【彼女たちの苦難の実家時代】
色気付く(いろけ・づく)
…1.花・果物などが色づく。
2.性的感情をいだくようになる。
これ、今電子辞書で調べました。
秋に買ったわたなべぽんさん(『スリ真似』シリーズで有名な漫画家さん)のコミックエッセイでは、わたなべさんの壮絶な実母からの虐待経験が載っている。
で、その虐待のひとつに
「色気づくな!!」
といっては娘を精神的・肉体的に痛めつける暴力がある。
(このコミックエッセイ『自分を好きになりたい』は感想記事かきたいと思ってます)
それを読んだ私は
「いやだから。
色気づいて何が悪いんだ?」
と何度も思った。
お世話になっているマダム(アラフォー)も実家に住んでいた独身時代、何かにつけて母親が
「色気づきやがってー!!!」
「この商〇女めーっ!!」
「この売〇〇がーっっ!!」
と怒鳴って殴って、彼女がお小遣いで買ったものを勝手に捨てたのだという。
ひどすぎる…。
ブチギレて子どもを虐待する理由が私からしたら
「意味わかんない。
それの何が罪なの?」
というものばかり。
例えば白・ベージュ以外の色の下着を買ったとか、上下お揃いの下着を買ったとか。
ピンク・赤といった
「女の子らしい」
とされる色のミニ丈スカート・ワンピースを買ったとか。
男女交際を題材にした漫画が掲載されてる少女漫画雑誌を買ったとか。
しかも『りぼん』とか『なかよし』…。
個人差があることなので、
「興味がない」
ならそれでいいけど、別に年頃になった女の子がおしゃれになりたい、かわいくなりたい、恋愛ものの漫画読んでみたいって思うの、当ったり前のことじゃないですか。
下着だって、綺麗な色の可愛い下着、ちょっと大人っぽいセクシーなのつけてみたいって思うじゃない。
それは健全なひとつの変化。
なんでそれが急に
「男を誘惑する悪魔のような女になる」
だの
「エロで人生踏み外す」
だのと全く関係ない方向の妄想が大暴走してるんでしょうね。
恋も何が悪いんだか。
異性が恋愛対象の少年少女が異性にドキドキして何が悪いんだろう。
もちろん性的な問題には病気や妊娠の可能性が出てくるし、軽々しくふみいれて傷つくこともあるので充分な教育が必要だけど…こういう教育にはぜったい関わろうとしないのよね。
なんなのだよ。
【私の場合】
私の場合、母親はこういった
「色気づく」
なる変化をむしろ自然に喜んでくれていたので、それが私にも継承されているのかもなと思います。
たんたんと静かに喜んで受け入れてくれた記憶がありますね。
「きれいな下着が欲しくなるl
「恋愛に興味が出る」
「大人になっていく」
全てたんたんと。
それこそ
「つぼみが咲いてきて、もうすぐ満開だー」
のノリで受け止めていた。
桜が開花しはじめて
「うわっ色気づきやがって!!」
満開になって
「うわーエロすぎぃ!!」
と思う人はいないよね。
いても少数派だろう。
春になれば桜は花咲く。
咲いたらいつか満開になり、枯れて、また季節がめぐる。
その営みに
「エロくて不愉快だ!!」
とブチ切れるのは桜からしたら不愉快でわけわかんないだろう。
「いや、違うし、そうだとしても関係ないんで」
だよね。
大げさな喜びがない代わりに勝手に“何か自分の中の嫌なもの”と結びつけて大騒ぎすることもなかった。
だから自分もこうなんだろうか…。
田房永子さん(『母がしんどい』シリーズでおなじみの漫画家さん)のコミックエッセイ『お母さんみたいな母親にはなりたくないのに』では、女児のお母さんとなった田房さんが娘さんの女友達と会ったとき
「この前会った時より女っぷりが上昇してる!!」
とドキッとする場面が描かれます。
私はそれもないなぁ…ご近所のお嬢さん(かなりキュートなおしゃれちゃんになった)の成長を見ても全く
「女っぷりが」
とは思わず、
「素敵になったね~」
「背がのびたね~」
としか思わなかった。
というか
「女」
「男」
と感じないんだわ。
その人がその人として変化して
「今はこうだ」
というだけのことで…。
私が情熱的なタイプじゃないからこうなのかな~普通は
「色気づいてる~」=なんか生々しいエロと結びつけて嫌悪感…。
ってなる人の方が多いの?
