信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

県と市町村との協議の場と生坂ダム湖の水鳥達

2018年05月29日 | 生坂村の風景
 29日(火)午後3時15分から、第15回の県と市町村との協議の場は、「消費生活センターの共同設置」と「道路、橋梁の維持管理、法定点検」についての「県・市町村事務連携作業チーム」における検討状況について報告を受け、阿部知事さんが意見を述べられた後、「ごみ排出量の更なる削減に向けた取組について」意見交換を行いました。


 長野県は3年連続、1人1日当たりのごみ排出量が全国で一番少ない状況ですが、更に市町村などと連携し、しあわせ信州創造プラン2.0に掲げる「県民1人1日当たりの一般廃棄物排出量795g以下」の達成を目指し、チャレンジ800ごみ減量推進事業に取り組んでいます。

 今回の協議の場では、それぞれの市町村が、生ごみ処理機の購入補助などの当村と同様の取組の他に、様々な排出ゴミ削減の取組をされていました。
 松本市が発祥の地であります「残さず食べよう30・10運動」は、市町村によって「20・10運動」などがあり、事業系ごみを減らす取組、宴席料理の郷土料理を増やして量を減らして質を上げる取組、自己責任においてお持ち帰りをする啓発、生ごみの堆肥化、雑紙を古紙としてリサイクルする取組、不法投棄の啓発強化、広域連携の必要性などのご意見、ご提案がありました。
 特に、生ごみを回収しない川上村は、ごみ排出量の少なさが県下で1番、全国で2番とのことであり、生ごみ排出量を如何に減らしていくべきかと思いました。また、当村としてはまだ取り組める内容が多く、今後のごみ排出量削減の対策を検討するに当たりとても勉強になりました。
 その他、今後の松くい虫対策の基本的な考え方について、自治体戦略2040構想研究会 第1次報告(概要)についても報告を受け、次回の開催日時を決めて終了しました。


 阿部知事さん、担当部長さんなど県幹部の皆さん、各市町村長さんと意見交換ができ、有意義な協議の場になりましたことに感謝を申し上げます。

▽ 朝の写真は久しぶりに撮影しました犀川ダム湖の水鳥達です。












 その他生坂村では、保育園でイングリッシュランド、小学校でALT、中学校で写生会、なのはなでママタイム ベビーサイン、児童館でみはるさんとつくろう、昭津・大日向・宇留賀の皆さんの元気塾、おじ様倶楽部そば打ち講習会、例月出納検査、食生活改善推進協議会視察研修などが行われました。

高齢者生活福祉センター「ふれあいの里」の増築工事竣工検査

2018年05月29日 | 生坂村の報告
 29日(火)午前10時から、設計監理者と施工業者に説明をお願いし、高齢者生活福祉センターの竣工検査を山本健康福祉課長と一緒に実施しました。
▽ 6室が増築された当施設の外観です。前の施設とマッチして、せせらぎ公園を眺められる良い施設となりました。








 高齢者生活福祉センター「ふれあいの里」の増築工事に当たりましては、平成14年に開設された、本施設は、高齢者向けの宿泊施設であり、村民の皆さんに利用されてきました。
 本事業では、高齢化や独居高齢者世帯の増加などから、現在、施設が殆ど全室利用されている状況であることから、現状の入居希望者や今後の利用ニーズを踏まえ「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の施策として、「高齢者が住み慣れた地域で生活していけるよう、高齢者生活支援ハウス等の検討、整備を進める」ということでお認めをいただき、既存施設の10室に加えまして、同敷地内に6室の増設をする事業が実施できました。

▽ 6室の内、4室が洋室、2室が和室になっていて、車椅子などで動きやすいように広めのキッチン、トイレ、廊下になっていました。













 また、この事業は「長野県地域医療介護総合確保基金事業補助金」34,000千円を交付していただき、その補助裏を過疎対策事業債76,600千円、一般財源856千円で実施しました。
 これからも当村の高齢者の皆さんが住み慣れた地域で、安心して生活ができます様に居住環境を整備し、地域包括ケアシステムによります、住み慣れた地域で必要な医療や介護サービスを受けることができます体制整備を進めたいと考えております。
 当増築工事に当たりまして、村議会、村社会福祉協議会、健康福祉課など多くの皆さんには慎重にご協議いただき、設計監理の県設計さんと施工業者の平林建設さんには、工期までに綺麗に完成していただき、それぞれの関係各位の多大なご尽力、ご支援を賜りましたことに感謝申し上げます。