信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

平成30年度(第82回)一般社団法人全国治水砂防協会通常総会並びに長野県砂防講演会

2018年05月24日 | 私の活動報告


 24日(木)午前10時20分から、語り芸術家(語り部・かたりすと)大阪芸術大学放送学科教授 平野啓子先生の砂防についての講演から始まりました。平野先生は3年前からお願いしており、今回は「熊本地震 復興への祈り 阿蘇・熊本城」と題して、最初に南阿蘇村立野地区の阿蘇大橋の大規模斜面崩落現場に行き、九州地方整備局熊本復興事務所の方々からの説明を伺い、この地区の崩壊規模は、長さ約 700m、幅約 200m にわた って崩壊しおり、その大きな崩壊にとても驚き、現場の方々が復興に向けて頑張っていて、大変な復興工事には、チームのコミュニケーションが大事であるとのことでした。
 阿蘇大橋の崩壊など地震によって構造物が壊れてしまったことを、語り部として心に刻んで伝えていかなければと言われました。
 次に南阿蘇村河陽地区の高野台の地すべり災害現場に行き、死者5名、民家が被災するなど大きな被害を受けたことに、まさかと思うなだらかなところの災害にも驚かれたとのことでした。
 次は、熊本城の被災現場を見て、まずショックを受けたこと、熊本城は、熊本県民からは父親、大黒柱のような存在であるから、大きな悲しみであったことでしょうが、天守閣の工事の模様が見えるところが、写真撮影スポットになっていて、是非復興の状態を見てくださいとのことで、20年毎年の復興の状況を見に来ていただきたいとの考えの表れとのことでした。また、石垣を自然石で400年も昔から積んだ「穴太積み」は、強固になる積み方と感で積んでいくことで、江戸時代には砂防の堰堤に使われたことや加藤清正を祀った加藤神社の中でも天守閣の撮影ポイントがあり、多くの場所に「熊本に来てください」とPRしていることなどを話され、熊本の復興を心よりお祈りしていますと言われていました。

△ 平野先生が「熊本地震 復興への祈り 阿蘇・熊本城」の話をされているところです。


 総会では、議案として平成29年度収支決算審議が上程され、報告として、平成29年度事業報告・公益目的支出計画実施報告、平成30年度事業計画報告・収支予算報告が上程され、それぞれ原案通り承認されました。




△ 長野県治水砂防協会の会長として壇上の席にて撮影しました、平成30年度(第82回)一般社団法人全国治水砂防協会通常総会の模様です。



△ 全国治水砂防協会の綿貫民輔会長さんが、昨年は九州北部豪雨災害や相次ぐ台風襲来等により全国各地で、過去最も多い1,500件以上の災害が発生し、土砂災害の防止、軽減の基本である砂防堰堤等の整備を計画的かつ協力に推進しなければならない。また、砂防会館本館が4月25日に竣工し、今後も会員あっての会館、協会であると謝辞を述べられ、今年の大分県中津市耶馬渓町で発生した土砂災害にも触れ、砂防事業は日本の国土保全に欠くことのできない事業であり、砂防の世界は社会のニーズに応えつつ、砂防事業は土砂災害から人命を守る使命を全うすべき歩んでいますなどと挨拶をされました。


△ 秋元司国土交通副大臣が、我が国は近年の異常気象に伴う集中豪雨により災害が激甚化し、火山活動も活発化し大規模地震の発生が懸念される中、昨年は全国で多数の土砂災害が発生し、各地に深い爪跡を残しました。国土交通省としては、生命・財産の保全をするために、砂防堰堤等の工事を重点的に実施するとともに、土砂災害警戒区域の指定については、基礎調査を完了するなどの土砂災害に対するソフト面の対策も一層強化し、安全安心な国づくりのために砂防行政の強化に全力で取り組んでまいりますなどの祝辞を頂戴しました。


△ 岡本理事長さんが、パワーポイントを使って、平成29年度事業報告等の議案を説明しているところです。




△ 総会後の功労者表彰では、多大な治水砂防関係のご貢献・ご尽力に対し、9名の皆さんが表彰され、我が長野県治水砂防協会 前副会長の南箕輪村の唐木一直村長さんも表彰されました。

▽ 私の同級生の務台代議士が、総会には間に合わなかったため、長野県の会場に来て挨拶をしてもらいました。


 午後1時30分からは、例年恒例の長野県砂防講演会が行われました。
▽ 私が長野県治水砂防協会の会長として、皆さんが一同に会し、最新の情報提供を受ける機会は、滅多になく、本日は、大変貴重な機会でございますので、ご傾聴をいただき、有意義な時間としていただきますよう、お願いするなどの開会の挨拶をさせていただきました。


▽ 最初に国土交通省水管理・国土保全局 砂防部長 栗原淳一様から今年は「明治150年」-砂防堰堤と歴史―と題して講演をいただきました。
 現在の砂防事業は、直轄事業費が1,000億円で、1.0は確保したが、熊本、福岡の災害復旧工事が直轄になり、継続している事業費は減っている現状である。今後、大災害あるとかなり厳しい状況であり、福岡の災害で流木を捕捉した放送のように、砂防事業の重要さを理解していただくために公報をもっとすべきであるとのことでした。


