しい扇状降水帯によるものであり、地震や火山の噴火も同様に予測が現時点ではなかなか難しい状況であります。しかし、国民の命と財産を守るため、災害に対しての備えを進めていかなければなりません。全国防災協会の皆様が防災セミナーなどの日常活動や専門家の被災自治体への派遣などの活動を通し、自助・共助・公助の重要な部分を担っていただいていることに改めて感謝を申し上げます。この国会では、被災者の生活を支援するための改正案を審議する予定であり、これまでは中規模半壊では支援金が出てこなかったものを、新たに支援の対象とし、令和2年7月豪雨に遡って支給する内容で、また7月豪雨を念頭に義援金の支給を差し押さえする議員立法も提出される予定であり、広く災害対策の充実の議論を行い、国民の安全・安心に寄与していきたいなどと挨拶をされました。




▽ 令和元年度災害復旧及び災害防止事業功労者表彰として、個人49名と15団体が表彰され、代表として元公益社団法人全国防災協会副会長 菅原章嗣様が受賞され謝辞を述べられました。




▽ 国土交通省災害対策概況説明として、内藤正彦防災課長さんより、令和2年の災害と対応について説明していただきました。







 令和2年度の災害発生状況、令和2年7月豪雨における全国の被害概況、球磨川流域における浸水範囲・氾濫形態、7月豪雨による土砂災害発生状況、豪雨における交通機能確保、TEC-FORCE活動の概要、迅速な工事着手~査定前着工~、「大規模災害査定方針」の適用による効果事例、令和元年東日本台風関連 7水系緊急治水プロジェクト、「流域治水」の施策のイメージ、気候変動のスピードに対応した令和時代の水害対策の進め方、総力戦で挑む防災・減災プロジェクト 主要施策などについて説明していただきました。










▽ 最後に日裏勝巳副会長さんが、「近年の災害の頻発化・激甚化により、全国各地で公共土木施設が被災し、数多くの地方公共団体が災害復旧事業を懸命に進めている状況に鑑み、過年度はもとより、今年度に被災した公共土木施設の速やかな復旧を図るため、災害復旧事業の国庫負担について、必要かつ十分な財源を確保すること」など、8項目を強く要望する決議案が朗読され、全会一致で採択されました。


 例年大会終了後は、国土交通省、県選出及び県関係の衆参両院議員に対して要望活動を行っていますが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、翌日の治水事業促進全国大会後にまとめて行うことにしましたので解散となりました。皆さん、お疲れ様でした。




 その他生坂村では、保育園で入所説明会、小・中学校で尿検査①、中学校でICT研修会、児童館でえいごであそぼ・しょうぎ教室、健康管理センターで母子相談、ソフトバレーボールリーグ戦代表者会議などが行われました。

議会全員協議会&ハチクの会新商品試食会&いくさかの郷定例会

2020年11月10日 | 生坂村の会議
 10日(火)は日差しが届いても、昼間も気温はあまり上がらず初冬の寒さの一日でした。
 午後1時30分からの議会全員協議会において行政からの報告については、最初に選挙運動の公費負担に関する条例(案)について説明をしました。
公職選挙法の改正により、生坂村議会議員及び生坂村長の選挙における、選挙運動用自動車の使用、選挙運動用ビラの作成、選挙運動用ポスターの作成が公費負担になるため、その条例(案)の説明をさせていただきました。
 また、法律により町村議員の供託金は15万円になり、有効投票総数を定数8で割り、その数の10分の1を取らないと没収されること、ポスターの公費負担は22箇所の掲示板分とのこと、それぞれの業者に対して村が支払うことなども説明しました。
 補正予算第6号専決処分は、生坂村学習支援プロジェクトの委託料などは、中学校3年生の12名中10名が受講し、個々人に対して教えていただき分かりやすいとの感想があったこと、道の駅いくさかの郷の売上は、生活応援商品券、いくさかマル得商品券などの使用と、山村活性化対策事業による90本のCMなどの効果で、8月~9月は2倍以上で、10月も2倍弱の売上と予想外の伸びであったため、出荷農産物等の仕入れ代などをお願いする専決処分であり、議員各位のご了承をいただき専決処分させていただくことになりました。 


 午後3時30分からのハチクの会新商品試食会は、平林会長さんから、ハチク商品が新型コロナウイルス感染症の影響でイベント等が中止になり、ハチクの塩漬けなどが例年より余っている状況であり、山村活性化対策事業によりグリルを購入できたため、グリルを活用して焼き筍や焼きまこもだけが作りやすくなり、その焼きまこもだけなどの新商品を考えて試食会を行いました。





 また、本日は皆さんから忌憚のない意見、感想を聞いて、来年の発売に向けて取り組んでいきたいとのことでした。生坂村のまこもだけの栽培は、16年前頃から始まって、その頃は良く売れましたし、中華料理の食材でも適していて、カロリーがなく植物繊維があり、カリウムが多くて高血圧の人に良いとも言われました。








