信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂村総合防災訓練&日岐上空からの風景

2020年09月06日 | 生坂村の取組
 6日(日)は隙間の日差しが届いて、時よりニワカ雨が降りましたので、ジメジメとして昼間は蒸し暑くなりました。
 午前6時20分から、数十年に一度の大雨(大雨特別警報級)を想定し、気象予報等の発表にあわせた避難準備・高齢者等避難開始を村内全域に発令して、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、自主防災組織の役員の皆さんに避難訓練を実施しました。

▽ 7時10分に、私から参集していた職員各位に、昨今は、昨年の台風19号の甚大な災害、地震災害、土砂災害など、日本は多くの災害が襲っている現状から、村民の皆さんに防災意識の向上、災害時の対応等を説明いただくなど、有意義な避難訓練になるようしっかり取り組んでくださいなどと挨拶をしました。


 7時30分、役場に災害警戒本部を設置し、私(本部長)から訓練の開始の挨拶をして、牛越副村長(副本部長)から訓練内容を周知しました。
 40分から本部会議を行い、時間雨量40mm、日雨量100mmを想定して対応を協議し、私から消防団に出動要請、避難準備・高齢者等避難開始の発令を指示し、各区へ災害対策本部の設置要請と避難所の開設の依頼をしました。




 そして、村の災害警戒本部に加え、各自主防災組織では災害対策本部の設置と避難所を開設していただき、各消防団による巡視と消防車に搭載している無線機、携帯電話等による伝達訓練を行っていただきました。


 今回の総合防災訓練は、生坂村地域防災計画に基づき、生坂村を襲う地震・風水害などあらゆる災害に備え、地域住民、村及び防災関係機関が連携・協力し、災害発生時に即応できる体制を確立するとともに、広く防災意識の普及高揚を図り、地域防災力の向上に資するために実施しました。



 また今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、自主防災組織の役員の皆さんだけに避難所に集まっていただき、地区担当職員から村内全戸分の「災害時避難一覧ボードシート」及び役員の皆さんに「新型コロナウイルス感染症避難所運営役員向け感染予防マニュアル」を配布し、説明していただきました。




▽ 避難終了後に地区担当職員が各区に行き、役員が各区1箇所(各区避難所)に集まっていただいていましたので、最初に「災害時避難一覧ボードシート」の防災マニュアルに沿った記入方法等を説明させてもらいました。




 次に、「新型コロナウイルス感染症避難所運営役員向け感染予防マニュアル」を配布して、自主防災組織役員及び村職員の感染予防の留意点をまとめたものですので、その内容を説明させてもらいました。




 最後に、今回の防災訓練の内容等について意見・要望を伺いました。私は教育長と各区を回りましたが、浸水レベル2の時の避難所、非常食の備蓄方法、衛星電話の通話の改善、土砂崩落箇所の調査などの意見が聞かれました。
 今回の意見・要望につきましては、担当部署等で検討協議をして、次回の区長会に回答させていただきたいと考えております。




 総合防災訓練の実施に当たり、参加された自主防災組織会長の区長各位はじめ役員の皆さん、議員各位、消防団員各位など多くの関係者に御礼を申し上げます。



▽ 毎朝恒例の撮影は、総合防災訓練で朝が早かったので、我が家から日岐上空にドローンを飛ばして撮影した風景です。
日岐上空からの風景