政見放送

2011-03-31 23:18:38 | Weblog
 もうすっかりNHKしか見なくなってしまったが、昨日もこの時間は、東京都知事候補の政見放送。
 なんだ政見放送か、とつけたままでいろいろなサイトを読んでいたのだが、昨日はかなり目を惹き付けられる展開でしたね(笑)。特に昨日は個性的な候補者ばかりで、放送事故かと思うような場面にも遭遇してしまいました。
 で、今日も耳はそっちへもっていかれ……(笑)。いやあ、こんなにいろいろな候補者がいるってこと、恥ずかしながら今回初めて知りました! 最後まで見てこのブログを書きたいけど、明日早いのでここまでにしますが、。。。。。。うーん、どういう人が知事にふさわしいのでしょうかね(笑)。

原発事故の被害

2011-03-31 22:50:20 | Weblog
 最初にお断りしておきますが、今日書く内容も、いつものように、あくまで個人の意見であり、感想です。
 あの地震発生後、福島第一原発の事故の経過を見、あまたの情報を見ていく中で、最近、ようやく腹を括る覚悟ができてきた(いいオトナの女性<あえて女子とは言うまい>が、腹を括るなんてもう、もっとぴったりの表現はないのか?)。
 最悪の状態を想定して、自分の身は自分で守る、という方針でいくことにした。
 (異論反論はあると思います。あくまで、これまでの人生経験の上に成り立つ個人の感想です)

 といいながら放射能と放射性物質の違いが把握できていなかったり、プルトニウムの何が怖いのか言葉で説明できなかったり、そもそも何がそんなに怖いのか、ケミカルとどう違うのかさえ人様に説明できないくらいの詰めの甘さなのだが、従来の野生の勘(?)で見当をつけて渡っていくことにした。(もちろん徐々にきちんと勉強して自分の家族は守れるくらいにしていきますが)ここまで方針を決めるのに3週間。それくらい、迷った。
 いろいろ調べる中で、自分のもっていたテーマについて新たに知ったことがあったり、世の中の仕組みみたいなものに直面したり、それゆえ、この国の行方について考えさせられ、祈らされたりもした。自衛隊について理解と見識を深めたし(頭ごなしの「憲法違反」という刷り込みはどこから来たのだろう)、実は軍のもつ技術でなければ対応できないようなことがたくさんあることに唸ってみたり。
 まだまだ、深めていく見識はたくさんあるだろう。せめてこの震災からたくさんのことを学ぶことが、助かった人たちができることの一つなのではないかとも思う。
 実は直視できないほどの恐ろしいことになっているのかもしれない。でも、それならそれでちゃんと向き合わないと、あの人たちが犬死にになってしまうかもしれない。
 そんな切迫した気持ちさえもつこともある。
 募金、ボランティア、現在自分のできる経済活動に励むこと、いろいろなかたちで支援はできる。いろいろなかたちで復興にかかわることができる、はず。(方向性さえ間違えなければね。)

寝不足

2011-03-30 23:57:51 | Weblog
 一時期のすさまじい残業はなくなったが、震災からこっち情報収集で忙しくて、睡眠時間がどんどん減っている。
 今日だって歯も磨いていないのにもうこの時間。まずい! もう寝る支度を!!
 今朝だって眠くて起きるのしんどくて、今日こそ早く寝ようと思っていたのに。まいったなあ。
 今ちゃんと調べておかないと、むこう10年後悔するからな。。。

山岸凉子『パエトーン』

2011-03-29 23:42:33 | Weblog
 私が初めて原発の恐怖を知ったのはまさにこのマンガ(大方のことはマンガから学んだクチなのです 笑)。
 原発の負の面しか知らなかったので、「必要だ」という人を見ると本当に目を疑った。この人はリスクを知らないのか? どう対処するつもりか?? と。
 実家に置いてあるこの本をもう一度読み返したいなあと思っていたら、見つけた
 チェルノブイリの事故がどういうものか、報道されない、というかそもそもの前提を理解することができたし、あの時にこのマンガを読んで理解しておけたことはよかったと今でも思っている。まさか、こんなかたちで人生にかかわってくる(しかも人生が変わってしまう)とは夢にも思わなかったけど。

 いや、夢にも思わなかったことは……ない。「危険がある」と知っていたし、その後のもんじゅや東海原発のニュースを見聞きして、やっぱりリスクが高いという理解を裏付けられていたから。
 でも、知っていたのに何もしてこなかったことは、ある意味同罪なのかもしれない、と思う。