 ハチクの会の皆さんが作られた色々なお料理をいただき、私から招待された皆さんが感想を述べさせていただきました。
 最初は水田転作作物で多く栽培されたがいつの間にか少なくなってしまったこと、色々な料理に使えること、いくさかの郷の代表的な加工食品になることを期待すること、甘くて歯ごたえが良いこと、ハチクとまこもだけのセット販売も良いこと、新鮮なものを刺身の様にして食べてみたいこと、何の食材にも使えること、昔食べた味で焼いた一本物も主役になりそうなこと、やまなみ荘の宴会で一人用コンロで焼いて召し上がっていただくと良いこと、加工をすると甘みが少ない感じであること、料理した物を商品化すると健康に良さそうであること、会員の方が高齢化してきたためシンプルに焼いてパックすることが作業的に良く、焼いた風味が出て美味しいこと、赤とんぼフェスティバルの上生坂ブースで好評であり、アスパラを巻くより美味しいことなど多くの意見が出ました。








 最後に平林会長さんが、皆さんから宿題をいただいた点を考慮して、来年の秋には販売したいと言われましたので、これから生坂村の特産品を目指して頑張っていただきたいと思います。




 午後4時30分からは「道の駅 いくさかの郷」定例会を行いました。私からは、8月から売上が大変な伸びをして、仕入れ代等の専決処分を議会のご理解をいただき専決処分しますが、これからは売上が落ちていきますので、組合員の皆さんに色々な農産物などを出荷してもらい、いくさかの郷を盛り上げていただきたいなどと挨拶をさせていただきました。


 農産物直売所の10月の総売上及び現金、商品券、クレジットの売上集計表、前年対比表、昨日までの総売上及び現金、商品券、クレジットの売上集計表(前年対比表)と、かあさん家の食堂の売上と来店者数、直売所とおやき販売の売上などについて説明を受けました。


 10月の売上も2倍以上になり、今は麻績村産のりんごや山形村産のながいもの売上が良く、11月も前年より売上が良いとのことでした。
 かあさん家は、食堂の席数は減らしているが、10月の売上は前年より良かったことと、これからは贈答関係を増やしていきたいとのことでした。


 12月の予定と年末年始営業及び振る舞い餅の実施については、昨年は31日~1月6日まで休みでしたが、今年は31日~4日までとし、福袋的なものは用意しますが、振る舞い餅は、新型コロナウイルス感染防止のため中止することにしました。


 Go Toトラベルの地域共通クーポンが農林水産物直売所で使えること、Go Toイートはかあさん家の食堂で使えること、ペイペイが利用できるようになり、利用金額を月末締めで報告して欲しいことなどを説明しました。


 年末のブリは注文方式で早めに承ること、北海道標津町のホタテも販売したいこと、11月21日の特産市は、下生坂中山間組合で里芋など野菜の販売のほか、スティックおやきの販売、観光協会でさつまいもの販売とVR体験会を予定しているとのことでした。


 その他、いくさか大好き隊で収穫した柿の販売、テレビの「土曜はこれダネッ!」の収録を11月19日か20日で調整して、11月28日に放映され、県内各地の道の駅の温かい麺類を中心に直売所の野菜などを取材されること、テーマソング制作にあたり、かあさん家のスタッフの笑顔を13日に撮らせてもらい、月末にはテーマソング(案)を提案したいことなども報告してもらいました。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、上生坂の旭集落に行き、上空から上生坂区・草尾区などの風景を撮影しました。

上生坂上空からの風景





 その他生坂村では、小学校で歯科検診・貯金日・ALT、なのはなでお誕生会、水道事業打合せ、健康推進員学習会、昭津・大日向・宇留賀の皆さんの元気塾などが行われました。

上生坂犀川の風景&松本地域森林林業振興会役員並びに担当職員研修

2020年11月09日 | 生坂村の風景
 9日(月)は晴れて穏やかな空が広がり、朝晩は冷え込みが強く、昼間でも肌寒く感じられました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、上生坂西手集落に行き、清き流れの犀川の風景を撮影しました。
上生坂の犀川の風景




 午前10時からは、松本地域森林林業振興会の役員並びに担当職員による、信州F.POWERプロジェクトの視察研修が行われました。
 研修開催に当たり、征矢野建材株式会社の櫻井社長さんから、ようやく軌道に乗りつつあるが、製材丸太が予定の10分の1で、未利用材が欠乏している状況であり、来週からチップ業者との協力を始めるが、松本地域市村の皆さんのご協力もお願いされるなどの挨拶を頂戴しました。


 我が振興会の会長の高野麻績村長さんから、森林は大きな資源であるが、まだ活用されていないところが多く、さらに活用するために地域の協力は欠かせない訳であり、我々行政も協力して、もっと森林を生かしていきたいと考えますなどと、視察対応のお願いの挨拶をされました。


 塩尻市の西窪森林課長さん、征矢野建材株式会社の清水常務さん、ソヤノウッドパワー株式会社の石井所長さん、赤沼工場長さんから、信州F.POWERプロジェクトなどそれぞれの会社・施設等の説明をしてもらいました。




 その後、2班に分かれて視察を行い、私たちは清水常務さんから平成27年4月から稼働しています製材・木材加工工場ソヤノウッドパークの説明をしていただきました。






 こちらは、長野県内で伐採された木材を製材から乾燥、最終製品生産まで行う、大規模木材加工施設で、「あづみの松シリーズ」の床板をはじめとする内装材及び外壁材・構造躯体等の生産を一貫して行うことで、品質管理体制を整え、最新鋭の設備により生産コストを下げることを実現されていました。




 プレスリーファクトリーは、フローリングや羽目板等の内外材の塗装を行って、木材の風合を活かしながら、表面を美しく仕上げるUV塗装を取り扱っている他、浮造り仕上げや板を圧縮し、表面硬度を高くする圧密加工も行っているとのことでした。






