信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

全国治水砂防協会理事会と砂防会館本館竣工祝賀会

2018年05月10日 | 私の活動報告
 10日(木)午後1時15分からは、まち・ひと・しごと創生本部事務局 地方創生総括官 唐澤剛さんのところへ伺い、地方創生拠点整備交付金を活用しての新規雇用者等居住環境整備事業(仮称)の指導をお願いしました。
 現在、地方創生推進交付金を活用しての「道の駅を拠点とした地域活性化事業」を行っており、その事業では、移住者や雇用の創出が見込まれていて、特に新規就農者等、若者のしごとづくりや定住から出産・子育て・教育支援を進め地域の活性化を図る上で、これらの住民が居住する環境整備が必要であることから、モデル事業として新たな村営住宅の建設を計画しているところでありますので、申請に向けて事業の目的や成果・KPI等について詳しくご指導を頂戴しました。




 午後4時からは、全国治水砂防協会理事会は、シェーンバッハ・サボー利根で行われました。
 綿貫会長さんが、昨年は九州北部豪雨などで過去最多となる1,500件以上の土砂災害があり、今年に入っても大分県中津市耶馬渓町で発生した土砂災害があり、今後も砂防事業の推進を図っていかなければならないことと砂防会館本館が竣工できたことに対し関係各位に謝辞を申し上げるなどの挨拶をいただきました。
 議題は岡本理事長さんから、平成29年度の事業報告として、砂防事業の拡充・促進についての活動、事業活動、協会の運営事項、砂防会館の運営等の各事項に対して説明を受け、次に平成29年度の収支計算については、総括表、収支決算書で理事会以降の大きな変更点と、貸借対照表、正味財産増減計算書、公益目的支出計画実施報告書等について説明を受けました。そして、監事の私が監査報告をさせていただきました。
 また、平成30年度事業計画・収支予算(修正)、新規会員入会の可否、平成30年度通常総会招集などの協議をし、原案通り通常総会に附議することになりました。


▽ 議題審議の後、来賓としてご臨席いただいた栗原砂防部長さんから、今年度の予算は前年度並みを確保したが、災害が多いことから更に概算要求で予算を上積みしたいことや、大学の先生の支援もしていきたいなどのご挨拶をいただき、今井砂防計画課長さんと浦保全課長さんからは、「砂防行政に関する最近の話題」の資料を基に、平成30年度の予算・新規事項、土砂災害警戒区域等の指定促進、土砂災害警戒情報の精度向上に向けたCL見直し等の取組、ツイッターを活用した情報発信、長野県飯山市などの平成29年に発生した土砂災害への対応、砂防工事とi―Construction、無人化施工の発展、ドローン技術を活用した砂防施設の点検の高度化・効率化、砂防関係施設の維持管理・長寿命化計画に関する取り組みなどについて説明をしていただきました。


 午後5時30分からは、砂防会館本館竣工祝賀会が開催され、綿貫会長さんの挨拶、山田水管理・国土保全局長さんの祝辞、岡本理事長さんの事業経過報告、設計監理・施工業者に感謝状贈呈、栗原砂防部長さんの乾杯の発声で祝宴に入りました。












 昭和32年「砂防の父」赤木正雄氏が全国の会員とともに建てた砂防会館は、約60年にわたり全国治水砂防協会の活動、そして砂防事業推進の礎となってきました。建替えにあたり旧本館の歴史を受け継ぎ、砂防の想いを各所に取り入れた建物として完成しました。

 そして、歴代の長野県砂防課長や直轄の砂防事務所長などに久しぶりにお会い出来、色々なお話で歓談をさせていただき、副会長の村上蔵王町長さんの万歳三唱の発声で閉会となりました。


▽ ここの水田は上生坂耕地整理組合として、明治45年に設立され、1反区画を基本とした開田、農道や水路づくりをされ、大正2年には蒸気機関による犀川からの揚水が開始された先進地として多くの視察者が訪れたとのことです。







 その他生坂村では、保育園で園庭開放、身体測定(以)、小中学校で鑑賞音楽会、なのはなでお誕生会、公民館でバドミントン教室、3村障がい連絡会などが行われました。