信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

おじさま倶楽部視察研修一日目&大日向上空からの風景

2020年09月24日 | 私の挨拶
 24日(木)はスッキリしない空でしたが、佐久穂町は雨が降らず昼間もヒンヤリした陽気でした。
 今年度のおじさま倶楽部視察研修は、山村活性化対策事業の取組の一つとして、新型コロナウイルス感染症の感染リスクを下げるために、長野県内に絞って実施していただきました。

 一日目は、午前10時に生坂村を出発して、佐久穂町で昼食後に、ひすいそばの栽培方法等の視察研修を行いました。
 佐久穂町役場産業振興課 倉澤課長補佐さんにもご同行いただき、そば組合の代表 坪井正さんの畑に行き、ひすいそばに関する様々なお話を伺いました。


 坪井さんは、信州ひすいそばを10町歩、川を挟んで離れた畑に、秋そばで味が良く収量も安定した作りやすい品種の「信濃1号」も10町歩栽培しているとのことでした。


 おじさま倶楽部の皆さんも、「信州ひすいそば」が平成25年に、長野県の商標として登録されてから、栽培を続けておりますので、1反歩当たりの種の量や収穫量、播種の仕方、生育の状況、雑草の対策等々の質問をされていました。




 今までの信州ひすいそばは、長野県が育成したそば新品種(長野S8号)ですが、「長野S11号」は緑色が濃く,緑. 色保持も良い傾向にあり,「信州ひすいそば」のブランド強化への有力な後継品種であり、来年からは「長野S11号」になるとのことでした。




 次ぎに、標高2,100m以上の湖としては日本最大の天然湖の白駒の池に行きました。
標高2,115メートルの地点に位置する。白駒峰の噴火によりせき止められて誕生した堰止湖であり、池の大きさは面積0.11平方キロメートル、周囲長1.35キロメートルとのことです。おじさま倶楽部の3名の方は、池を一周してきました。










 湖までの歩道の回りは樹齢数百年の時を刻んだコメツガ、トウヒ、シラビソの原生林で、地上はまるで緑のジュウタンを敷きつめたような苔が一面を覆っていました。
 ここは、485種類の苔が生息する「苔の森」でして、澄み切った池を濃密な原生林が囲い込んでいて、とても神秘的な場所でした。






 一日目は、信州ひすいそばの栽培方法等の視察研修が中心でしたが、おじさま倶楽部の皆さんは、坪井組合長さんのお話がとても勉強になりましたので、今後の栽培に活かされると思いました。お忙しい中、視察の対応をしていただきました坪井組合長さんと倉澤課長補佐さんに御礼を申し上げます。



▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は大日向南平揚水場に行き、生坂ダムの放水口や大日向ぶどう畑、下生坂方面を上空から撮影しました。
大日向上空からの風景







 今日生坂村では、保育園で遠足下見、なのはなでハンドマッサージ、児童館でこども工房、通学合宿、乳がんエコー健診、教育委員会定例会、民生児童委員協議会などが行われました。