信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

上生坂区 防災・ごみの減量化等地区懇談会

2015年11月16日 | 生坂村の懇談会

△ 山々に霧が立ち込めた間から少しアルプスが見えました。

 今日は日差しが届いて、穏やかに週のスタートが切れました。朝は少しヒンヤリとしていましたが、昼間はポカポカとして、過ごしやすい一日でした。

 午後7時から村民会館で上生坂区の「防災・ごみの減量化等地区懇談会」を開催させていただきました。


△ 丸山区長さんが、日頃思っていることなどを気軽にお出しいただき、有意義な懇談会になりますようにと挨拶されました。

 最初に丸山区長さん、私が挨拶をさせていただき、振興課の関係の「土砂災害警戒区域等について」と題して、犀川砂防事務所から「土砂災害防止法」により、住民の生命を守るため、土砂災害の地滑りのおそれのある区域の周知などについて説明をしていただきました。

 同じような地形が他にもあるけれど、ここが指定された理由については、地質、地形の状況等で指定したことや、指定した所を優先的に対策工事をしていただけないかという事には、警戒区域であっても地滑りの兆候等が表れないと、工事対応はできないとのことでした。


△ 私から、区民の皆さんに何度も集まっていただくことが申し訳ありませんから、3課の関係の事項を色々と説明をさせていただきますなどとお願いしました。

 次に、総務課から「生坂村家庭用防災マニュアル」についてと、「生坂村総合戦略」について説明させていただきました。
 昨日の避難訓練の反省から、災害状況や発生時間等で避難所の場所の見直し提言があり、支え合いマップは、活用方法が難しいこと、常会長への引き継ぎの確認の徹底について意見があり、日頃のコミュニケーションの大切さと、自助・共助の対応の重要性等についてもお話をいただきました。

 最後は、住民課から「家庭ごみの減量化」についてと、「個人番号(マイナンバー)」について説明させていただきました。
 4Rの取組、生ごみなどの水切り、家庭用のコンポスト等での堆肥化などで、村民一人当たり1日5gの減量をお願いしました。
 「水切り器を全戸配布してPRしないと効果がない」、「コンポストを使用していると不要ではないか」、「ごみ排出量の増加の原因は何か」、「分別収集が変更されたのか」などの質問をいただき、それぞれに説明と検討させていただくことでご理解をいただきました。

 マイナンバーの通知カードが今日配達されたが、赤ちゃんのも個人番号カードを申請しなければいけないかという質問がありましたが、必要になるまで通知カードを大切に保管していただくようにお願いしました。

▽ 今朝撮影した生坂ダム上からの風景です。




 今日生坂村では、保育園で園庭開放、小学校でSC来校、食改理事会等が行われ、私は、松本広域連合議会11月定例会でした。皆さん、今日も一日お疲れ様でした。

平成27年度 土砂災害を想定した避難訓練・防災講演会

2015年11月15日 | 生坂村の訓練
 15日(日)午前8時から、3年続けて「土砂災害を想定した避難訓練」を行いました。
 雨量計測で各自主防災組織(各区)の警戒基準雨量に達したと想定し、本来は村民の方から情報が上がってきますが、今回の訓練では地区担当職員から各区の区長さんに通報しました。それを受けて区長さんから各常会長さんと役場へ連絡をしていただきました。
 各常会長さんは、常会の皆さんに通報をして警戒態勢に入っていただくとともに、自宅周辺の危険箇所を中心に異常現象がないか確認していただきました。
 役場は消防団各分団各部に警戒出動を要請しました。そして、予兆現象を発見し通報していただき、区長さんが集まった情報から自主避難基準に達したら、常会長さんと役場に自主避難開始の連絡をしていただきました。各常会長さんは、常会の皆さんに通報をし、役場は消防団に避難誘導を要請して、村民の皆さんは最寄りの緊急避難場所に避難するという流れで行われました。


