goo blog サービス終了のお知らせ 

鳥まり、参る!

ご覧いただきありがとうございます。
日々のいろいろなことを記録しています。

地獄に耐えた君を断罪できまい。

2024年09月10日 | シリアス
【介護って綺麗ごとじゃない】

現在放送されている朝ドラ『虎に翼』。

伊藤沙莉さん演じる主人公=寅子(とらこと書いて「ともこ」)のお義母さん(性格には、事実婚したパートナーの父親の再婚相手→夫の継母)・余貴美子さん演じる百合さんは、

「大和撫子かくあるべし」

「妻として母として祖母としての理想」

を体現したようなキャラクターでした。

優しくて決して怒ったり批判せず、家事労働・ケア労働を無料で限りなくこなしてくれる女性。

タダで愛情と母性を限りなく与えてくれるような女性。

けれど家を守るためには毅然と立ち向かう女性。

そんな百合さんは晩年認知症になり、どんどん攻撃的になったり困ったことをして家族を苦しめるようになる。

「ゆっくりと百合の認知症はすすみ、2年後に静かに旅立ちました」

こんなナレーションで物語を退場した百合さん。

このストーリー展開を見て怒り心頭に発しているのは、今現在大変な介護に耐えているご家族・あるいは、記憶がまだまだ生々しいご遺族の皆さん。

「こんなもんじゃねーよっっ!!!!」

「嘘つくな!!!」

「ちゃんと描けないなら最初から認知症を扱うな!!!」

「綺麗ごとで済ませるのが一番むかつく!!!」


と、大人も幼い人も、レディーもジェントルマンも、おっしゃる。

そう…。

人によって・段階によって・介護の種類によって全然違うけど、人が老いていくこと・老いた人を最期まで見送ることは容易いことじゃない。

あれを地獄や苦行と呼ばずして何を呼ぶのか。

私は垣間見る程度にしか知らないけど、それでも当事者家族・介護者の果てしない苦労と疲労ぶりは察せられる。

怒っていいさ、むかついていいさ、本当に大変なことだもの…。

ちなみに、妊娠・出産・子育て・介護全部経験した実家の母も、その他の先輩レディース・大先輩レディースも

「介護が一番きつい」

と証言する。

「子育てもめちゃくちゃ辛いけど、終わりが見えているし日々良くなっていくから希望がある。

 でも看病はそうとは限らないし、介護なんかそんなのない」



だから、ここに怒りと悲しみにさいなまれる今辛い人たちに、先輩達の言葉を記しておきます。

きっと救いになる言葉もあるでしょう。

本当の言葉だから。

「死んだ時嬉しかった。

 やっとこれで、あの地獄が終わったんだ、あの火山噴火みたいな恐怖に怯えずに済むって思ったら、笑いが止まらなかった」

「みんなでパーティー開きたいくらい嬉しかったよ。

 経験してない人には責められるから黙ってただけ」

「辛すぎて、ぬか喜びなんじゃないか、生き返っちゃうんじゃないかってずっと怖かった。

 お葬式の間も、お棺ブチ破って生き返ってまたあの地獄が始まるんじゃないかって怯えてたよ。

 焼いてもらって骨をひとつひとつ見せてもらって、やっと、やっと心底安心できた」

「冷たいとかロクデナシとかほざく奴は、大して苦しんでない奴ら。

 私達が苦労を被ったからあいつらは泣けるし悲しめる。

 そんな奴等に負けないで!」

「何年かは本当に呆けるよ。

 疲れてたんだもん、当たり前よ。

 たっぷり眠って。

 たっぷり眠って回復して時間が経ったら、故人が良い人なら泣けるから大丈夫。

 泣けないならもう、そういう人だったのよ」


皆さんがどうか回復しますように。

そして今と未来が幸せでありますように…

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミナミちゃんの思い出。

2024年09月01日 | シリアス
【父性愛を求めて求めて踏みにじられて】

※個人の特定を防ぐためフェイクを入れて書いています。当然実際の名前はミナミさんじゃないです※

昨夜どういうわけなのか、ミナミちゃんのことを思い出した。