 また、県内最大規模を誇る木材加工施設で、これまで積極的な利用がなされてこなかったアカマツや広葉樹を主体に、年間10万立法メートルの原木を使用して、フロア材や住宅の構造材を製造していました。木材の安定的な受入と高速製材システムの採用により、国際競争力のある製品を製造しているとのことでした。







 信州F.POWERプロジェクトとは、森林資源を無駄なく活用し、その利益を山側に還元することで、林業を産業として復活させ、森林の再生や木材産業の振興を図る取組です。
 さらに、木質バイオマス発電や、木質ペレット燃料を製造・供給することにより、環境負荷の少ない循環型社会の形成を目指しています。
長野県は、このプロジェクトの施設整備等へ支援するとともに、木材の安定供給及び関係者間の総合的な調整を行っているところです。






 征矢野建材株式会社が出資参画しているソヤノウッドパワー株式会社が「信州F・POWERプロジェクト」の一環として長野県塩尻市で建設を進めていました「ソヤノウッドパワー発電所」が10月15日に営業運転を開始しました。






 本発電所は、これまで山林に残置されてきた間伐材等の未利用材や木材加工施設から発生する製材端材を燃料として有効利用し発電を行う木質バイオマス発電所です。発電出力は14,500kWであり、木質バイオマス発電所としては長野県内最大規模となります。
 ソヤノウッドパワー株式会社及び出資者は、本発電事業を通じて、再生可能エネルギーの普及拡大、長野県の林業再生や地域の活性化に貢献していくとのことです。






 ソヤノウッドパワー発電所の燃料受入トラックダンバ、燃料サイロ、内部循環流動床ボイラ、バグフィルタ、中央制御室、蒸気タービン・発電機などを詳しく説明いただきましたが、スケールの大きさに驚きました。






 昼食後は長野県林業総合センターの視察研修を行いました。春日所長さんの歓迎の挨拶をいただき始まり、指導部の市原さんから当センターについて説明をしていただきました。


 長野県は、県土の約8割を森林が占めており、当センターは、林業生産技術を改善し、林業経営の高度化を図るとともに、適正な森林整備を健全な森林を造成することを目的として、昭和36年に塩尻市宗賀の県営苗圃内に「林業指導所」として発足し、以来本県森林・林業の発展に大きく寄与してきました。
しかしながら、森林・林業に対する社会的要請は木材の生産のみならず、国土の保全や水資源の確保、保健休養の場の提供などますます多様化・高度化してきました。このような情勢に対処するため、昭和63年に現在地に移転し、管理部、指導部、育林部、特産部、木材部の5部を設置、森林学習展示館及び緑の体験学習施設を新たに併設するなど、業務内容を充実させるとともに、名称も「長野県林業総合センター」と改め、平成11年には、森林における様々な体験や実習を通じて一般県民の皆様等が森林・林業に親しめる場所とするとともに、これからの林業を担う若い林業技術者を養成する場所として「体験学習の森」を増設しました。


 マツタケの人工栽培を目指した研究について、古川部長さんから説明していただきました。マツタケの人工栽培を3段階に分けて目指していて、第1段階の無菌感染苗木作製に成功し、第2段階の林地植栽を始めていました。




 現在、長野県のマツタケ生産量は平成18年以降毎年全国一位ですが、今後ともマツタケが多く採れる長野県を目指し、林業総合センターでは林地での人工栽培に取り組み始めています。
 現在、第1段階の無菌感染苗木が完成し、第2段階苗木を林地に植栽、第3段階苗木が成長しマツタケが発生など、マツタケの人工栽培を目指す研究の説明をしていただきました。


 作製された無菌感染苗木や林地に植栽された無菌感染苗木、無菌環境下でマツタケ菌とアカマツ幼苗を接触させ、シロを形成した苗木などの説明を受け、マツタケ菌の生育を促すため無菌環境下で作製する必要があるとのことでした。




 森林学習展示館は、信州の美しい自然や森林の働き、森林の大切さ、木材の良さなどを、目で見たり、体験したりしながら理解してもらう施設で、常設展示のほかに、毎月「森林教室」として、自然観察会、バードウォッチング、草木染め、木工教室などを、「森の勉強会」として人と森林といったテーマの講座を開催していました。








 平成17年3月から9月まで半年間にわたって開催された「愛・地球博」の長野県館に展示されていた「千年の舞台土壌~15センチの奇跡~」が当展示館に移設されました。森林の土壌の偉大な力が見られました。




 平成28年6月5日に開催された、第67回全国植樹祭で、天皇・皇后両陛下が式典でお使いになられた「お手播き箱」やお手植え用の「お鍬」などの木製品を、招待者に贈呈した大会記念品や全国植樹祭の様子を伝えるパネルなども紹介されていました。




 このように、当センターは、本県における森林・林業に関する試験研究、林業の担い手の養成、森林・林業の学習及び普及啓発の場としての役割を担っています。
 最後に千代林務課長さんが林業振興等について3つのお願いをされ、私が、視察研修をご対応いただいたことに御礼を申し上げ、当振興会の市村の皆さんも、森林を生かすためのご理解とご協力をお願いするなどの挨拶で締めさせていただきました。



 今回の視察研修では、征矢野建材株式会社の櫻井社長さんはじめ多くの関係各位にご対応いただき感謝申し上げます。信州F.POWERプロジェクトの推進と、森林林業の振興により、我々3市5村の更なる活性化につながることを願う次第です。