 また、約100年前の日本の山地河川の状況、約100年前の日本の砂防施設(塩尻市)の工事の様子、日本の砂防のはじまりとして、「諸国山川の掟」の話、砂防のあゆみとして「福山藩の砂防事業」、石積堤などを指導したデレーケの功績、明治17年に作成された「長野県下信濃国更級郡桑原村砂防工場竣功箇所一覧之図」には「砂防」という言葉が使われていた事、明治19年着工で29年竣工した小川村の薬師沢石張水路工と砂防惣代の内容、コンクリート・建設機械等近代技術の導入、赤木先生による砂防のあゆみとしての白岩砂防堰堤の工事内容、白馬村の平川源太郎砂防ダム、上高地の釜ヶ渕堰堤、上蔵(わぞ)砂防堰堤など、近代の砂防工事を説明され、昭和9年長野県が砂防協会を設立し、県議や首長の皆さんが国にも協会の設立を要請し、昭和10年に全国治水砂防協会が創設されたなどの講演をしていただきました。


▽ 次に一般社団法人全国治水砂防協会 理事長 岡本 正男様から「砂防の楽しい話」と題して講演をしていただきました。砂防会館本館の施工内容として、外壁は砂防のイメージを感じさせるために、6種類の見本から「山水岩」を使って、スリッド堰堤のように見える外観と、エントランスホールに飾られている4枚の絵ガラスの内容、旧本館正面玄関の3本柱の「稲田石」を使用したこと、「砂防会館」という文字を忠実に使ったこと、かつての土地所有者のレーマン家寄贈の蘇鉄や、赤木先生の銅像が故郷の兵庫県豊岡市を見つめて一歩も動いていないことなどを教えていただきました。


 地すべり等防止法60周年として、小谷総社を清水山に建立から「地すべり」の言葉の歴史、法成立の背景、地すべり等防止法に係る政府案、絵葉書になっている大和川の地すべり対策工事の内容などを説明していただきました。
また、東日本大震災その後として、福島県沖地震の対応が、被災地でも「心」が風化していて、「3.11より弱い」と危険性を軽視していたこと、大川小をめぐる状況などについて話され、「避難勧告発令は首長の義務」豪雨訴訟で初判断の件や、砂防法121年として砂防法の制定なども講演していただきました。


△ 利根川水系砂防事務所 田村所長さんから、浅間山直轄火山砂防事業、本白根山噴火の概要等について情報提供していただきました。


△ 富士川砂防事務所 満徳所長さんから、富士見町の富士川水系直轄砂防事業等について情報提供していただきました。


△ 湯沢砂防事務所の赤沼所長さんから、信濃川下流水系直轄砂防事業の中津川流域における整備事業等について情報提供していただきました。


△ 松本砂防事務所の石田所長さんから、信濃川上流水系15か所・高瀬川流域・姫川水系13箇所の直轄砂防事業等について情報提供していただきました。


△ 多治見砂防国道事務所の植野所長さんから、木曽川水系の県内14箇所の直轄砂防事業等について情報提供していただきました。


△ 天竜川上流河川事務所の椎葉所長さんから、天竜川上流直轄砂防事業の47箇所等について情報提供していただきました。


△ 長野県建設部砂防課の田下課長さんから、「学びと自治で拓く長野県の砂防」と題して、今年度の建設部施策方針・当初予算、砂防の主な事業(ハード対策)、飯山市井出川の流木対策、砂防の主な事業(ソフト対策)、土砂災害警戒情報の発表基準、「災害文化遺跡等八十八箇所めぐり」(案)等について情報提供していただきました。

▽ 砂防懇談会が終了した後、岡本理事長さんに案内していただいた、砂防会館本館の7階フロワーと窓からの風景です。



 気候変動、大規模地震、火山噴火に伴う深層崩壊等の大規模土砂災害から、人命・財産の保護による安全安心な生活のために、防災・減災対策による施設整備と、災害からの避難に資する対応を迅速的確に行うための防災訓練など、国土の強靭化と地域防災力の強化の取組が重要であると感じました。
 全国治水砂防協会、国土交通省砂防部、長野県砂防課等の皆さんにはお世話になりました。そして、参加された皆さんお疲れ様でした。

▽ 朝の写真は下生野上空からの風景です。








 その他生坂村では、保育園で尿再検査、中学校で1学期中間テスト・3年復習テスト、公民館で陶芸教室・バドミントン教室、農業委員会、民生児童委員協議会、前立腺がん検診、足つぼ動画撮影などが行われました。


全国治水砂防協会評議員会&ダム・発電関係市町村全国協議会定例総会・合同勉強会

2018年05月23日 | 私の活動報告
 23日(水)午前11時からは、全国治水砂防協会評議員会は、シェーンバッハ・サボー利根で行われました。岡本理事長さんから、砂防会館本館竣工祝賀会に多くの皆さんにお越しいただいたことに謝辞を述べられ、明日の総会へ上程する議案についての審議をお願いするなどの挨拶をいただきました。


 そして、大阪府砂防協会長 武田阿南町長さんが議長として、議題は岡本理事長さんから明日の平成30年度通常総会に諮る、平成29年度事業報告・収支決算・公益目的支出計画実施報告、平成30年度事業計画・収支予算の説明を受け協議をし、原案通り通常総会に附議することになりました。