大学時代のバイト友達で、同い年か一個上だったか。

あのバイト先は可愛い女の子・綺麗な女性が多かったけど(おそらく男性責任者が好みで選んでたっぽい)、ミナミちゃんも可愛かった。

でも肌が荒れやすくて疲れやすくて、明るいんだけどたまに短い間涙ぐんじゃうような女の子。

当時はなんとも思ってなかったけど、それだけで彼女の不安定さ…というか寄辺(=よるべ。頼るところ、よりどころ)なさがうかがい知れる。

人間って口にするのも辛いことは当然隠すので、全貌を知ったのはかなり後でしたが…ミナミちゃんはこんな女の子だった。

わりかし裕福な家庭の子女が通うことで知られている私立大学の英文科に彼女は通っており、

「翻訳家に一番なりたいんだけど、狭き門だから、無理だったら旅行会社かホテルに就職したいんだよね。

 就職してるOB・OGも多いんだよ」

と話してくれた。

こんなにまっとうな夢を目指すことすら危うくなったのは、2年生の時か3年生の時か。

両親が離婚し、

「母親についていくなら学費も生活費も出さない!

 俺についてくるなら、許可なく母親に会うな!」

と父親に言われたことがきっかけだった。

父親は典型的な妻を虐待する男で、ミナミちゃんはお母さんの味方でいたかった。

世間知らずの善良な子どもが、冷静に恐ろしい父親に交渉なんかできない。

「お母さんについていく。

 お金は自分でなんとかする」

そう言ってしまった。

私と同じバイトは在籍だけ残してほとんどシフトに入らなくなり、キャバクラでバイトを始める。

私も漫画やネットの知識しかないけど、キャバ嬢と呼ばれるキャストさんは激務。

楽な仕事であるわけがありません。

彼女と似た感じで、

「大学入学と同時に両親が離婚、どちらが私を引き取るかで揉めて、罵りあいに耐えられなくて自立する、学費も自分で払うと言ってしまった。

 月10万以上稼がなきゃならないから、キャバクラで働いた。

 完全に仕事が終わるのは朝5時で、そこから帰ってシャワー浴びて少し寝てから大学に通った。

 ものすごく疲れて眠くて、化粧どころか着替える気力すら残っていないけど、ここで授業に出なかったらこんなに苦労して稼いで払ったお金がもったいないって這うようにして出席してた。

 髪巻いてコンタクト入れて化粧するのはお店だけ。

 脱ぎ着が楽なTシャツジーパンにメガネとノーメイクで学校へ行った。

 自分で決めたんだとわかっていても、可愛くおしゃれして大学に来て、サークルや飲み会に行くクラスメイトがうらやましかった。

 なんとか卒業したけど、キャバ嬢も大学生活も私を成長させてくれたけど、あの辛い4年間は二度とやりたくない」

と語ってた女流作家さんが当時もいたけど…。

この作家さんみたいに、やり通せる人ばかりじゃない。

耐えられない人は確実にいる。

ミナミちゃんは疲弊して、まずは大学を休学、それでもダメで結局退学した。

これだけでもしんどいのに。

さらに悪かったことは、ひどい彼氏にボロボロにされていたこと。

相手の男は、彼女より15才以上年上のフリーター。

私も何度か話したんだけど、嫌な男だったよ。

ニヤニヤいたぶるような、セクハラ(性加害)とモラハラ(精神的虐待)がにじみ出てるような目つきと表情、声の調子。

人を不快にさせて楽しむような、下劣な会話。

私にすらこうだから、囲い込んだ獲物である恋人=ミナミちゃんには100倍ヘビーだった。

怯えるような彼女の目と常にご機嫌うかがいしてすがる哀れな言葉と声の感じは忘れられない。

浮気、暴言。

いたぶっていたぶって、

「お前が悪い」

「捨てちゃうよ?

 そんな悪い子じゃ」

と遊ぶ。

弄ぶ。

文字にするだけで辛いね。

モラハラ男は同性間では演技して評価高い場合が多いけど、こいつは同性であっても

「格下と見なした相手はバカにする」

ようなヤツだったので、男子学生たちからの評価は最悪だった。

「俺はミナミの彼氏、最初から大っ嫌いだよ!」

「狙われてんなー、ひっかかんなよーって思ってたけど、ひっかかって戻ってこねーよ」

「あいつ本当に嫌い!