▽ 下生野区の皆さんが、南部交流センターや電熱産業前にそれぞれ常会単位で避難され、安否確認を兼ねた点呼をしていただいているところです。





△ 消防団第1分団下生野部が、警戒出動をして、避難誘導をしながら巡回をしているところです。


△ 上生坂梅月常会の皆さんが、非常用持ち出し袋を持って保育園前に避難されているところです。


△消防団第2分団草尾部が、担当範囲を警戒しながら巡回しているところです。

 当村は昨年度、地域防災計画を見直したため、その周知を図るために、長野県の「地域発 元気づくり支援金」をいただき、「生坂村家庭用防災マニュアル」を全戸に配布して、現在10区に出向き、地区懇談会で説明をさせていただいている取組の一環として、群馬大学 理工学研究院 准教授 金井昌信氏をお招きして、避難訓練終了後3年連続の防災講演会も開催しました。




△ 私から災害対応として、「自分の身は自らが守る」「地域の皆さんで助け合って対処する」ことが大切でありますので、日頃から防災意識を持って、区長さん中心に自主防災組織の取組等をお願いし、行政としても防災・減災対策を講じながら「災害に強い村づくり」を進めてまいりますなどと挨拶をさせていただきました。




△ 群馬大学の金井昌信准教授からは、「求められる住民主導の自主避難」と題して講演していただきました。

 平成25年度から群馬大学大学院広域首都圏防災研究センター 災害社会工学研究室にお世話になり、2年掛かりで全10区に「防災マップ」と「自主避難ルール」を策定して、取り組んでいる中で、区長さんの基準のチェックが難しいということでした。
 また、ここ10年間の大きな災害は、雨に起因する風水害が多く、想定を超える災害が多発しており、今年9月に発生した「関東・東北豪雨」の状況などを例に挙げられ、この被災から「何を学ぶべきか」を説明していただきました。
防災の目標は「被害の最小化」であるが、災害に遭うと孤立や上下水道の破損、停電等、相当の覚悟がいるから「不便の最小化」「不満の最小化」ということでもあるということでした。
 今後の課題として、「防災講演会や避難訓練に参加する方は防災意識が高いですが、その他の方々に防災意識を伝えていくこと」「防災マップ・自主避難ルールを周知徹底しながら、避難訓練等を継続していくこと」が重要であるとのことでした。

 当村としては、今回の避難訓練の課題や反省点を把握する中で、金井先生からの課題についても取り組んでいかなければと感じました。
 群馬大学の金井昌信准教授をはじめ、844名の避難訓練に参加していただいた村民と防災講演会に出席いただいた村民の皆さんに感謝申し上げます。そして、お疲れ様でした。

全国過疎地域自立促進連盟 第46回定期総会

2015年11月13日 | 私の活動報告
 13日(金)午後1時から、東京のメルパルクホールで全国過疎地域自立促進連盟 第46回定期総会が開催されました。


△ 全国過疎地域自立促進連盟 第46回定期総会の模様です。


△ 溝口会長(島根県知事)から、平成27年度地方債計画において、過疎債は公共施設の老朽化対策への対応や地方創生に寄与する事業等を推進させるため、昨年度に比べ500億円増の4100億円が計上されたことに加え、当連盟の重点要望としていた「地方創生特別枠」も創設され、関係各位に謝辞を述べられました。また、過疎対策事業債のソフト分の弾力的運用を要望するなどの挨拶をされました。


△ 高市総務大臣からは、過疎地域の活性化が地方創生には欠かせないから、人と人とを結び直して、多くの集落が力を合わせて取り組んでいただきたい。また、地方への人の流れが起きている中、地域おこし協力隊の財政支援もしていき、都会の仕事を地方で行える「ふるさとテレワーク」の取組も推進し、「まち・ひと・しごと創生事業費」として、1兆円を新たに計上しましたので5年間は確保したいなどの挨拶をされました。


△ 谷自由民主党過疎対策特別委員長から、平成22年度に過疎対策事業債のソフト分を創設し、26年にはハード分が拡充され、32年度まで法律で過疎債が活用できますので、地方創生を先取りする事業に取り組んでいただきたい。また、地域活性化、人口減少に歯止めをかけるためにソフト分を上手に活用してくださいなどと挨拶をされました。


△ 前事務局長の宮下一郎衆議院議員さんが、今日も来賓としてご臨席いただきました。遠くでしたのでピントが合っていなくて申し訳ございません。


△ 中村奈良県議会議長が、当総会の議長として、任期満了に伴う役員の承認及び選任、平成28年度過疎対策関係政府予算・施策に関する決議・要望についてと、要請活動方法についてを協議し、全会一致で承認されました。