▽ 議題審議の後、来賓としてご臨席いただいた栗原砂防部長さんから、今年度の当初予算は1.0を確保したが、災害が多いことから、来年度予算でさらに概算要求したいこと、大分県での災害や火山噴火などでの風評被害、人手不足によるロボットの活用、砂防を教える若い先生の育成などのご挨拶をいただきました。


▽ 今井砂防計画課長さんと「砂防行政に関する最近の話題」の資料を基に、平成30年度の予算・新規事項、事業着手に関する式典、平成31年度末の完了予定の土砂災害警戒区域等の指定促進、土砂災害防止「全国の集い」・「山の日」記念全国大会の開催、今後の主要な国際会議などについて説明していただきました。


▽ 浦保全課長さんからは、平成29年に発生した土砂災害状況、災害関連緊急砂防等事業の採択実績や土砂災害への対応、今後の流木対策の進め方、砂防工事とi―Construction、無人化施工の発展、ドローン技術を活用した砂防施設の点検の高度化・効率化、砂防関係施設の維持管理・長寿命化計画に関する取り組みなどについて説明をしていただきました。


 午後1時30分からは、ダム・発電関係市町村全国協議会理事会に、長野県町村会理事の関係で、ダム・発電関係市町村全国協議会の理事でもあるため出席しました。
▽ ダム・発電関係市町村全国協議会 会長 辻一幸氏(山梨県早川町長)が、535市町村の水源地域における地域振興のために、森林環境税が平成31年度に創設されることが明記され、更なる課題解決に向けて国会議員との連携を強化し、今後も皆さんの格段のご協力をお願いするなどの開会の挨拶をされました。


 午後2時30分からは、理事会で附議された、会務報告、平成29年度決算の報告、平成30年度事業計画・歳入歳出予算・会費の負担基準等、役員の補充選任ついて報告をして承認され、議案第1号「ダム・発電関係市町村振興対策の充実・強化に関する要望」(案)が、上程された内容で議決されました。

▽ ダム・発電関係市町村等振興議員連盟会長 山本拓先生が、森林環境税をどう生かして、どう使うか、バイオマス発電のため機能的に搬出して活用するか、水源林としての施業方法や造林など森林整備計画の中にどう書き込むか、ダム再生ビジョンと地域再生計画、市町村整備計画とどの様にリンクさせていくかなど、森林環境税の活用についてさらに検討をしていかなければならないなどと祝辞を述べられました。


▽ 当連盟顧問 細田博之先生が、森林環境税はパリ協定の実現のために必要であり、CO2排出削減に有効に使わなければならないし、森林環境税で真剣に森林を守っている市町村のために使われるべきと思うが、人口割が3割になってしまい、6,000万人から1,000円をいただくとして、都市部にも徴収事務、材木活用等のために使われることになる。また、水力発電は大切であり、老朽化の対応をして地方の環境が維持される様に結束して予算要求をするべきなどと祝辞を述べられました。


▽ 資源エネルギー庁電力・ガス事業部 村瀬部長さんからは、エネルギー基本計画ができ、水力は再生可能エネルギーであるから、強固の施策などで設備の更新に係る経費や交付金による支援して、地域独自の施策や地域の活性化につなげてまいりたいなどと祝辞を述べられました。


▽ 国土交通省 水管理・国土保全局 河川環境課 森川課長さんから、全国各地で気候の変動のため浸水被害が多発しているが、水力ダムが災害のリスクを抑えているし、ストック効果も高い。また、ダム再生ビジョンにより、賢く整備、準用して、利水治水両面からダムの再開発をし、流域全体の資源であるダムを多様な担い手として、地域振興にも結び付けていきたいなどと祝辞を述べられました。


 その後4時から、参議院議員会館101号室において、ダム・発電関係市町村等振興議員連盟との合同勉強会が行われました。

▽ 最初に国土交通省 水管理・国土保全局 局長 山田邦博氏から、九州北部豪雨の大災害で、河川の氾濫が多発したが、ダムの放流調節や多量の流木の捕捉などで、ダムによる減災効果があったこととダムの長寿命化などで水源地域の振興につなげていきたいなどと挨拶されました。


▽ 次に国土交通省 水管理・国土保全局 河川環境課 流水管理室長 丸山準氏から、「ダム再生ビジョンと水源地域の振興」と題して、ダムの長寿命化やダムを活用した地域振興などのダム再生ビジョンの概要、ダムに流入した流木の状況、流木の有効活用事例、中小水力発電の取組、ダムを活用した観光振興などについて説明を受けました。


▽ 次に林野庁 森林整備部 計画課長 小坂善太郎氏から、「水源林の整備と木質バイオマスの利用推進について」と題して、森林の水源涵養機能、森林計画制度における水源涵養機能を有する森林の位置づけ、市町村森林整備計画における各機能に応じた森林の区域の設定、新たな森林管理システムの概要、森林計画制度における木質バイオマス利用の位置づけ、木質バイオマス利用に関する市町村森林整備計画の作成事例、地域内エコシステムの考え方などについて説明を受けました。


 私は、理事会、定例総会、合同勉強会と出席させていただきまして、森林環境税の活用、ダム・水力発電施設地域の水源地対策、木質バイオマス利用、関係市町村の振興対策の充実・強化に関する施策など勉強になりました。