そんなことないよね。
【逆に、一部の男子】
逆に私は一部の男の子への一部…といっても少なくなく感じる大人・女性たちの妙な寛容さが気になる。
中学時代、それこそ色気づいてやたらカッコつけては仕入れたての下ネタを披露したり、エロ本(まだスマホの時代じゃなかった)を無理やり見せる男の子たちがいた。
女子にセクハラという名の性暴力をけしかけてくる輩もいた。
了解得ずして身体に触ったり、性的にからかう。
心優しく大人しい地味系男子も同様の被害にあった。
明らかに人権侵害案件でありゆるされないことなのに
「男の子はいいの」
「男子はそういうもんだ」
ってむしろ良い事みたいに言ってスルーする。
そして嫌だなと感じる女子&男子(LGBTSの子もいただろうけど)にガマンを強いるわけ。
上に書いた
「女子の変化」
は本人の中だけで完結する迷惑かからない問題で、この一部男子の“色気づきがエロ方向にエスカレートし暴力的にまでなった変化”は迷惑かけてんのにスルー。
それこそ
「色気づく」
ですまされないことでしょ。
「暴力」
だよね、本当に。
そっちこそ厳しく
「あかんで!」
と言ってやるべきなのにそれは
「色気づいた男の子たちは、いいの」
ってなノリでスルー。
よくない。
なんだよその妙な寛容さは。
『彼女は頭が悪いから』問題、“エロスを隠れみのにした単なる暴力”に、この妙な寛容さが関わっている気がしてなりません。
けっきょく強者の全てを受け入れ、たまったストレスを弱者に八つ当たりしてやりすごす、みたいな…。
モヤモヤ。
自然界のオスだってメスの了解を得られなければその先には進まないのが大多数なんだがねぇ…。
あーあ、『自分を好きになりたい』の感想記事書こうとして読み返してたら胸がムカムカしてこの記事を先に書いてしまったよ。
昔のわたなべさんのように意味不明なことで虐げられてる女子が今もいるでしょう。
あなたはちっとも悪くないんだよと伝えたい。
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色気付く(いろけ・づく)
…1.花・果物などが色づく。
2.性的感情をいだくようになる。
これ、今電子辞書で調べました。
秋に買ったわたなべぽんさん(『スリ真似』シリーズで有名な漫画家さん)のコミックエッセイでは、わたなべさんの壮絶な実母からの虐待経験が載っている。
で、その虐待のひとつに
「色気づくな!!」
といっては娘を精神的・肉体的に痛めつける暴力がある。
(このコミックエッセイ『自分を好きになりたい』は感想記事かきたいと思ってます)
それを読んだ私は
「いやだから。
色気づいて何が悪いんだ?」
と何度も思った。
お世話になっているマダム(アラフォー)も実家に住んでいた独身時代、何かにつけて母親が
「色気づきやがってー!!!」
「この商〇女めーっ!!」
「この売〇〇がーっっ!!」
と怒鳴って殴って、彼女がお小遣いで買ったものを勝手に捨てたのだという。
ひどすぎる…。
ブチギレて子どもを虐待する理由が私からしたら
「意味わかんない。
それの何が罪なの?」
というものばかり。
例えば白・ベージュ以外の色の下着を買ったとか、上下お揃いの下着を買ったとか。
ピンク・赤といった
「女の子らしい」
とされる色のミニ丈スカート・ワンピースを買ったとか。
男女交際を題材にした漫画が掲載されてる少女漫画雑誌を買ったとか。
しかも『りぼん』とか『なかよし』…。
個人差があることなので、
「興味がない」
ならそれでいいけど、別に年頃になった女の子がおしゃれになりたい、かわいくなりたい、恋愛ものの漫画読んでみたいって思うの、当ったり前のことじゃないですか。
下着だって、綺麗な色の可愛い下着、ちょっと大人っぽいセクシーなのつけてみたいって思うじゃない。
それは健全なひとつの変化。
なんでそれが急に
「男を誘惑する悪魔のような女になる」
だの
「エロで人生踏み外す」
だのと全く関係ない方向の妄想が大暴走してるんでしょうね。
恋も何が悪いんだか。
異性が恋愛対象の少年少女が異性にドキドキして何が悪いんだろう。