△ 椎葉副会長(宮崎県椎葉村長)が、「地方創生と人口減少の克服を図ること」「地方創生のための交付金の拡充を図ること」「地方交付税による財源保障機能の充実強化を図ること」「過疎対策事業債の必要額を確保すること」「住民が安心・安全に暮らせる生活基盤を確立すること」「高度情報通信等社会の恩恵を享受できるインフラの整備を図ること」「地域資源を活用した産業振興を支援し、新たな雇用を創出すること」「集落対策と地域社会の活性化に対する支援を強化すること」の8項目を朗読し、会員の総意をもって決議されました。

 本連盟の会員は、地元選出国会議員等に要請活動をすることなどを決めて閉会し、私も来週関係国会議員に要望するために要望書を持ってきました。

平成27年度 災害復旧促進全国大会

2015年11月12日 | 私の活動報告
 12日(木)午後1時30分から砂防会館別館1階「シェーンバッハ・サボー」において開催されました。


△ 平成27年度 災害復旧促進全国大会の模様です。


△ 陣内孝雄会長より、我が国日本は、全国各地で大雨、土砂災害、火山噴火等による被害が多く発生しており、尊い人命と多くの資産が失われている。また今後、甚大な被害が想定される首都直下地震や南海トラフ巨大地震の発生も懸念されている。よって、防災・減災対策として、事前に取るべき防災行動を時系列に整理する「タイムライン」や、浸水想定区域や土砂災害区域などのハザードマップの作成等の取り組みが重要であるなどの挨拶をされました。


△ 国土交通省土井副大臣より、平成27年の豪雨災害等に対して、TEC-FORCEによる迅速な対応や、市町村にはリエゾンを派遣して情報収集と支援等をしてまいりましたが、引き続き国交省としても、予算を確保して防災・減災対策にしっかり取り組んでいきますなどと力強く挨拶をされました。


△ 梶山衆議院災害対策特別委員長より、災害現場に行きますと被災対応の大変さが分かりますし、市町村の広域連携の重要性も感じますので、安全・安心の生活を守るために一緒になって災害に対する備えを講じてまいることと、今後も早期の災害復旧に努めてまいりますなどと挨拶をされました。


△ 来賓紹介の長野県関係では、宮下一郎衆議院議員さんと務台俊介衆議院議員さんがお見えになっておりましたが、務台さんは遠くにお出でで撮影できませんでした。

 務台さんとは高校の同級生ですので、二人だけで一献交わしながら、私の友人、知人から言われていることを質しましたが、納得していただいた件や務台さんの考えが理解できる点もあり、良い話し合いができたと感じました。


△ 災害復旧及び災害防止事業功労者表彰として、個人65名と4団体が表彰され、代表として元島根県土木部長の宮川 治 様が受賞されました。


△ 国土交通省災害対策概況説明として、平井防災課長より、平成27年の災害と対応について説明していただきました。
 平成27年7月の台風第11号、9月の関東・東北豪雨による被害、5月の口永良部島の噴火などの状況説明、治水事業の効果、TEC-FORCEの被害対応の活動状況、災害復旧事業に対しての対応、大規模水害に備えた防災・減災対策などについて説明していただきました。


△ 地方代表意見要望発表として、9月の関東・東北豪雨により被災された栃木県日光市長 斎藤 文夫 氏から、被災状況、警戒・避難体制、災害対応、災害ボランティアの活動等の説明をされ、規模の大きな災害の復旧には、改良工事を同時に行える事や国の直轄事業で実施してもらいたいなどの要望をされました。


△ 最後に小池副会長が、「平成27年に全国各地で甚大な被害を被った公共土木施設の早期復旧を図るとともに、改良復旧事業を積極的に取り入れ、再度災害防止を図るための災害関連事業等の迅速な採択と事業促進に向け、所要の措置を講ずること」など5項目を強く要望する決議案が朗読され、全会一致で採択されました。