▽ 今朝は明科駅一番電車に乗る前に撮影した我が家の庭や花々の風景です。







 その他生坂村では、小学校で運動会児童係会、健康管理センターで乳幼児健康診査などが行われました。

議会運営委員会&日岐区村政懇談会

2018年05月22日 | 報告
 22日(火)午前10時からの議会運営委員会は、6月定例会の日程等を決めていただきました。6月13日(水)10時開会、14日(木)10時から総務建経常任委員会、15日(金)10時から社会文教常任委員会、21日(木)10時から一般質問などの日程を決めていただきました。

▽ 午後7時からの村政懇談会を日岐区で開催させていただきました。牛沢区長さんの開会の挨拶で始まり、私から今年度の予算、重点事業の概要説明を主に挨拶をさせていただき、各部署から今年度の新規事業、村づくり計画の変更点等を説明いたしました。



 また、出席された3名の議会議員さんから自己紹介をしていただき、日岐区の地区担当職員、南部地域支援及び新たに情報発信・結婚支援のいくさか大好き隊員からも自己紹介をしていただきました。

▽ 私が、当日お配りしたご報告要旨に沿って、今年度の予算、重点事業の概要を主に挨拶をさせていただき、出席した皆さんが聞いていただいているところです。



 区民の皆さんのご意見・ご要望と我々の回答内容の概要としては、
 やまなみ荘の29年度の日帰り宴会については、入浴者数、宿泊者数、日帰りの宴会者数などをお知らせし、皆さんのご利用をお願いしました。
 ガソリンスタンドの更新時の補助については、経済産業省の補助や県の中小企業融資制度、法人税の3年間免除などをお知らせしました。
 若者定住住宅の皆さんが分からなく、地域住民とのお付き合い、協働作業の参加がないなどの現状については、個人情報保護条例があり、行政としては法を順守していますので、団地の皆さんにお声がけや働きかけをしていただく様にお願いしました。
 支え合いマップの作成の手伝いについては、区や常会で話し合って作成していただく様にお願いしました。
 保小中一貫教育検討研究協議会の進捗状況と方向付けについては、昨年度3回の会議をし、一貫教育のあり方、特色ある教育などを協議し、今年度は視察研修を予定し、協議を重ねて生坂教育の方向付けをしていきたい。
 その他、人口減少の現状、やまなみ荘の人件費の抑制、世帯が把握できず選手集めが大変である事、水鳥公園の草刈りの要請、水銀灯の修理要請、旧消防詰所の管理、大倉地籍の工事内容、野生獣の防護柵の予備品要請、団地の遊園地の管理、川鵜対策の現状と要請、県営中山間総合整備事業の遊上水路工事の要請、漏水対策の強化、宮ノ上団地の空き家の解消、介護保険料の値上げの状況など、多くの忌憚のないご意見・ご要望をいただきありがとうございました。
 最後に私から、個人でできることは個人自ら行っていただく、個人でできないことは家族や地域の取組の中で解決していただく、それでも解決できない問題は行政と一緒に解決していく、「自助・共助・公助」の協働による村づくりについて、ご理解とご協力をお願いしました。

▽ 朝の写真は日岐区上空からの風景です。







 その他生坂村では、保育園で誕生会、小学校でALT、中学校で歯科検診、児童館でおはなしひろば、下生坂の皆さんの元気塾、昭津・古坂で健康応援隊、食品衛生協会・青色申告会総会、直売施設設備整備事業開札などが行われました。

平成30年度 重要水防箇所合同巡視

2018年05月21日 | 生坂村の報告
 21日(月)午後1時30分より、千曲川河川事務所 松本出張所管内の重要水防箇所を、梅雨や台風による水害が心配される出水時期前に毎年度の合同巡視を実施していただきました。今回は千曲川河川事務所 木村所長さん、松本出張所 小口所長さんはじめ職員の皆さん、下生野の降幡区長さん達、小立野久保田区長さん、生坂村消防団の寺島団長、平田副団長、山本副団長、瀧澤消防主任、行政からは私と振興課長、建設係長が合同で巡視を行いました。

▽ 最初に水防倉庫の前で、千曲川河川事務所 木村所長さんから挨拶をいただき、小口所長から本日の巡視行程、松本出張所管内緊急用資器材保有状況、千曲川河川事務所HP、平成18年7月の出水概要、水防活動時の注意事項等について説明をしていただきました。


▽ 水防倉庫の備蓄材の確認では、備蓄資材台帳等により土のう・浄水器・発電機・投光器・保存水などの資材と備蓄品等の確認をしていただき、今回もこれといって注意点はありませんでした。




▽ 今年度も国の管理区間は日野橋から上流ですので、下生野の日野橋上流右岸箇所から現地確認の巡視を行いました。ここは今回も、堤防高不足、堤防断面不足など危険度が高い所という説明を受け、出水時には早めに確認するように指示されました。






▽ 睦橋上流右岸の下生野の揚水場の少し下流の水衝洗掘箇所と水位表示を睦橋から確認しながら説明を受けました。






▽ 小立野地区の水衝部に護岸が洗われないよう数年前に根固ブロックを設置していただいた箇所について説明していただき、根固ブロックが無い箇所や堤防高不足ではないかとのことでした。




▽ 毎年度、国へ危険箇所の対策工事の要望を行ってきまして、一昨年度から当村の第1要望箇所の小立野地区の築堤工事に着手され、昨年度は樋門が完成し、今年度は上流に向かって築堤工事を進めていただく予定であり、千曲川河川事務所の皆さんに御礼を申し上げました。