 その他生坂村では、保育園で身体測定、小中学校でSC来校、中学校で1年生総合の日(パラグライダー体験)、母子手帳アプリオンライン会議、やまなみ荘村内無料入浴日、少年少女サッカー教室などが行われました。

生坂ダム湖の風景&県青連OB会

2020年11月08日 | 生坂村の風景
 8日(日)は日差しが届いて昼間は日差しの温もりが感じられ、お出かけ日和の一日でした。
▽ 毎朝恒例の写真は、昨日から県青連OB会で小諸市に宿泊していたので、前日に撮影した生坂ダム湖の風景です。

生坂ダム湖の風景






 この土日は前からプライベートの予定をお願いしてあり、長野県商工会青年部連合会で、17年前に正副会長を務めた4人で家族ぐるみのお付き合いが続いており、今回は前日より東信地区での一年に一度の県青連OB会に参加させていただきました。
 日曜日は朝から天気が良かったので、地元の幹事さんに案内していただき、高峰高原に行ってみました。
標高2,000メートルの高峰高原は、雄大な山容をそびえたたせる浅間山の西につづき、車坂峠を中心としたなだらかな高原で、宿泊先から約15km、チェリーパークラインを車で20分ほど掛かり、豊かな大自然の上信越高原国立公園に着きました。




 天気が良く車坂峠からの展望は素晴らしくて、眼下に千曲川、遠くは富士山、八ヶ岳などを一望できました。この一帯は湯の丸・高峰自然休養林に属しており、今の紅葉シ-ズンはひときわ鮮やかで、観光客や登山客で賑わっていました。




 高峰高原ビジターセンターは、浅間山麓一帯の広域観光の拠点施設として、平成20年4月に開設し、NPO法人「浅間山麓国際自然学校」のスタッフが常駐し、浅間山麓の観光情報などの提供カウンターを整備し、カフェレストラン「ビジターズカフェ」では、浅間山麓の地場産品を使用したメニューを提供しています。






 小諸市の標高2000mに佇む天空宿で、星空、夜景、雄大な山々など思い出に残る感動的な景色がご覧いただける「高峰高原ホテル」のスカイラウンジで、コーヒーを飲みながらゆっくりとした時間を過ごせました。




  帰りには、マンズワイン小諸ワイナリーに寄りました。その気候、風土がぶどう作りの適地として、近年熱い注目を浴びている千曲川ワインバレーの一角に位置します。マンズワインはこの地でいち早くぶどう栽培を始め、1973年に小諸ワイナリーを設立し、マンズワインの技術を結集したトップレンジの日本ワイン「ソラリス」シリーズを中心に生産しています。






 ぶどう畑の中心には庭園に囲まれたシャトーを持つ西欧のワイナリーのように、小諸ワイナリーには信州の風土を模した約三千坪の日本庭園「万酔園」があり、紅葉がとても綺麗で少し散策させてもらいました。






 奥信濃に古くから伝わる善光寺ぶどう(龍眼)とマンズワインの出会いは1967年で、絶滅しかけていた品種の個性を引き出し、記念すべき原木を小諸ワイナリーに移植しました。その樹齢は105年を経ています。




 小諸ワイナリーショップでは、残念ながら現在新型コロナウイルス感染予防のためテイスティングは休止していましたが、多くの種類のワインが並んでいて、小諸ワイナリーで醸造されたワインを購入して帰路に着きました。





 今回の県青連OB会は、お一人が身内の不幸があり欠席で残念でしたが、例年のように皆さんと楽しい時間を過ごすことができ感謝申し上げます。来年は私の当番ですので、信州の素敵な場所を選んで、皆さんと気兼ねなく語られることを楽しみにしております。





いくさかマル得商品券抽選会&小立野方面の風景

2020年11月07日 | 生坂村の報告
 7日(土)は雲の広がりやすい天気でしたが、お出かけには問題なく、昼間は過ごしやすい体感でした。
 午前10時からは、生坂村商工会において、瀧澤商工会長、竹内副会長、平田議長、私と商工会の事務局で「いくさかマル得商品券抽選会」が行われました。
 例年ですと、商工感謝祭の最後に抽選会を行っていましたが、今年は新型コロナウイルス感染症の感染防止の観点から商工感謝祭も中止になり、抽選会だけ実施していただきました。



 瀧澤商工会長、私、平田議長から、新型コロナウイルス感染症の影響で残念ながら商工感謝祭が中止になりましたが、賞品を増やして抽選会を行ったこと、プレミアム率を50%にアップして発行枚数を増やしたことで、商工業者や村の施設の売上に寄与したことと村民の皆さんの生活の一助になったと思うこと、今も収束が見通せない中、村民の皆さんの安全安心の生活を守っていかなければならないことなどの挨拶で始まりました。




 さっそく私が「特等 村内共通商品券 10,000円分」1本を引き、抽選が始まりました。続いて「1等 村内共通商品券 7,000円分」3本、「2等 ガソリン・灯油利用券 5,000円分」6本、「3等 エアベット(防災グッズ)」7本、「4等 清酒(上撰一升・缶ビール500ml×6缶)4×2=8本、「5等 やまなみ荘入浴券」10本、「6等 ステンレス真空タンブラー」10本を私、平田議長、瀧澤会長、竹内副会長で引きました。