△ 大会終了後、県選出の衆参両院議員15名に対して、要望活動をしましたが、吉田博美参議院自由民主党国会対策委員長さんだけ、丁度秋の園遊会から帰って来られたところでして、直接お渡しできました。
 吉田先生から、国会や自由民主党などのお話を色々と伺えて、とても勉強になりありがとうございました。

 衆議院議員会館では、医療関係者の要望と一緒になり、大変混み合い時間が掛かってしまいましたが、要望活動は予定通り実施できました。皆さん、お疲れ様でした。

下生野区 防災・ごみの減量化等地区懇談会

2015年11月11日 | 生坂村の懇談会

△ 山々の紅葉とまだ日が差していない集落とのコントラストが良いですね。

 今日は晴れたり曇ったりの天気でしたので、雲が広がると肌寒く感じられました。
 午後7時から南部交流センターで下生野区の「防災・ごみの減量化等地区懇談会」を開催させていただきました。


△ 最初に竹内区長さんから、南部交流センターの漏水のお知らせと説明会がスムーズにいきますことなどをお願いされました。

 最初に竹内区長さん、私が挨拶をさせていただき、振興課の関係の「土砂災害警戒区域等について」と題して、犀川砂防事務所から「土砂災害防止法」により、住民の生命を守るため、土砂災害の地滑りのおそれのある区域の周知、警戒避難体制の整備などについて説明をしていただきました。

 下生野区は池沢集落が警戒区域だけでして、これといって質問はありませんでした。


△ 私は、区民の皆さんに何度も集まっていただくことが申し訳ありませんから、盛り沢山の説明をさせていただきますご理解と、忌憚のないご意見などをお願いしました。

 次に、総務課から「生坂村家庭用防災マニュアル」についてと、「生坂村総合戦略」について説明させていただきました。
 風水害・地震等に対する備えと、災害時の応急対策と、昨年度まで2年掛かりで、全10区の住民懇談会で作成した防災マップの自主避難ルールでの避難の徹底や、支え合いマップの活用などをお願いしました。
 
 支え合いマップが、常会長さんに回っていかない常会が多いようでしたので、区全体で調べていただくようにお願いしました。
 生坂村総合戦略は概略の説明でしたので、具体的な施策や転出した理由の説明を求められ、大きな4項目の施策展開ごとにお示しをし、転出は通勤、通学の理由が多いことから、3世代以上や子供さんの多いご家庭への支援策を検討している折、難問題であることで総合戦略には盛り込めなかったことでご理解をいただきました。

 最後は、住民課から「家庭ごみの減量化」についてと、「個人番号(マイナンバー)」について説明させていただきました。
 4Rの取組、生ごみなどの水切り、家庭用のコンポスト等での堆肥化などで、村民一人当たり1日5gの減量をお願いしました。
 マイナンバー及び個人番号カードでは、「必要ない、申請しない、暗証番号を忘れる、信用しているか?」と厳しいご意見をいただきましたが、国の法律で施行しているのでご理解をお願いしました。
 ごみの出し方のマナーについて冊子に反映することや生ごみ処理機の補助効果では、疑問視するご意見と、10年以上使用していて減量化になっているなどのご意見をいただきました。

▽ 今朝撮影した大日向橋からの風景です。






 今日生坂村では、保育園で祖父母参観、小学校3年生がお店見学、中学校で生徒会選挙教室訪問、公民館でソフトバレーリーグ戦、児童館でえいごであそぼ&のらのら青空塾、知恵の輪委員会等が行われました。
 第2回地方創生に係る拡大版松本地域戦略会議では、松本地域で特に連携して取り組むべき2項目について決定されました。皆さん、今日も一日お疲れ様でした。

第19回 村民ゴルフ大会

2015年11月10日 | 生坂村の催し

 10日(火)午前7時30分から開会式を行い、雨がパラパラして雲行きが怪しい天気でしたが、紅葉が鮮やかな「あづみ野カントリークラブ」で例年より少ない14名の参加者で、2年続けて平日に開催しました。


△ 開会式後の恒例の記念撮影です。

 今回の参加者は、今年何回もラウンドしている方が多いように思いましたが、ダフったり、トップしたり、右や左に曲がっていって思うようにいかなかった時や、クリーンにボールを捉え真っ直ぐ飛んでいき、フェアウエイをキープ出来たり、グリーンに乗ったりと一喜一憂し、楽しみながらも真剣にプレイをされていました。

▽ 事務局の担当職員や私が撮った皆さんのラウンドの模様です。




 私は、今年3度目のゴルフでして、いつもながら右や左に走り回って忙しいゴルフでしたが、ショットがトラぶったり、まっすぐ飛んだり、ロングパットが入ってラッキーだったりと、一緒に廻ったメンバーと和気あいあいと楽しくゴルフができました。


△ 事務局が撮った皆さんのグリーン上のパットの模様です。

 参加された皆さんは、秋の深まりを感じる錦織りなすゴルフ場で親睦を深めながら、楽しそうにゴルフをされていました。

 優勝は、初優勝の小林紘さんでして、ベスグロは村松由規さんのGROSS 92でした。それぞれの賞に輝いた皆さん、おめでとうございました。


△ 優勝者の小林紘さんに優勝カップをお渡ししましたが、とても嬉しそうでした。


△ 1等・2等と飛賞二人の受賞の時の笑顔です。

 そして、今回も恒例のチャリティー募金は、ショートホールでワンオンしなかった方々という建て前ですが、参加者全員からいただきまして感謝申し上げます。
 今回も参加されていました社会福祉協議会の平林会長さんにお渡しし、村民の皆さんの福祉に役立てますと御礼の言葉をいただきました。


△ 恒例のチャリティー募金を社会福祉協議会の平林会長さんにお渡ししているところです。

 参加された皆さん、来年度は20回目ですのでもっと参加者が増えるように日程等を検討してまいります。今日はご参加いただきありがとうございました。そして、お疲れ様でした。

小立野区 防災・ごみの減量化等地区懇談会

2015年11月09日 | 生坂村の懇談会

△ 雨上がりの黄金色の紅葉が鮮やかな日野橋からの風景です。

 今日は雲に覆われて、夕方からは雨がパラパラと降っています。しかし、寒さは控えめで、昼間は過ごしやすい一日でした。

 今日から小立野区を皮切りに、「防災・ごみの減量化等地区懇談会」を開催させていただきました。


△ 最初に赤羽区長さんから、説明を聞かれて忌憚のないご意見を出していただき、有意義な懇談会になります様お願いされました。
小立野公民館は、耐震補強工事をしていますので、平七社の社務所で行いました。

 最初に赤羽区長さん、私が挨拶をさせていただき、振興課の関係の「土砂災害警戒区域等について」と題して、犀川砂防事務所から「土砂災害防止法」により、住民の生命を守るため、土砂災害の地滑りのおそれのある区域の周知、警戒避難体制の整備などについて説明をしていただきました。

 警戒区域の中に、側溝がずれていたり、埋まっている所があるということで、現地調査をさせていただくことになりました。


△ 私から、区民の皆さんに何度も集まっていただかないように、盛り沢山の説明をさせていただきますことと、総合戦略の今後の取組にご理解とご協力などをお願いしました。

 次に、総務課から「生坂村家庭用防災マニュアル」についてと、「生坂村総合戦略」について説明させていただきました。
 風水害・地震等に対する備えと、災害時の応急対策と、昨年度まで2年掛かりで、全10区の住民懇談会で作成した防災マップの自主避難ルールでの避難の徹底や、支え合いマップの活用などをお願いしました。
 

 最後は、住民課から「家庭ごみの減量化」についてと、「個人番号(マイナンバー)」について説明させていただきました。

 4Rの取組、生ごみなどの水切り、家庭用のコンポスト等での堆肥化などで、村民一人当たり1日5gの減量をお願いしました。
 小立野区は生ごみを堆肥化されている方が多いと感じましたが、余分な水を絞ることの必要性が分かっていただいたようでした。

 マイナンバー制度については、個人番号カードの申請方法や使用できる内容等の質問があり、まだ分からない方が多いと感じました。

▽ 今朝撮影した日野橋からの風景です。






 その他生坂村では、保育園で園庭開放、小学校でマラソン旬間、中学校で避難訓練、保育園との調整会議、やまなみ荘村内無料入浴等が行われました。
 私は、松塩筑木曽老人福祉施設組合議会11月定例会に出席し、平成26年度松塩筑木曽老人福祉施設組合一般会計歳入歳出決算認定について、平成27年度松塩筑木曽老人福祉施設組合一般会計補正予算(第1号)等の議案5件、報告1件が原案の通り承認されました。皆さん、今日も一日お疲れ様でした。