▽ 私からは、小口所長さんに詳しく説明をいただき、千曲川河川事務所 木村所長さんはじめ職員の皆さんなど多くの皆さんに巡視点検をしていただいたことに御礼を申し上げ、これからの出水時期には、生坂村消防団との防災訓練も行っていますので、ハード・ソフト両面から防災・減災対策に取り組んでまいりますので、引き続きのご指導・ご理解をお願いするなどの御礼の挨拶をしました。

 参加された皆さん、大変暑い中合同巡視をしていただきありがとうございました。そして、お疲れ様でした。

やまなみ荘定例会&生坂農業未来創りプロジェクト会議

2018年05月21日 | 生坂村の会議
▽ 2018年第2弾「海鮮丼フェア」は、「三陸産 カキ」で少しでも東日本大震災の復興のお手伝いになればと仕入れました。また、今まで評判の良い北海道標津町直送のホタテ・イクラに加え、マグロ・タコ・貝類等も入った具沢山の海鮮丼です。31日(木)まで平日ご提供していますので、皆さんのご利用をお待ちしております。


 21日(月)午前10時からのやまなみ荘定例会は、4月の利用状況が、前年度対比で宿泊者数55名減、日帰り宴会者222名減でして、収入合計8,203,604円(前年度対比77.6%)支出合計9,232,417円(87.9%)となり、4月度は1,028,813円の大幅な赤字となりました。
 6月からは、生ビール祭りが始まり、菖蒲湯が6月10日(日)・11日(月)に行い、今回初めてスタミナフェアとして、スタミナ丼・スタミナカレー・スタミナラーメンを6月中毎日開催し、松本山雅FCホームゲームペアチケットのプレゼントなども行います。
 7月には、初めての企画として「スウィーツ&軽食 ビュッフェ」を金曜日に開催するために検討をしていますし、フェイスブックやインスタグラムなどのSNSでのPRにも努めていくことになりました。
 今後も、美味しいお料理とおもてなしの心で、皆さんのご利用をお待ちしております。

 午後3時30分からは生坂農業未来創りプロジェクト会議を開催しました。最初に(株)ながのアド・ビューロさんから「生坂村地域活性化施設「いくさかの郷」オープン告知及び利用促進の提案をしていただきました。プロモーションの考え方、スケジュール、ポスター・チラシなど広報・制作物、道の駅の広告宣伝の全体計画、各媒体のプロモーション、オープン記念イベントなど多岐にわたって提案していただきました。
 
 
 協議内容は、「いくさかの郷」農林水産物直売所補正予算(案)では、UAゼンセン長野県支部まちづくり実行委員会からご指導いただいた「管理運営計画」を参考にして、売上見込み仕入方法別の売上総利益表、人件費・臨時雇用賃金明細、光熱水費などを提示し協議していただき、6月定例会に上程させていただくことになりました。
その他にも、三重県熊野市への視察研修、ハンガリー名誉総領事館の認定取得、酒類販売コーナーのレイアウトなどを協議していただき、さらに次回の会議で詳細を決定することになりました。

▽ 朝の写真は生坂ダム湖の風景です。







 その他生坂村では、小学校で認め育む週間、お母さん頑張る会視察研修、重要水防箇所合同巡視などが行われました。

平成30年度 村民総合スポーツ祭

2018年05月20日 | 生坂村の催し
 20日(日)午前7時30分より総合グラウンドで開会式を行い、8時過ぎより各会場で、ソフトボール、ソフトバレーボール、ゲートボール、マレットゴルフ、軽スポーツの5種目で子供から高齢者まで200名以上が参加して、親睦を深めながら一生懸命に競技していただきました。

▽ 優勝旗・優勝杯の返還、瀧澤公民館長の挨拶、私と平田議長の祝辞、選手宣誓などの開会式の模様です。




▽ 私からは、公民館長、各分館長はじめ役員の皆さんの準備、選手集め、運営等に感謝を申し上げ、スポーツには素晴らしい五月晴れですから、日頃の練習の成果を発揮して良い成績を目指して、親睦を深めながら、怪我の無いよう楽しくプレイをしていただきます様お願いし、健闘をお祈りしまして挨拶させていただきました。






 公民館、体育協会、各専門部、各分館の役員の皆さんは、準備、運営、チーム編成など大変ですが、スポーツを通しての一堂に会する場を持つことは、村民の皆さんのコミュニティを深めることになりますし、地域・村の活性化にもつながっていくと感じております。

▽ ソフトボールの模様です。










 今大会私は、農業体験ツアーの対応があり、また全然ソフトボールをしていなかったものですから、怪我が心配で今回は参加せずに写真を撮りながら応援をさせていただきました。

▽ ソフトバレーボールの模様です。











 全部の会場の写真を撮りながら回りましたが、一生懸命にプレイをしながら、和気あいあいの雰囲気も感じられ、村民の皆さんがスポーツを通して集うことの大切さを感じました。

▽ ゲートボールの模様です。










▽ マレットゴルフの模様です。










▽ 軽スポーツは、ストラックアウトとスカットボールという軽スポーツと、B&Gのギネスに挑戦として、「紙飛行機の的当て」と「鉛筆立て」で子供達が楽しんでいる模様です。