 今回の抽選会の模様は、ICNで放映しますのでお楽しみにお待ちください。また各賞品は、郵送または商工会役職員にてお届けに伺うとのことです。
 生坂村商工会の瀧澤商工会長はじめ商工会の皆さんには、コロナ禍の中、村民の皆さんに素敵なプレゼントをしていただき感謝申し上げます。今後も村民の皆さんには新しい生活様式に沿って、新型コロナウイルス感染症に感染しないように気を付けていただきますとともに、誹謗中傷等をなくしてまいりましょう。




▽ 毎朝恒例の撮影は、小立野区の犀川対岸に行き、上空から色付いてきた乳房イチョウなど小立野方面の風景を撮影しました。

小立野方面の風景







 その他生坂村では、中学校2年生が職場体験学習、かあさん家で感謝セール、歩こう部、少年少女サッカー教室、少年少女バドミントン教室、少年少女バレーボール教室、体育協会バドミントン部練習などが行われました。

生坂農業未来創りプロジェクト会議視察研修

2020年11月06日 | 生坂村の取組
 6日(金)は穏やかな空が広がり朝晩は冷え込みましたが、昼間は過ごしやすい体感でした。
 視察研修2日目は、朝8時40分ごろ宿泊先を出発し、長和町役場に向かいました。役場では、道の駅「マルメロの駅ながと」の大型農産物直売所「マルシェ黒耀」を運営しています、株式会社マルメロエイト 専務取締役 中原政幸さん、長和町 産業振興課 課長 藤田健司さん、課長補佐 笹井佳彦さん、特産品開発係 宮阪勝将さんにご対応していただきました。
 また、大変お忙しい中、我が長野県町村会会長 羽田長和町長さんもスキー場の安全祈願祭終了後に駆け付けてくださいました。




 株式会社マルメロエイトは、令和元年9月に創業し、㈲タツケン、㈱竹内農産、㈱長門牧場、㈲鷹山ファミリー牧場、㈱日本ウォルナット、㈱中原樹脂工業、斎藤木材工業㈱、信州うえだ農業協同組合の8社で組織されていました。代表取締役は㈱タツケンの竹内達也社長さんで、直売所の名前は、59の応募の中から「マルシェ黒耀」としたとのことでした。


 羽田町長さんが、ミニスーパー的要素を加えた農産物直売所を公約に掲げられ、指定管理は商工会に打診をして、町内の各企業が元気な町づくりに参画したいと応募された会社とJAが加わって、町は株を持たずにしっかり応援をされて、100%民間出資の(株)マルメロエイトが運営されていました。
 当社は、マルシェ黒耀の物販事業、チャレンジショップ事業、レンタルオフィス事業、体験農場事業を行い、それぞれ公共公益事業と収益事業を併せて取り組まれていました。


 マルシェ黒耀は、地元農畜産物をはじめ生活関連物資を取り扱う大型農産物直売所を中核に、道の駅エリアの活性化と地域住民の生活向上を図るとともに、併せて農業振興に資する施策を実施することにより、農業生産の拡大、農業所得の向上、地域活性化を目指され、今年6月13日にオープンし、毎月2,000万円ほどの売上があり、10月末には1億円超えになり、初年度から黒字の見込みとのことでした。


 大変お忙しい中、駆け付けていただいた羽田町長さんから歓迎のご挨拶を頂戴し、一緒に話し合いをさせていただいた後、羽田町長さんにご案内いただき新築の役場庁舎を拝見させていただき、広い庁舎と町民の皆さんに配慮した設計と木のぬくもりを感じる素晴らしい庁舎でした。












 次ぎに羽田町長さんもご同行いただき、マルシェ黒耀に行き、保田支配人さんと一緒に記念撮影をしてから、店内を詳しく説明してもらいました。




 長和町の新鮮な野菜、新米、韃靼そば・虹鱒の唐揚げ・長門牧場の乳製品・野沢菜漬などの特産品、果物、花、加工品、お土産品が広々としたフロアに勢ぞろいし、ミニスーパーコーナーとして、お魚・お肉・日配品などの生鮮食品もたくさん売られていました。






 また、保田支配人さんのアイデアで古道具や古本が買える直営ショップ「鹿ブックス」と1点ものが勢揃いのクラフト市と作家さんのワークショップも開催されていて、子ども達が遊べて躾も学べるキッズコーナーもあり、お母さん方がゆっくりお買い物できる配慮がされていました。








 私たちが昼食をいただいた、マルシェ黒耀の食材で作った軽食が楽しめる「黒耀キッチン」には、30席のカフェコーナーが併設されていて、食後には長門牧場のアイスクリームを頂戴して、皆さん美味しそうに召し上がっていました。
 昼食後は皆さんで、お土産や食材を買われ、私も保田支配人さんのお勧めのお肉やお魚、乳製品、果物、お菓子などを買い求め、我が家で食べましたら大好評で嬉しかったです。






 羽田町長さんをはじめ、多くの皆さんに親切丁寧にご対応をいただき感謝申し上げます。「長和町」が丸ごと楽しめる大型直売所で「楽しく買って・心地よく過ごす」新しい感性の直売所と言われるように、素晴らしい施設と運営内容等を勉強でき、大変有意義な視察研修となりました。


 帰りには「道の駅 女神の里たてしな」に寄り、地元産野菜・果物、立科町産のジャム・ジュース等の加工食品、オリジナル商品などが販売されている様子も視察させていただきました。