 俺もほんっと大っ嫌い!」

って

一人が言った

「狙われてた」

は真実だと思う。

ミナミちゃんは自分が彼に熱烈に惚れて、アタックしまくって

「付き合ってもらった」

と話していたけど…。

でも今の私ならわかるよね。

相手の男に仕掛けられてたって。

手懐けられて誘導されていたと。

自分がいたぶるのに都合いい獲物がどうか吟味しながらやっていたのだと。


これも一種のグルーミングなのか?

年の差カップル・ご夫婦で仲良い人はたしかに現実にいらっしゃるけど、めったにいない。

大学生の女の子に平気で手を出す15才上の男ってやばい。

(「男が年上なら良いだろ!」

 って思う人は男女逆転で、今のあなたが15才年上の熟女・老女にそれをやられたらどう思うか想像してほしい。

 女子だって同じだよ)

肉体が年老いるだけでなく、精神も成熟してたら幼い人を狙わないよ。

ミナミちゃんはファザコンだったのだ。

実の父親が優しい愛を与えてくれないからこそ、代わりの愛を渇望していた。

でも彼女が愛だと錯覚してたものは虐待であり、彼の原動力は弱いものをいたぶって踏みにじりたいという加害欲だ。

そう、お母さんがお父さんに虐待されてたのと同じパターンを繰り返していた。

「優しい年上の男性からの愛」

なんて知らないから。

「幸せな夫婦関係」



「安全な家庭」

も知らないから。


大学を辞めてちょっと経った後に一度話してから、ミナミちゃんには二度と会えていない。

私のことも忘れているかも。

どうなったんだろう。

幸せになっていてほしいけど、想像できるのは…可能性が高い未来(今)は…。

世代間連鎖だろう。

ミナミちゃん、お元気ですか?

繊細で傷つきやすくて、だからこそ優しく寄り添って私や皆を励ましてくれたミナミちゃん。

性欲じゃなく、友情で男の子からも人気があったミナミちゃん。

女の子にも好かれてたよね。

幸せになっていてほしいよ。

その優しさは、それを受け取るに値する人に与えてほしい。






はじめての方向きの記事と対面カウンセリングのご案内です♪

※対面有料カウンセリングやってます。

※スキンケア記事・まとめ。

※宝塚の娘役さん風・ナチュラルメイクレシピまとめ。

※有名人さん風メイクレシピ・まとめ。

※大学1年生のための外見魅力アップ講座『ホンカワ』!

※モテ服関連記事・まとめ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最後の勝者。

2024年08月18日 | シリアス
【果てしない残酷の先にあるのは慈悲なのか、異常人格でしかないのか】

(最後に書く部分は、例え話か創作かくらいのつもりで読んでいただければ幸いです)

日本では則天武后の呼び名で知られる中国の女帝・武則天は三大悪女とされている。

むごたらしく拷問したり、命を奪ったりしたと。

でも、権力者って基本そういうことするもの。

三大悪女と同じかそれ以上に残虐を尽くした男性権力者なんていくらでも存在するはずだ。

逆にいえば拷問をしない・必要以上に粛清しない君主なんてめったにいないから名君として後世まで言い伝えられているのでは?