もちろん性的な問題には病気や妊娠の可能性が出てくるし、軽々しくふみいれて傷つくこともあるので充分な教育が必要だけど…こういう教育にはぜったい関わろうとしないのよね。
なんなのだよ。
【私の場合】
私の場合、母親はこういった
「色気づく」
なる変化をむしろ自然に喜んでくれていたので、それが私にも継承されているのかもなと思います。
たんたんと静かに喜んで受け入れてくれた記憶がありますね。
「きれいな下着が欲しくなるl
「恋愛に興味が出る」
「大人になっていく」
全てたんたんと。
それこそ
「つぼみが咲いてきて、もうすぐ満開だー」
のノリで受け止めていた。
桜が開花しはじめて
「うわっ色気づきやがって!!」
満開になって
「うわーエロすぎぃ!!」
と思う人はいないよね。
いても少数派だろう。
春になれば桜は花咲く。
咲いたらいつか満開になり、枯れて、また季節がめぐる。
その営みに
「エロくて不愉快だ!!」
とブチ切れるのは桜からしたら不愉快でわけわかんないだろう。
「いや、違うし、そうだとしても関係ないんで」
だよね。
大げさな喜びがない代わりに勝手に“何か自分の中の嫌なもの”と結びつけて大騒ぎすることもなかった。
だから自分もこうなんだろうか…。
田房永子さん(『母がしんどい』シリーズでおなじみの漫画家さん)のコミックエッセイ『お母さんみたいな母親にはなりたくないのに』では、女児のお母さんとなった田房さんが娘さんの女友達と会ったとき
「この前会った時より女っぷりが上昇してる!!」
とドキッとする場面が描かれます。
私はそれもないなぁ…ご近所のお嬢さん(かなりキュートなおしゃれちゃんになった)の成長を見ても全く
「女っぷりが」
とは思わず、
「素敵になったね~」
「背がのびたね~」
としか思わなかった。
というか
「女」
「男」
と感じないんだわ。
その人がその人として変化して
「今はこうだ」
というだけのことで…。
私が情熱的なタイプじゃないからこうなのかな~普通は
「色気づいてる~」=なんか生々しいエロと結びつけて嫌悪感…。
ってなる人の方が多いの?
そんなことないよね。
【逆に、一部の男子】
逆に私は一部の男の子への一部…といっても少なくなく感じる大人・女性たちの妙な寛容さが気になる。
中学時代、それこそ色気づいてやたらカッコつけては仕入れたての下ネタを披露したり、エロ本(まだスマホの時代じゃなかった)を無理やり見せる男の子たちがいた。
女子にセクハラという名の性暴力をけしかけてくる輩もいた。
了解得ずして身体に触ったり、性的にからかう。
心優しく大人しい地味系男子も同様の被害にあった。
明らかに人権侵害案件でありゆるされないことなのに
「男の子はいいの」
「男子はそういうもんだ」
ってむしろ良い事みたいに言ってスルーする。
そして嫌だなと感じる女子&男子(LGBTSの子もいただろうけど)にガマンを強いるわけ。
上に書いた
「女子の変化」
は本人の中だけで完結する迷惑かからない問題で、この一部男子の“色気づきがエロ方向にエスカレートし暴力的にまでなった変化”は迷惑かけてんのにスルー。
それこそ
「色気づく」
ですまされないことでしょ。
「暴力」
だよね、本当に。
そっちこそ厳しく
「あかんで!」
と言ってやるべきなのにそれは
「色気づいた男の子たちは、いいの」
ってなノリでスルー。
よくない。
なんだよその妙な寛容さは。
『彼女は頭が悪いから』問題、“エロスを隠れみのにした単なる暴力”に、この妙な寛容さが関わっている気がしてなりません。
けっきょく強者の全てを受け入れ、たまったストレスを弱者に八つ当たりしてやりすごす、みたいな…。
モヤモヤ。
自然界のオスだってメスの了解を得られなければその先には進まないのが大多数なんだがねぇ…。
あーあ、『自分を好きになりたい』の感想記事書こうとして読み返してたら胸がムカムカしてこの記事を先に書いてしまったよ。
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