 最後は地元に帰り、生産者とお客様を結ぶ地産地消の拠点として、また観光客などの来訪者に、地域やJAに関する情報の発信基地となっています「安曇野スイス村 ハイジの里」にも寄り、長野県内最大級のJA直売所の様子も視察をさせていただき、予定通り生坂農業未来創りプロジェクト会議の有意義な視察研修の全行程が終了しました。皆さん、大変お疲れ様でした。






▽ 毎朝恒例の写真は、昨日から視察研修ですので、4日(水)に撮影した昭津上空からの風景です。







 その他生坂村では、保育園で干し芋作り(年中)、小学校でALT、健康管理センターで集団検診、草尾・古坂の皆さんの元気塾などが行われました。

生坂農業未来創りプロジェクト会議視察研修&草尾方面の風景

2020年11月05日 | 生坂村の報告
 5日(木)はスッキリと晴れて、気持ちの良い秋晴れの一日でした。
 午前8時30分頃に生坂村を出発して、何かとお忙しい中、6名の委員さんと私と事務局3名の10名で、一日目は(有)飯綱町ふるさと振興公社と一般財団法人小布施町振興公社に伺い視察研修をさせていただきました。



 最初に農産物直売所 四季菜の隣の(有)飯綱町ふるさと振興公社に伺い、代表取締役 平塚慶吾さんから、当公社の事業内容、農業支援実績などについて分かりやすく説明をしていただきました。


 平成9年4月に設立し、資本金4,675万円(飯綱町3,750万円、(株)サンクゼール450万円、JAながの125万円、ニチアスセラテック(株)100万円、シルバーバックスプチンシバル125万円、自社保有125万円)で、水稲事業75ha、そば栽培事業65ha、果樹事業4ha、荒廃地対策事業をはじめとする農家支援事業と、果樹支援事業(助っ人)は、30人で60農家(主にりんご農家)受託面積40haを年間16,000時間ほど手伝っているとのことでした。


 沿革として、平成5年4月資本金300万円、牟礼村及び飯綱リゾート開発株式会社が出資して設立。平成9年4月定款の一部を変更し、それに伴い称号を「有限会社牟礼村ふるさと振興公社に改める。平成10年4月地場産工房よこ亭・レストラン天狗業務開始、横手直売所(四季菜)営業開始。平成16年4月飯綱高原の観光施設事業及び別荘管理受託事業を飯綱リゾート開発株式会社へ移管し、地域振興を推進する組織とする。平成20年7月飯綱町からの職員の出向が終了となる。平成22年4月飯綱町からの補助金が打ち切りとなる。平成23年4月町からの補助金が無くなり独立企業となるが、農地管理作業や助っ人クラブ事務手続き費用等を請け負う。平成25年2月そば・りんごなど「雪ねむり」シリーズの商品化を進める。その後、シャインマスカット・ナガノパープルの試験栽培開始。直売所四季菜259㎡に増築。パン工場を併設し焼きパン事業を開始。夏秋イチゴ栽培開始。直売所さんちゃん、食ごよみ 日和、いいづなマルシェ む~ちゃんが公社運営となりました。




 全体の販売の内、55~60%がリンゴの販売で、首都圏に出掛けてのイベント販売は32,000千円位で、DMでの発送販売も売上に寄与しているとのことで、自由に参画できる直売所でなければならないと言われていました。
 助っ人クラブは、日本で初めて組織され、最初は定年退職された方々が中心でしたが、高齢化とともに、今は若い奥さん方の人気があり、実力もあり頼りにされていて、リンゴ作業全般を手伝っていただき、リンゴ栽培は守られているとのことでした。
 昨年度は198,000千円でしたが、今年度は運営施設が増え、農業40,000千円、直売所250,000千円、よこ亭45,000千円、日和10,000千円、助っ人16,000千円の合計361,000千円で黒字になる見込みとのことでした。



 研修会の後は、近くのそば処 よこ亭で美味しい天ぷらそばをいただきましたが、平日なのに順番を待っている方がいるほど繁盛していました。そして、それぞれ四季菜でリンゴやシードルなどのお買い物をして次の視察先に向かいました。
 平塚社長さんには、お忙しい中我々の視察にご対応いただき、丁寧に詳しくご説明をいただき感謝申し上げます。


 午後は、小布施町の一般財団法人小布施町振興公社(小布施屋)常務理事 西澤篤さんに当振興公社の事業内容、6次産業センターの取組などについて説明していただきました。




 農業と交流と文化の町「小布施町」における6次産業の取り組みと題してお話をしていただきました。スニーカーサイズの町、オープンガーデンの花の町、栗の町等の小布施町の概要の説明後、事業内容は、小売業(直売所、花の売店)、飲食業(農村レストラン、喫茶軽食)、製造業(農産加工品の製造)、卸・流通業(青果、農産加工品の販売)、公共施設の指定管理事業などでした。


 当振興公社は、平成2年に公益財団法人として設立し、当時はフローラルガーデン(町営施設)の指定管理事業がメインでしたが、平成18年度にレストランOBUSE花屋がオープンし、平成19年度に6次産業センターの指定管理を受け、平成24年度に一般財団法人へ移行し、民間企業として自立経営が求められているとのことでした。