その証拠に、則天武后が生まれる前から唐には拷問道具がたくさん揃っていたというし…。

恐ろしい

特定の地域に限らず、歴史(過去)に限らず、リアルタイムでも権力ってここまで残酷に命を奪うのかと私達は思い知っているでしょう。

地上波のニュースであまり報道されなくても、BSニュースでは流れるし、SNS・ネットなら犠牲者本人や目撃者から無修正の恐ろしい被害が告発されている。

これは伝承や霊能実話で思うことなんだけど、命を奪われるだけでもちろん人は恨む。

当たり前です。

しかし、

「一思いに殺せばいいものを、いたぶって」

は何百倍も恨まれる。

そして、どうやらどの文化圏の人も

「遺体を粗末に扱うこと・辱めること」

にまた何百倍と怒るようだ。

尊厳を侮辱することは、時に命を奪う以上の業になるのかな…。

マウンティングの上位…いや下位互換行為なんじゃないか。

「お前なんかクズだ、自分が上だ」

って。

…ありふれているね。

ええ。

学生時代のいじめ(と呼んで矮小化させている校内犯罪)を思い出すや。

そういえば特に中学3年間って色んな人

間の醜さを嫌ってほど見せられた気がする。

あれを経験したからこそ綺麗ごとに逃げない、あきらめて

「そういうこともある、よくある」

と考えられるようになったのは役立ってるけど…ゆるさないよ

戻して、昔々の権力者の話をしましょう。

土地の権力者…領主…いいえ、それよりは王様や皇帝と呼んでいいでしょう。

そんな男の話。

彼が最高権力の地位に就く前から、権力闘争はそりゃー残酷で醜いものでした。

彼が作り上げたものではない。

でも、彼は賢かった。

強かった。

だから暴力でも頭脳戦でも勝ち続けることができた。

どれだけの邪魔者を、敵を殺したか。

「九族皆殺し」

と言う言葉は、

「高祖父、曾祖父、祖父、父、本人、子、孫、曾孫、玄孫の九世代を残さず殺すこと」

だそうだ。

怖いなんて言葉じゃ足りないね。

でも彼には残酷な中の優しさがあって、必ず一発で命を奪うことを徹底していた。

(皆さま恐ろしいことにね、これ珍しいんですよ。

 いたぶっていたぶって楽しんで、最後に奪う…こんなことした人はいくらでもいる)

そして、命を奪うと

「これで自分を攻撃も邪魔もぜったいにしなくなった」

と安心するのか、突然慈悲心がわいてくるようで、手厚く葬ったり供養させたりする。

目撃する方は逆に怖れるのよ、その落差を。

意味わかんない、怖すぎる、と。

残酷なだけの人は嫌われてやがて粛清されいく運命だけど、こういうのはねえ…。

今の年齢でいえば50代か60代くらいなんでしょうけど、白髪染めなどない時代。

最高権力を保ったまま老いた彼はしみじみと言った。

「全てを殺して私はここに上り詰めた。

 殺すことで生き残った。

 彼らが生きている上は全てが憎く恐ろしかった。

 いなくなって心から嬉しかった。

 安心した。

 でも今では、私が奪ってきた全ての命が愛おしい。

 心から哀れだと思う」

その瞳が、声が、本当に穏やかで温かかくて、何より寂しそうだった。

最後に残ったたった一人。

最後の勝者が、最期まで勝者でいられた稀有な者しか知り得ない感情だったのでしょう。

なんか…なんかね。

怖いけど、それだけじゃない。

複雑な気持ちだった。

ただね、彼は無辜(むこ)の民=罪なき人々=関係ない庶民は一人も殺しませんでした。

継承権のある男の子を除けば女・子どもに手を出したこともない。

一緒に心中した奥さんや娘さんはたくさんいたけどもね…。

それでもあんなに残酷で恐ろしかったんだから…色々考えちゃうな。

あーでも。

それは近くで見ていた人の気持ちで、直接関わることのない民には確かに名君だったのかもしれないな。

不要な戦争も重税も取らず平和な一時代を守ったのだから。

女帝の時代も世界各国共通で基本平和だったと言われていますね。

彼の魂はどうなったのやら。

殺した政敵以上に庶民を幸せにしたなら、上でどう裁かれたのか。

また平和な時代に生まれていたら、今度こそ誰も殺さない良い政治家や王様になって多くの人を幸せにしたのかしら。






はじめての方向きの記事と対面カウンセリングのご案内です♪

※対面有料カウンセリングやってます。

※スキンケア記事・まとめ。

※宝塚の娘役さん風・ナチュラルメイクレシピまとめ。

※有名人さん風メイクレシピ・まとめ。

※大学1年生のための外見魅力アップ講座『ホンカワ』!