 優勝は、ソフトボールが下生野分館、ソフトバレーボールが上生坂分館、ゲートボールが下生坂分館、マレットゴルフが上生坂分館でした。

▽ 閉会式の模様です。










 公民館、体育協会、各専門部、各分館の役員の皆さんと選手の皆さん、色々とありがとうございました。そして、お疲れ様でした。

春の農業体験ツアーの2日目

2018年05月20日 | 生坂村の催し

△ すべての体験が滞りなく終了して、昨日田植えをした水田のところで記念撮影をしました。

 20日(日)のツアー2日目も五月晴れの天候に恵まれ、朝8時頃にやまなみ荘を出発して、高津屋森林公園でわらび、うど、ふき、原木しいたけの山菜狩りの体験で楽しんでいただきました。


▽ 高津屋森林公園の管理人から、わらびやうど、ふき、原木しいたけの採り方を教えていただき、山菜などを一杯採って楽しんでいただきました。


































 次は2班に分かれて、そば打ち体験と山菜料理教室のコースに分かれて楽しんでいただきました。

▽ 山菜料理教室のコースは、瀧澤さんと竹本コーディネーターの指導の下、山菜の天ぷらとわらびのおひたしとわらびの卵とじを作っていただきました。








▽ そば打ち体験コースは、おじさま倶楽部の有段者のご指導を下、二人一組になって、最初から詳しく教えていただき、美味しそうな手打ちそばが打ち上がりました。


















▽ 両方のコースが終了して、昨日田植えをした水田のところで記念撮影をして、皆さんが作った山菜料理と手打ちそばを美味しくいただき、解散式をして私から御礼の挨拶をさせていただきました。








 それからやまなみ荘で帰る支度をしてから、かあさん家でお買い物をしていただき帰路につきました。参加された皆さんが植えていただいた稲や野菜は、責任をもって管理していきますので夏と秋にもぜひお越しください。
 ご参加いただきました皆さん、ご協力いただきました多くの村民の皆さんに感謝を申し上げます。

▽ 朝は北アルプスが綺麗に見えた草尾方面の風景です。



春の農業体験ツアーの1日目

2018年05月19日 | 生坂村の催し

△ 殆ど手植えだった田植え後に、恒例の大城・京ヶ倉をバックに記念撮影をしました。

 19日(土)12時頃に健康管理センターまで、参加される皆さんにお越しいただき昼食を食べていただきました。
 今回も「女・人輝きくらぶ」の皆さんに用意していただいた、炊き込みご飯おにぎり、すいとん、漬物、サラダ、山菜天ぷら、味卵、ゼリーなど、殆ど生坂村産の食材で作られた美味しい昼食でした。

▽ 男の子の「楽しく美味しくいただきましょう!」の掛け声で、参加者とスタッフの皆さんで一緒に「いただきます!」と言って美味しくいただきました。




 昼食後の田植えは、今年度も「上生坂ほたるの里の会」の皆さんに、準備とご指導、お手伝いをお願いし、今回は歩行型の田植機の調子が悪く、1反歩一寸の田んぼを殆ど手植えで田植えをしました。

▽ 私と「ほたるの里の会」の平林会長さん、丸山さんから、歓迎の挨拶と田植えの仕方などをお話ししているところです。








 皆さんは、遠路来られた疲れも見せず田植えをしていましたが、例年の様に子供達は泥んこになって田植えをする子やカエルを捕まえたりして、楽しくはしゃいでいました。また、大人達は手慣れた手つきで賑やかに「ほたるの里の会」の皆さんと手植えをしていました。

▽ 大人も子供も、皆さん一生懸命に田植えをしていただきました。ほたるの里の会の皆さん、いくさか大好き隊と我々も手伝いました。


















 殆ど手植えでしたが、「ほたるの里の会」の皆さんに多く手伝っていただき、予定より早く終わり、ヨモギ大福、漬物などでお茶を飲みながら交流会を行いました。皆さん、リピーターが多いですので顔なじみの方が多く、田植えの時や交流会では話しが弾んでいました。

▽ ヨモギ大福、漬物などを食べながらの交流会と記念撮影の模様です。






▽ それから上野の体験農園に行き、さつまいも、松本一本ネギなどの苗の定植と美味しそうな玉レタス、サニーレタス、キャベツを収穫していただきました。牧田さんの指導で、農業女子の小野さんにも手伝っていただき、用意してあった苗床にそれぞれの苗を植えて土掛けをしてもらいました。






















 今回も1日目は農業体験だけでしたが、五月晴れの爽やかな天気で気持ちが良く、参加されたそれぞれの皆さん、田植えと野菜の苗の定植・収穫など、一生懸命に取り組んでいただきありがとうございました。また、お手伝いをしていただいた皆さん、大変お疲れ様でした。

▽ 朝の写真は生坂ダム湖の風景です。



 その他生坂村では、公民館で地域未来塾・サッカー・バレーボール教室などが行われました。

県道上生坂信濃松川停車場線の建設部要望と下生坂区村政懇談会

2018年05月18日 | 生坂村の懇談会
 18日(金)は朝から蒸し暑く、夜に村政懇談会を開催させていただきます下生坂区を上空から撮影しました。








 午後1時30分からは、長野県建設部 長谷川部長さんに、県道上生坂信濃松川停車場線の「災害に関する緊急要望」をさせていただきました。宮澤県議会議員さんと清澤県議会議員さんにご同行を賜り、当整備期成同盟会の池田町長の甕会長さんと平林松川村副村長さん、池田町の矢口副議長さん、五十嵐自治会長さん、当村の平田議長さん、高野区長会長さん、竹内草尾区長さんと担当の職員各位で要望しました。
 緊急要望の内容は、今年の3月1日・9日・22日の降雨と降雪により、池田、生坂境の一次改築未完区間において山からの度重なる土砂崩落と、同時に山間部沿線の数箇所で倒木があり、本道路が3日とも通行止めになる被害が生じました。
 またここ数年間、本道路においてこのような災害が続いていることから、危険個所の整備を早急に実施していただき、安全・安心に通行できる道路になるように対策工事などの実施を要望してまいりました。