 経営理念は、地域の経済発展と活性化を図るため、地場産業の振興、地域資源の活用、花のまちづくり事業等を行い、もって地域振興並びに、生活文化の向上及び福祉の増進に寄与するとして、当公社の利益確保と農業の活性化につながっているとのことでした。


 6次産業センターは、1999年11月1日にオープンし、当時は利用者組合が運営を行っていて、農業は「強く」「優しく」「面白く」をモットーに、災害に強い農業で農家の自立を促し、農業の複合経営を実践する場として活用してほしいとの狙いで、1次×2次×3次=6次ですが、どれかが0になってしまうと、すべて0になるという覚悟を持って6次産業に取り組んでほしいとお願いしているとのことでした。


 小布施の栗が全国的にブランドとして認められるのは、老舗栗菓子屋の技術とセンスであり、小布施屋としても年間通して販売できる「加工品」の開発が急務であり、当施設は加工設備も古く、HACCP等新たな衛生管理基準に適応できる状況になく、自社製造での商品開発は難しいとのことでした。


 スーパーマーケットの商談を多く行い販路開拓をしていること、ブランド価値を下げないため、値下げはしないが、規格外品などの出口(販売先)も確保しておくこと、B to CよりB to Bを優先することなど営業内容もお聞きしました。
 西澤常務さんには、大変お忙しい中、当振興公社の内容などを詳細に分かりやすくご説明いただき感謝申し上げます。




 一日目の2箇所の視察研修により、道の駅いくさかの郷や(公財)生坂村農業公社の運営に参考になる内容がありましたので、引き続き委員各位と生坂農業未来創りプロジェクト会議で検討協議を進めてまいりたいと思います。


 一日目最後は高山村の八滝(やたき)と雷滝(かみなりだき)を見に行きました。八滝の落差は約180mあり、八つの滝壺を持っていて優雅さを醸し出している美しい滝で、今は、紅葉に彩られた松川渓谷と紅葉に包みこまれた八滝の美しい姿を展望台から一望できました。




 次に雷滝は、落差約30mもある大滝で、豪快な音を立てて流れ落ちる風景は迫力満点であり、しかも紅葉の季節で自然が作り出す美しい姿が見られました。




 また雷滝は「裏見の滝」とも呼ばれていて、滝口の真下の岩壁がちょうど屋根の庇のようにえぐれており、滝の裏側を通れる遊歩道になっていて、頭上からは水滴が落ちてきたり、滝のしぶきを感じながら雷滝の裏から眺めることもできました。
 紅葉の盛りには少し遅い感じでしたが、有意義な視察研修の後、雄大な滝を見ることができ、一日目が無事終了しました。




▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が立ち込めている草尾方面と犀川の風景を撮影しました。
草尾方面の風景









 その他生坂村では、小学校で北部学年部会、なのはなでジェニーとクッキング、上土ふれあい新鮮市、少年少女サッカー教室・松本山雅FC講座などが行われました。

地区要望箇所現地調査&宇留賀上空からの風景

2020年11月04日 | 生坂村の取組
 4日(水)は晴れて青空が広がりましたが、日差しの温もりが感じられても北風が吹くとヒンヤリした一日でした。
 午前9時から地区要望箇所の現地調査を行いました。最終日は宇留賀区の現地調査を実施し、古坂区は新規要望箇所がないとのことで、継続要望を検討させていただくことになりました。今回も各区長と役員の皆さんから説明を受け、議員各位に同行していただき、今年度も私と振興課の課長・係長、地区担当職員と一緒に、新規の要望箇所を協議しながら調査しました。


▽ 最初は宇留賀区の大岩集落に行き、村道が凍結するため排水路の新設の要望箇所から調査をしました。続いて村道横断のU字溝の改修、農業用水路脇の法面の崩落防止策、7月豪雨時に土石流があり、県道55号が通行止めになった横の沢の改修などの説明を受けました。






 次ぎに、県道55号の側溝の改修、村道の待避所の改修、鷺の平集落の公的な避難場所の建設要望などの箇所を調査しました。






 最後に宇留賀区全体の農地において、有害野生獣による被害が多発しており、農家の方々の耕作意欲が後退気味で、今後耕作放棄地が増えることが危惧されるため、行政、農協関係者と農家(村外者含)とで有害鳥獣被害防止策等について意見交換会の開催要望があり、開催に向けて調整させていただくことにしました。


 毎回、緊急性、必要性等を加味して、限られた財源の中、なるべく多くの要望にお応えしているところですが、今回も新たに各区から多くの要望がございます。
 今年度も担当部署と協議をし、回答した内容で対策工事及び対応をしております。また、国・県関係の道路、河川、治水砂防、治山等の要望も関係機関により、対策工事の実施及び調査をしていただいております。
 今回の要望に関しましては、基本は来年度事業としての対応ですので、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、山清路の郷資料館の近くに行き、宇留賀上空からの風景を撮影しました。
宇留賀上空からの風景







 その他生坂村では、保育園で筑北スポーツクラブとの活動(年長)、小学校でマラソン大会、児童館でのらのら青空塾、長野県よろず支援拠点出張相談会、豚コレラ経口ワクチン散布、知恵の輪委員会、歩こう部、総合教育会議などが行われました。

知恵の輪委員会&総合教育会議

2020年11月04日 | 生坂村の会議
 4日(水)の知恵の輪委員会は、私の挨拶後、定例課長会議の概要を説明し、国が行政のデジタル化や県がDX戦略の推進を掲げていることを踏まえ、長野県 先端技術活用推進課 推進員 村元義和さんに講師をしていただき、デジタル化に関する学習会(DX勉強会)を行いました。