※モテ服関連記事・まとめ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芽衣子と芽衣子。

2024年06月24日 | シリアス
【ダイエット、美容、自己肯定感…】

※もちろん固有名詞は仮名、個人の特定を避けるためにフェイクも混ぜて書いています※

“めいこ”さん、漢字まで同じの芽衣子さんという二人の女性を知っている。

おそらくお二人はほぼ同い年でしょう。

今アラフォーくらいかな。

一人目の芽衣子さんは大学時代にミス・キャンパスで優勝だか準優勝を果たした経歴を持つスレンダーナイスバディーの美女。

女子アナにはならずに美容関係の仕事をずっと続けていらっしゃいます。

二人目の芽衣子さんは美大を出てからクリエイティブ職でずっと活躍している女性。

激務だからでしょうか。

正直、綺麗とも小奇麗ともなかなか他称されない。

そして

「余裕で標準体重を超えている」

人だった。

「同じ名前を持つ美女と、そうでない女性」

なんて話じゃありません。

19才の頃、二人の芽衣子さんは

「あらゆる意味でそっくり」

だったからです。

ミスキャンパスの芽衣子さんも、クリエイターの芽衣子さんも、その頃標準体重を大いに上回っていた。

それぞれ未来の自分から同じように分析されていました。

・目がうつろでいつも疲れていた。

・他人が怖くて、いつも悪口言われてるんじゃないかとビクビクしていた。

・人がいる場所では小食ぶってみせるくせに、一人で食事する時は常に爆食い。

・私は痩せたくてこんなに頑張ってるのに痩せない、綺麗になりたいのに綺麗になれない、あの子達は私より幸せそう、ずるいずるいといつも可愛い同性に勝手に嫉妬しては憎しみを向けていた。

・「ブスな上に彼氏がいないなんてヤバイ」と思い込んでいたので、彼氏は途切れない。

・付き合う彼氏は皆モラハラでデブ、ブス、女としてダメ、と異口同音に攻撃してきた。

・そんなひどい目にあってるのに、こんな私と付き合ってくれてありがたい、彼を逃すわけにいかないと毎回思い込んでいた。

・どうせブスだし、と髪もメイクも服も汚くして、ますます汚くなっていった。


これね、ダイエットや美容で幸せになれた人・そうでなかった人なんてくだらない二元論の話じゃないんですよ。

ミス・キャンパスの芽衣子さんは確かに大改造ダイエットに成功して美容を頑張りまくって肩書きを手に入れ成功しますが、クリエイターの芽衣子さんだってそのままの外見で就活に成功して仕事でも順調にキャリアを積みますし、成功者同士。

お二人共結婚してお子さんも産んでいるしね。

くだらない勝ち負けの話なんかしてないんですよ。

私が書きたいのはここから。

ミスキャンパスの芽衣子さんのような、今までだったら

「女の大成功ルート!」

「これぞ女が幸せをつかむサクセスストーリー!」

と言われてた生き方は、きっと今なら半分くらいに

「ルッキズム!」

「前時代的!」

「そんなの全然幸せになってない!」

と言われちゃうんじゃないかな。

それでクリエイターの芽衣子さん的生き方を半分くらいは昔と同じように

「仕事ができても太ってちゃあねえww」

と嘲笑して、もう半分は

「太ってていい、ありのままでいい!」

「これぞ新しい時代の成功者!」

「自分の幸せは自分で決める!」

って持ち上げるんだと思う。

実際されてるし、どちらも。

私が印象的なのは…。

どちらの芽衣子さんも過酷な妊娠・出産・育児でとてもダメージを負っていること。

妊娠してから仕事に大きなマイナスを負うこと。

産後の体はすぐには健康体に戻れないこと。

スレンダーナイスバディ美女の芽衣子さんは

「綺麗になっただけでは逃れられない人生の困難が多すぎる」

と語り、

「私は痩せたいなんて思ってないし、綺麗になりたくもない、そういう価値観押し付けられたくない!」

と強気に語る芽衣子さんは

「異性に、特に夫に綺麗だセクシーだって褒められ求められまくりたい、今の私のまんまで!!」

と実はとても苦しんでいる事実。


こんなことです。

単純にハッピーエンドルートに入ってないんだよ、どちらもね。

今までは綺麗になれば愛されて幸せ、ハッピーエンド

太っててブスだったら愛されずにバッドエンド

って短絡的に世間やメディアが教えてきたこと、

「そんなことはなくない?」

「実際はもっと複雑だよ」

と考えさせられる…。

結局、女性として現代を生きる困難さ…なのかなあと思う。

人生は長くて、単純なこともたくさんあるけど複雑なところもたくさんあって、誰も正解を知らない。

2024年、ますます考えてしまいますね。







はじめての方向きの記事と対面カウンセリングのご案内です♪

※対面有料カウンセリングやってます。

※スキンケア記事・まとめ。

※宝塚の娘役さん風・ナチュラルメイクレシピまとめ。

※有名人さん風メイクレシピ・まとめ。

※大学1年生のための外見魅力アップ講座『ホンカワ』!