▽ 長谷川部長さんからは、崩落箇所の対策工事の調査中であり、6月中には発注をしたいなどと回答をいただき、生坂村の皆さんからは、あづみ病院への通院、生活必需品の買物、通勤、通学等の生活道路など、それぞれに当県道の安全・安心に通行できる重要性と現状などを訴えていただきました。








 午後7時からの村政懇談会を下生坂区で開催させていただきました。藤澤区長さんの開会の挨拶で始まり、私から今年度の予算、重点事業の概要説明を主に挨拶をさせていただき、各部署から今年度の新規事業、村づくり計画の変更点等を説明いたしました。
 また、出席された議会議員さんから自己紹介をしていただき、下生坂区の地区担当職員、中部地域支援及び新たに情報発信、下生坂の農業支援のいくさか大好き隊員からも自己紹介をしていただきました。

▽ 私が、当日お配りしたご報告要旨に沿って、今年度の予算、重点事業の概要を主に挨拶をさせていただきました。


 区民の皆さんのご意見・ご要望と我々の回答内容の概要としては、
 お父さん頑張る会の元気づくり支援金の再精査の内容については、事業内容を再精査して2次募集に申請していきます。
 体育館の耐震化改修と公民館への改修については、設計業者が決まり実施設計に向けて地元の皆さんと協議していき、概ねの工期、工事手順等を説明しご理解とご協力をお願いしました。
 小中学校の給食費の無料化は有り難いが、給食センターがオール電化で停電時の対応については、今回の停電は給食調理時であり迷惑をお掛けしたので、今後どの様な対応ができるか検討していきます。
 停留所の錆などの老朽化対策については、停留所の現状を確認してから修繕します。
 公民館の改修の負担金については、耐震化改修以外の公民館改修は受益者負担を一割お願いしています。
 介護保険料の5,700円へのアップ率が大きいことについては、平成27年度に施設介護の給付費が伸び、その実績を鑑みて設定したためです。
▽ それぞれのご質問やご提言に対して、私や教育長・担当課長等で答えさせていただきました。

 その他、道の駅の進捗状況、国道の舗装面の修繕・支障木伐採等の国交省への要望要請、空中散布の効果の有無、国の安全基準に適合・散布後の結果公表、介護予防の取組強化、太陽光ソーラーパネルの設置に対する条例化などのご質問、ご要望をいただき、それぞれに対応できる案件、現地調査をして検討をさせていただく事案などのお答えをしてご理解とご協力をお願いしました。
▽ 私から下生坂区の皆さんには、忌憚のないご意見・ご要望をいただいたことに謝辞を申し上げ、回答内容に沿って、担当部署や課長会議等で検討協議をし実施してまいりますなどと御礼の挨拶をさせていただきました。

 その他生坂村では、保育園で田植え・泥遊び、小学校で検尿②・岩下SC来校、児童館でマラソンクラブ、生坂村コミュニティースクール運営委員会、図書ボランティア会議、上生坂B班の皆さんの元気塾、設計業務入札などが行われました。

生坂村総合戦略策定庁内検討会議&生坂村議会臨時会の挨拶

2018年05月17日 | 議会の挨拶
 17日(木)の朝は、田植えが盛んに行われている下生野の水田風景で、年に一度の撮影かもしれない風景です。








 午前10時から役場会議室で開催しました総合戦略策定庁内検討会議は、「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」のPDCAサイクルの進捗管理シートに沿って、各部署が平成29年度の実施状況について、KPIに対する達成率などを評価し、今年度以降における改善の取組について示された内容について協議をしました。
 評価(C)と改善(A)について、目標通りに進捗している事業と下回っている事業があり、今後各部署で協議結果を反映させて訂正することになり、また、地方創生加速化交付金事業と地方創生拠点整備交付金事業の効果検証個別シートも各部署で作成し、評価と改善について協議をして、その結果を31日の生坂村総合戦略策定審議会に諮ることになりました。

 午後2時からの「平成30年第1回生坂村議会臨時会」において、開会と閉会の挨拶では、行政報告を含めた内容と議案説明などを申し上げました。

      平成30年第1回生坂村議会臨時会の開会の挨拶

 それでは、平成30年第1回生坂村議会臨時会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
 田植えや野菜の苗植えなど、農作業が忙しい時季となり、新緑が鮮やかで風薫る爽やかな季節となりました。
 議員各位に於かれましては、公私ともにご繁忙の折、全員のご参集をいただき誠にありがとうございます。平素は、村政運営に対しましてご指導・ご鞭撻をいただいていますことに感謝申し上げる次第でございます。
 さて、議員各位に3月定例会で今年度当初予算をお認めいただきました、「道の駅を拠点とした地域活性化事業」を実施するための「地方創生推進交付金」は、3月29日に要望額ほぼ満額の27,546千円の内示をいただくことができました。
 これで、「道の駅 いくさかの郷」の開設に向け、ITシステムを用いた販売管理システムの構築及び施設内の設備の整備を行い、生坂農業未来創りプロジェクト会議で引き続き検討協議を進め9月のオープンを目指してまいります。
 また、4月25日には「道の駅 いくさかの郷」が、「道の駅」の第49回登録におきまして、国土交通省道路局で登録されました。今回は、「道の駅」11駅が登録され、全国で1,145駅となります。
 また、一昨日の15日には、B&G財団から古山常務理事さん達にお越しいただき、助成金額 3,000 万円の修繕助成決定書授与式を行っていただきました。これによりまして、当村のB&G海洋センターを地域海洋センター修繕助成金及び過疎対策事業債により、体育館の耐震改修、LED化と屋根と外壁の塗装などの修繕工事を進めてまいります。
 今臨時議会をお願いしました「古坂地区介護予防拠点施設整備事業」につきましては、議員各位のご理解・ご協力を賜り、2日に竣工検査を済ませました。
 そして、本日の臨時議会でお認めいただきましたら、さっそく他の同様施設と同じように指定管理者を公募して、6月定例議会に上程させていただきたいと考えております。
 古坂区を中心に当村北部の村民が元気塾や健康応援隊などに参加できます介護予防拠点にするとともに、地域住民の交流施設として活用してまいります。
 高齢者生活福祉センター「ふれあいの里」の増築工事につきましては、ほぼ完成しまして、29日に竣工検査をする予定でございます。また、備品類の入札も済みまして、備品類の整備により入居者受入体制を整えてまいりたいと考えております。
 この両事業とも「長野県地域医療介護総合確保基金事業補助金」を申請額の満額を交付していただき、その補助裏に過疎対策事業債を活用して実施し、後年度の財政負担を抑えて進めた次第でございます。
 これからも当村の高齢者の皆さんが住み慣れた地域で、安心して生活ができます様に居住環境を整備しながら、地域包括ケアシステムによります、住み慣れた地域で必要な医療や介護サービスを受けることができます体制整備を進めてまいります。
 それらによりまして、健康な暮らしの継続と福祉の充実により、高齢者の生活の安定に努めるために、引き続き「福祉の村づくり事業」を重点事業として取り組んでまいります。
 さて、今年度に入り早くも1ヶ月以上が過ぎましたが、3月定例議会でお認めいただきました、平成30年度の当初予算に沿いまして、各種事業を行っているところでございます。
 今後も引き続き、村民の皆さんのために、安心・安全で住みよい村づくりをしていかなければと考えている次第でありますが、少子高齢化・人口減少が顕著であり、村民の皆さんのニーズが多様化する中、行財政運営は相変わらず厳しく、村民の皆さんとの協働による村づくり、定住化対策、福祉、医療、子育て支援、教育、農業・産業振興等々、多くの課題に取り組んでいかなければなりません。
 議員各位には、尽きない課題の解決及び方向付けに向けての村政運営に対しまして、ご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げる次第でございます。
 それでは、今議会臨時会に上程をさせていただきました議案は、条例案1件であります。
 議案第33号  生坂村古坂地区介護予防拠点施設設置条例案

 この条例案は、地方自治法第244条の2第1項の規定に基づき、生坂村古坂地区介護予防拠点施設の設置に関し必要な事項を定めるための条例の制定であります。

 以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、挨拶並びに議案の説明といたします。


     閉会の挨拶

 それでは、平成30年第1回生坂村議会臨時会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。
 本日は、上程しました議案を慎重にご審議くださり、原案のとおりご採択いただき、誠にありがとうございました。
さて、長野県「地域発 元気づくり支援金」に付きましては、14日に選定委員会があり、その結果が早速プレスリリースされました。
 当村の申請内容は、団体申請で4件、村申請で1件の計5件となっておりましたが、お父さん頑張る会の「炭焼き父さん活き生き事業」が再精査となり、採択は4事業で、事業費7,103千円で、支援金額5,339千円となりました。
 これらの支援金事業関係予算は、6月定例会に上程させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 また、2次募集がございますので、再精査のお父さん頑張る会の事業は見直をして再申請をしますとともに、数件の協働による事業を申請できればとも考えているところでございます。
 次に、今年度も今月2日の小立野区を皮切りに、村政懇談会を10区に出向き開催してします。今年度で12年目であり、「いくさか村づくり計画」の変更点、今年度の事業と予算、様々な課題対応等について説明させていただいております。昨日で3区が済みまして、6月8日、金曜日の古坂区までの予定で開催しまして、村民の皆さんの忌憚のないご意見・ご要望を把握して、村政運営に活かしてまいりたいと考えております。
 今後も、村民の皆さんから負託をいただいた議員各位と検討協議をさせていただく中で、生坂村のため、村民の皆さんのためという共有目標に向け、村政運営を進めていきたいと考えております。
 議員各位にはご健勝にて、ご支援、ご指導を賜ります様お願いしまして、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。


 その他生坂村では、生坂村議会全員協議会、保育園で保育参観、小学校で検尿①・児童会、中学校で検尿、健康管理センターで離乳食教室、公民館でアメリカンフラワー教室・バドミントン教室、山口医師訪問診療などが行われました。