しあわせingサークルの「秋のおはなしコンサート」

2015年11月08日 | 生坂村の催し

△ バージョンアップしたブラックシアターです。

 7日(土)午後1時30分から、商工会館で毎年開催していただいています「秋のおはなしコンサート」が開催されました。
 今回の「秋のおはなしコンサート」は、「星」をテーマに、新しい作品とそれぞれに合った表現で楽しんでいただこうと制作し、練習に励んで来られたということです。

▽ 「ひさの星」 斉藤隆介・作 いわさきちひろ・絵 朗読 太田光恵さん




▽ 「あらしの夜に」 きむらゆういち・作 朗読 市川さつきさん 牛沢佐恵子さん 藤原京子さん






△ 「月宮殿星の都」 落語より 朗読 北澤敏子さん

 しあわせingサークルの皆さんの「おはなしコンサート」は、練習の成果が伺え、感情の込められた朗読に引き込まれたり、楽しい語りやプロ顔負けの落語で大いに笑わせていただいたり、バージョンアップしたブラックシアターは、絵が素敵で綺麗に輝き、物語の内容を一層引き立てていましたし、ハンドベルの演奏は会場の皆さんが一緒に歌えて、とても粋な構成になっていたと感じました。


△ 「双子の星」 ブラックシアター 朗読 藤原京子さん 太田光恵さん

▽ ブラックシアター 「双子の星」



△ 「見上げてごらん夜の星を」 ハンドベル しあわせingサークルの皆さん

▽ ハンドベル 「見上げてごらん夜の星を」


 しあわせingサークルの皆さんは、何年も生坂村の皆さんに身近でお話を楽しんでいただきたいと活動されていますから、朗読は勿論ですが、ステージのセッティングなど一人何役もこなされ、アットホームな手づくりの素晴らしいコンサートでした。
 そして、錦織りなす季節に、心が和らぐ「秋のおはなしコンサート」を開催していただき感謝申し上げます。


△ 会場入り口に飾られていた可愛いお人形達です。

かあさん家 感謝セール

2015年11月07日 | 生坂村の催し

△ 人気商品のおまんじゅうは、直ぐに売り切れてしまい、間に合ったおまんじゅうを次から次と補充していました。

 7日(土)午前10時から午後2時まで毎年恒例秋の「かあさん家感謝セール」が開催されました。日頃の感謝の気持ちを込め、おまんじゅう、灰焼きおやき、かあさん豆腐、お味噌、おからコロッケ、どぶろく「腹の神」などを格安で販売しました。
 また、ぼた餅、梅おこわ、筍寿司の素、豆菓子の新製品などのおすすめ商品も数多く並べ、きのこ汁のサービスもあり、日頃の感謝の気持ちを込めた感謝祭の雰囲気が伝わってきました。


△ 私が開店10分前に行きましたら、長蛇の列になっていて整理券を配って対応していました。

 開店前から大勢の皆さんにお越しいただき、順序良くお買い物ができるように、整理券を配り、直売所の売り場が狭いため15人から5人位で入店し、買い物をしてもらっていました。
 また、かあさん家のスタッフは早朝より一生懸命に準備をされて、多くの商品を販売していましたが、手づくりのため売り切れてしまう物もありましたが、なるべく早く作るなど対応していましたので、お客様も理解されてお買い物をしていました。


△ 今回も店内はお客様が譲り合いながら動いていましたが、お目当ての商品を沢山買っていた方が多くお出でになりました。

かあさん家は、当村の農業公社が6次産業化を進めながら運営されていて、20代から70代の皆さん20数名が、元気に頑張って働いていただき、大事な雇用の場にもなっています。