※モテ服関連記事・まとめ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポケモンは男児に救い(ぬい)を与えたもうた。

2024年06月18日 | シリアス
【癒してくれる心の友、ぬいぐるみ】

※個人の特定を防ぐためにフェイクを入れて書いています※

※タイトルの救い(ぬい)はこう読んでくださいって意味で、実際には読まないからね※

姉が18だか20才の頃、同い年のアメリカ人男子と付き合っていた。

ここではUさんと呼ぼう。

Uさんは高身長、筋肉質、端正な顔を持つ美男子でしかも頭まで良かった。

(ブラピにもディカプリオ様にも似てるとよく言われていた)

姉はイケメン好きなのでイケメンとばかり付き合っていたが、Uさんは中でも

「彼氏カッコいい!!!」

「うらやましすぎる!!!」

「さっすがだよモテ女!!!」

と賞賛される人だった。

アメリカは自由と平等の国、多様性の国というキラキラしたイメージを持つ人は多いでしょう。

街や州ごとにまるで特色が違うので場所にもよるが、Uさんは少なくとも

「男らしい男になれ」

「エリートになれ」

「男女愛こそ唯一最高のもの、同性愛なんて…わかるよな?」

という教育を受けていたようだった。

男らしいエリートになるべく常に努力していたからね。

優しく賢い素敵な人だったが、軽く、そして頻繁に

「ゲイかよwww」

「女みたいwww」



「うわあ…」

な思想がだだ漏れていた。

教育って怖いね。

こうやっていじめるのをよく見ていたんだろうね…。

Uさんは男らしい文化が嫌いじゃなかったし過ごしやすかった、そして恋愛対象は異性だったから苦労はそこまでなかったのでしょうが、ひとつ彼には傷ついた過去があった。

彼は可愛いぬいぐるみが大好きだった。

可愛い妹達が当然のようにプレゼントされ、抱きしめたり遊んだりしている“ぬいぐるみの友達”がうらやましくて仕方がなかった。

でも欲しがるどころか、手に取るだけで

「女の子じゃないんだからwww」

「男の子なのにお人形だの、ぬいぐるみだの、ありえないwww」

「ゲイかよ」

「ゲイになるぞ」(どれもひどい醜悪な言葉だけど、本人が言われたと証言したのでそのまま書く)

と恐ろしい言葉を浴びせられ、怖くて心を凍らせるしかなかったという。


2024年の日本ではどうなんだろう…いまだに言う人いるのかな、恐ろしいよね。

好きなものが好きで何が悪いのか。

誰にも迷惑かけない素晴らしい趣味なのに。

この迫害を予期させる恐怖支配は彼に

「従わなければいけないのだ」

と学ばせたに違いない。

そして時は経ち…。

彼の悲しいトラウマを癒し、抑圧から解放してくれる頼もしい存在が日本からもたらされた。

ポケモンである!!!


今も昔もポケモンの人気はすさまじく、特別枠で

「ポケモンのぬいぐるみならオッケー」

だったのだ。

戦う強いモンスターという男らしさを満たしているからなのかな?

Uさんが最初に日本で買ったのは、ピカチュウのぬいぐるみ。

嬉しくて家では常に抱きしめ、ベッドに並べて一緒に眠ったという。

それは、傷つけられ凍らせるしかなかった幼い心を癒す素晴らしい行動だった。

イーブイやプリンのぬいぐるみも買っていたので、やはり可愛いのが大好きだったのね…良かったね…。

当時は

「海外の人もポケモン大好きなんだねえ」

としか思わなかったけど、Uさんの歴史をふまえて想像するに、あれはすごいことだったんだなあ。

ポケモンすごいよ。

これからも多くの子ども、愛する大人達をなぐさめ励まし共に生きていく存在であってほしいものです。






はじめての方向きの記事と対面カウンセリングのご案内です♪

※対面有料カウンセリングやってます。

※スキンケア記事・まとめ。

※宝塚の娘役さん風・ナチュラルメイクレシピまとめ。

※有名人さん風メイクレシピ・まとめ。

※大学1年生のための外見魅力アップ講座『ホンカワ』!

※モテ服関連記事・まとめ。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする