信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂村消防団総合訓練会

2018年11月11日 | 生坂村の訓練
 11日(日)は、朝方深い霧が立ち込め冷え込みましたが、9時頃から日差しが届いて穏やかな天気の一日でした。
 午前7時30分から、消防団総合訓練会として、ポンプ取扱講習会及び中継送水実施訓練会が開催されました。
 当村の防災対策上、火災発生時には必然的に中継送水が要求されるため、その技術の基本について知能と技術を習得するとともに、緊急時の防災態勢に万全を期すことを目的として実施されました。




▽ 開会式では寺島消防団長から、今回の講習会で消防団員全員にポンプの取り扱い方を習得していただき、これから火災の発生が危惧されますから、団員が誰でも火災の際に消火活動が出来るようにしていただきたいなどと挨拶を述べられました。


▽ 私からは、早朝からの参集と日頃の消防活動に対して謝辞を述べ、今回の訓練会で技術を習得していただき、有事の際には適時的確に活動され、村民の皆さんの安全安心な生活を守っていただきたいなどをお願いして挨拶とさせていただきました。


▽ 開会式後に消防ポンプの納入業者から、中継送水の方法と考え方について講習を受けました。それは、各ポンプの役割ができていればエンジンをかけなくても良く、各ポンプの役割が果たせない場合はエンジンを起動することと、送水中は勝手にスロットル操作を行わず、一つ上の筒先及びポンプの指示を待つとのことでした。その他にも、ポンプの性能やポンプ格納時の注意点なども、おさらいとして教えていただきました。








▽ 中継送水実施訓練として、講習会の指導に沿って、下の田の貯水槽に中継送水を行いました。団員各位には、中継送水のためのポンプ取扱訓練、警備(交通規制)訓練、命令伝達訓練、通信(無線)訓練などに励んでいただきました。












 生坂村消防団としては、火災の対応は勿論ですが、豪雨による土砂災害や浸水被害対応など、消防団活動も多岐に渡っており、日頃の訓練を通して有事の際に対応できる技術の習得により、地域防災力の強化、災害に強い村づくりにご尽力いただきますようお願いいたします。




 今回の総合訓練会の実施に当たり、講習会通りに行っても課題が残りましたので、本部、各分団で訓練会の検証をしていただき、分団長会議で協議することになりました。
本日参加していただいた消防団員各位、議員各位、消防委員各位など関係者に御礼を申し上げます。

▽ 朝の写真は古坂区の風景です。



最新の画像もっと見る