△ 次から次とお客様がお越しになり、私もどぶろく10本を車まで運ぶなど少しだけお手伝いをしました。


△ 村内産の野菜、果樹、きのこなども格安で販売されていて、私もりんご、なし、きのこを購入しました。

 今回の「かあさん家感謝セール」も多くのお客様にお越しいただき大盛況でしたことに感謝いたしますとともに、今後「直売施設及び加工施設」を建設するに当たり、今までの「かあさん家」のノウハウを活かした運営を考えていきたいと感じました。
 引き続き「かあさん家」は、生坂村産の原材料を使い、心を込めて安全安心な商品を提供してまいりますので、変わらぬご愛顧の程をよろしくお願いいたします。

松本耕地地すべり対策協議会の現地研修会

2015年11月06日 | 私の活動報告

△ 最初に視察した富山県市魚津市の北山地区の工事現場です。

 6日(金)松本耕地地すべり対策協議会の2市3村の地区代表者と担当部署、松本地方事務所農地整備課・長土連中信事業所の担当者で現地研修会を行いました。
 最初に、富山県市魚津市の北山地区に行き、富山県新川土木センター工務第二課 砂防班長 山県英彦さん、主任 臼井健太郎さんと職員の皆さんから、北山地区 砂防総合交付金(地すべり)事業について詳しく説明していただきました。


△ 砂防班長 山県英彦さんの説明を、資料と工事現場を見ながら、みんなで聞いているところです。

 北山地区では、平成5年度から今年度まで、総事業費1,450百万円で、地下水排除工、アンカー工、抑止杭工、法面保護工を実施している内容を詳細に説明していただきました。
 工事現場の上部のため池からの水漏れや湧水の影響で、温泉宿や人家がある地区を災害から守るために行われてきて、今年度は、抑止杭工を80本行うことで、この事業が竣工するとのことでした。
 よって、今回は一本が施工費込で約400万円する鋼管杭の工事を行っている現場で、施工方法等を丁寧に説明していただきました。

▽ 抑止杭工を行っているところまで行き、鋼管杭の大きさやクレーン等で施工するところを実際に見ることができました。







△ 鋼管杭を等間隔で打ち込まれたところですが、最終的には土を被せてしまうので分からなくなるとのことでした。

 次ぎに、室田地区に行き、富山県新川農林振興センター 指導課 計画班 高柳義範主任さんから、地すべり防止区域の対策状況と施設の点検状況等について説明していただきました。
 室田地区は、県営地すべり対策事業により、水抜きボーリング、集水井などの工事を施工して、耕地105.48haや人家26戸等を地すべり災害から防止されているということでした。
 また、業者による年4回の巡視と地区の地すべり巡視員にお願いして、降雨時などに施設や耕地の状況を巡視していただいているとのことでした。
 地元の巡視員は高齢化などでお願いする方に困っているが、地元の方の巡視は異常を発見しやすく、地元を守っていこうという気概が感じられるということで、我が地区と同じ状況だと感じました。

▽ 室田地区で高柳義範主任さんから、地すべり防止区域の対策状況と施設の点検状況等について説明を聞いているところです。






 次に、東山地区の天神野用水・青柳用水・東山用水の3つの用水に公平に水を分配するための東山円筒分水槽へ行きました。この円筒分水槽は、対岸の貝田新分水槽から片貝川をサイフォン(163.2m)で横断し、水路のトンネル(135m)で接続しています。
 大きさは直径9.12mで、大きな分水槽の中心から各水路に分配される水の分配量は、上流からの水量の変化に影響されることなく公平に分配されています。また、円筒から溢れる水の落差がこれだけあるものは珍しく、急流河川ならではの構造と言われています。

▽ 近年この円筒分水槽の美しさから観光スポット、パワースポットとして注目され訪れる方が多いということです。






△ 片貝川の堤防から立山方面の風景です。

 当村では、耕地の地すべり指定地区が多く、地区巡視員の皆さんに、施設の点検、維持管理、耕地の状況把握等をお願いしていますので、今回の現地研修は良い視察になったと思います。
 また、地すべりの危険性が高い地区があり、防災・減災のために地すべり対策事業にも力を注ぎ、村民の皆さんが、安全で安心して暮らしていける、災害に強い村づくりを更に推進していかなければと感じました。
 ご説明をしていただきました富山県の職員の皆さんをはじめ、参加された皆さん、視察の準備・対応等をしていただいた事務局の皆さんに感謝を申し上げます。そして、お疲れ様でした。