 「一般的にDXって何?」として、 超効率化(しごとの嫌な部分をなくす)×クリエイティブ向上(しごとの楽しいを増やす)であること。


 「自治体のDXイメージ」として、初期改革の行政サービスが窓口業務のオンライン化や押印廃止であり、行政事務がグループウェアやWeb会議の活用、押印の廃止、紙の廃止、標準仕様に基づく、各種クラウドシステムの導入であること。


 「5Gって?」として、IoT時代の重要なICT基盤であるが、サービスが始まるも対応エリアや対応機能の拡充には時間がかかり、今は超高速になっただけであり、あったらいいけど、無くてもDXは進められること。


 「IoTって?」として、様々な「モノ」がインターネットに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組みであり、技術的には具現化しているが課題はコストやDX人材が少ないこと。




 「AIって」として、あるAI音声文字起こしの例により、使えば使うほど学習して、行政用語に変換できるようになるなど、うまく工夫したら実際に使える水準まできていること。


 「クラウドファーストって?」として、クラウドの利点は、費用負担の軽減、効率性の向上、セキュリティ水準の向上、技術革新対応力の向上、柔軟性の向上、可用性の向上であり、まず第一にクラウドの活用を考慮すること。


 「デジタル3原則って?」として、行政の手続きIT化にあたっての基本原則であり、マイナンバー制度の徹底活用による「デジタルファースト」「コネクテッド・ワンストップ」「ワンスオンリー」であること。
 国の動向として、地方自治体業務プロセス・情報システム標準化の取組や「押印廃止、提出は電子のみ」実現のための補助金要綱改正を実施して、自治体が取り組むべき施策や「自治体DX推進計画(仮称)」を策定し、自治体のデジタル化を抜本的に進めようとしていること。


 長野県DX戦略の概要として、長野県全域のDXを行うことで、5Gなどのインフラ整備を促進し、長野県を県民や地域企業に加えて、県外の人や企業にとって魅力的な地域にすることを目的にし、デジタル技術の特徴として、汎用化とネットワーク効果があり、県と市町村の共通業務に着目し、ICTシステムの共同利用を推進するとして、成功事例等の情報共有やデジタルインフラの共同調達に向けた使用を検討すること。




 「で、何すりゃいいの?」として、まずは、若手(Z世代)を巻き込み、チーム全体で「関心」を持つことが大事であること、また、スマート自治体推進WGでは、様々な情報を提供し、共同化について今後様々な提案をさせていただきますので、是非、県と市町村協働で長野県のDXを盛り上げていきましょう!と締めくくりました。 


 本日は何かとお忙しい中、先端技術活用推進課 推進員 村元義和さんには当村までお越しくださり、分かりやすく詳細にDX勉強会の講師をお務めいただきありがとうございました。
 当村の職員各位はDXや行政のデジテル化について取り組んでいかなければならないことが理解できたと思いますので、今後ともご指導、ご支援を賜り、県と一緒に取り組んでいきますのでよろしくお願いいたします。


 午後3時30分からは、今年度第1回総合教育会議を開催しました。最初に協議事項として、生坂村第2次教育大綱の策定について、教育基本法第17条第2項に規定する教育振興基本計画その他の計画を定めている場合には、その中の目標や施策の根本となる方針の大綱に該当すると位置付けることができると考えられることから、「生坂村第6次総合計画」における教育委員会所管部分を大綱のベースに位置づけることにしました。


 令和元年度生坂村教育委員会の事務の管理及び執行状況の点検・評価については、教育大綱における施策に対し、A~Eの5段階の自己評価を行いましたので、12月定例議会中の全員協議会で報告することにしました。
 教育委員会の関連する個別計画の「第2期生坂村子ども・子育て支援事業計画(概要版)」「第2次生坂村男女共同参画計画の概要」もほぼできていますので、少し校正をして、これらの計画も12月定例議会中の全員協議会で報告し、全戸配布することになります。


 報告事項として、新型コロナウイルス感染症拡大防止に係る小・中学校の対応について、学習進度はほぼ100%に近いとのことで、修学旅行は、小学校6年生は南信方面に実施予定で、中学校3年生は中止とのことでした。
生坂保育園における信州やまほいく(信州型自然保育)の認定については、10月1日に認定証をいただき、認定を受けたことを啓発しながら信州型自然保育を実施して行くとのこと、生坂村保小中一貫教育研究検討協議会については、協議を進めていて、義務教育学校か、一体型か、併設型か、今年度中に最終提言書を提出したいとのことでした。


 旧第11通学区高等学校教育懇話会については、第2回の当会議を10月16日に開催して、研究部会を3つに分けて、生坂村は安曇野市と一緒に事務局を行う部会になり、今年度2~3回の開催予定であること、生坂小・中学校における土砂災害、水害、台風等緊急時での対応について、今年の7月8日の豪雨時が登校時間に重なったため、今後登校時前に判断することに向けて調整することにしました。


 オンライン塾に関しては、中学3年生が数学・英語を10月20日から10名が受講していること、今年度の成人式は来年1月3日に例年通り行うが、コロナ禍であり来賓は村長、議長だけにし飲食は行わず、新成人と恩師には折詰をお持ち帰りいただくように計画していることなどの報告を受けました。