信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

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生坂村総合防災訓練・医療救護訓練

2019年09月01日 | 生坂村の訓練
 1日(日)は日差しの届くことがあっても雲が多く、間はムシッとした暑さになりました。
 午前6時30分から、数十年に一度の大雨(大雨特別警報級)を想定し、気象予警報等の発表にあわせた避難準備・高齢者等避難開始、避難勧告、避難指示(緊急)を村内全域に発令して、全区で避難訓練を実施するとともに、負傷者が出たことを想定した医療救護訓練を実施しました。

▽ 7時10分、土砂災害警戒情報の発令を想定し、役場に災害警戒本部を設置し、消防団本部、生坂郵便局長、職員各位などに対し、私(本部長)から訓練の開始の挨拶をして、牛越副村長(副本部長)から訓練内容を周知しました。


 今回の総合防災訓練は、生坂村地域防災計画に基づき、生坂村を襲う地震・風水害などあらゆる災害に備え、地域住民、村及び防災関係機関が連携・協力し、災害発生時に即応できる体制を確立するとともに、広く防災意識の普及高揚を図り、地域防災力の向上に資するために実施しました。

▽ 直ぐに第1回の災害警戒本部会議を開き、消防団の出動要請、被害情報収集のため郵便局へ道路状況の確認を依頼後、避難準備情報の発令について協議後、避難準備情報の発令を指示し、区対策本部設置及び避難所開設依頼、医療救護所の設置指示をしました。




 そして、村の災害警戒本部に加え、各区の自主防災組織でも対策本部を設置していただき、消防車に搭載している無線機、携帯電話等による被害想定の伝達訓練と各避難所に何名が避難して、何名が在宅かなどの村民全員の安否確認を行っていただきました。

▽ 時間雨量が60mm、日雨量が150mmを想定し、第2回災害警戒本部会議を開催し協議の結果、避難勧告の発令を指示し、要支援者の避難状況の確認と安曇野赤十字病院へ救護班の派遣依頼をお願いしました。



 
 そして8時10分、大雨特別警報の発令を想定し、第1回災害対策本部会議を行い、被害・避難状況の確認を行った後、協議の結果、避難指示の発令を指示し、医療救護所との情報を共有しました。
▽ 各区で村民の皆さんが、避難しているところと避難所での様子です。












▽ 全区から避難完了の連絡を受けた後、第2回災害対策本部会議を開き、被害・避難状況の確認と医療救護所との情報共有、各区災害対策本部へ職員の派遣を指示しました。




▽ 健康管理センターに医療救護所を開設して、山口医師及び安曇野赤十字病院救護班を派遣要請し、村内在住災害ボランティア登録者、消防団等による、トリアージ・傷病者搬送訓練を行っていただいた模様です。












▽ 避難終了後に地区担当職員が各区に行き、避難者が1箇所(防災懇談会場所)に集まって、事業についての説明及びNPO法人砂防ボランティア協会(赤牛先生)による防災関係講習を行っていただき、効率よく実状に合ったハザードマップ及び防災マニュアルを作成するなどの意見交換を行っていただきました。






▽ 健康管理センターでは、トリアージ・傷病者搬送訓練終了後に、災害時によくある怪我の処置方法などの学習会も実施していただきました。










 総合防災訓練の実施に当たり、参加された1,388名(参加率約79%)の村民の皆さん、自主防災組織会長の区長各位はじめ役員の皆さん、NPO法人砂防ボランティア協会(赤牛先生)皆さん、県建設部砂防課の皆さん、安曇野赤十字病院救護班の皆さん、議員各位、消防団員各位など多くの関係者に御礼を申し上げます。

▽ 朝の写真は日岐方面の風景です。





 その他生坂村では、防災講演会、やまなみ荘で生ビール祭り9月中延長などが行われました。

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