 これが25年前に描かれたものだということが軽いショックだった(自分の人生にそんなに時間がたっていたのか……笑)。そして、「放射能の恐ろしさは人間の注意力や忍耐の限度を超えたところにあるのです」ということばの意味がわかってしまったことが、再読後の最大の感想だということ。

自分にはないもの

2011-03-29 23:27:25 | Weblog
 自分にはない「やさしさ」に、感動することが増えている。
 こんな気配り、気遣い、そして思いやり、私にはないよ……という発見と、感動。いかに自分に情がないことか知らされつつ、友人たちのもつそのやさしさと、やさしさから発せられる言葉と行動に深く頭が下がる。
 自分も身に着けたいと思うし、そういう出会いの機会そのものに感謝する。

 こういうのは、きっと若い時には気づけなかったことだから、年齢を重ねることのメリットだと素直に感謝しよう(笑)。

悲しむのは復興してからにしよう

2011-03-29 00:43:13 | Weblog
 今さっき、被災地にいるニュースキャスターが言った言葉に心が釘付けになった。
 「悲しむのは、復興してからにしよう。」女川町長の言葉だそうだ。
 一瞬で、一気にいろいろなことが起きて、目の前も途方にくれるような事態で、自分のことさえままならないのに、家族や親族、友人の行方がわからない。もう、どこから手をつけていいのかわからない状況の中(テレビを通して見ていてもそうなのに)、自分の感情のことなんてとりあっていられない。でも、感情が、どうしていいかわからない。
 そんな時に、この言葉は、落ち着きというか気持ちを整理する方向を示してくれたように感じられた。いつまでも悲しんではいられない。でも、この気持ちをどうしたらいいのか。その狭間で揺れていたこの2週間で初めて方向性を見せてくれた。

 未曾有の大災害、どんどんいろんなことを見聞し、体験しよう。この災害を避けたり、人ごとにしたりするのではなく、自分なりの問題として捉えよう。今、同時代にいるのだから。しっかりこの目で見て、心で感じて、頭で考えていこう。被災地の方々が、毎日、ごはんを炊くことができて、あたたかい食事ができるようになるまで。

ごはんを炊く

2011-03-28 23:22:10 | Weblog
 日曜日のことだが、震災直後に注文した通販で水が届いた。
 (思えば最初の一週間は停電への備えで水を買ったが、その後、原発事故の影響で水を買うことにシフトしていったわけだ。)
 せっかくお米が届いたのに、原発事故の不信感で、水道水でお米を炊くことを躊躇していた。(そういっても、コンビニでおにぎりを買ったり外食したりしていたのだから、口に入るのは同じことなのにね。)
 でもまあ、せっかくならこの水で、と、先日不思議なきっかけで送っていただいた玄米を炊こうと待っていた。

 まず、お米に水を浸す時、感動した。
 玄米を洗っている時も、今までこんなに丁寧にしたことないなあとしみじみ思った。
 炊飯ジャーにセットして(玄米コースなんてないけど、普通に炊けてる)吸水後スイッチを押し、炊き上がるのを待つ。ジャーから湯気がわいた時、本当に泣けた。「お米が炊けること」、「あたたかいご飯が食べられること」、そんな、日常生活の基本中の基本のことがこんなにも嬉しいなんて、思ってもみなかった。でも本当に涙が出てきたし、なんともいえない思いで胸がいっぱいになった。
 炊きたてのごはんは昆布の佃煮だけで大満足。あまりに久しぶりの炊きたてのごはん(しかも玄米)だったので、おかわりしてしまった。

 ごはんを炊く、という当たり前のことができなくなる「災害に遭うということ」。いつか、あたたかいご飯が普通にできて、少しでも以前の暮らしに近づける日が、一日も早く来るように、心の底から祈っている。
 計画停電で電気が消えたり、水が飲めなかったり、寒い時に暖房を入れられなかったりというだけで、非日常のストレスを味わうのだということがわかったから。

髪切ってきた

2011-03-27 22:47:18 | Weblog
 5ヶ月も切らなかったのなんて、いつぶりだろう。もう、気持ち悪くてわるくて(前にも書いたが、毛先に悪いものがたまっている気がするのだ)。
 美容師さんのシャンーも、あのシャンプー台も好きだし、鏡に映った自分を他人と一緒に客観的に眺めるのもいい機会。
 おかげですっきりしました。


 こういう時に、避難所に、散髪とかマッサージとかそういうプチリラクゼーションがあると、気持ちがすごく変わる気がするんじゃないかと思うけど、どうなんだろう。
 阪神大震災の時もずいぶんいろいろと考えたり行動したりしたが、今回は被災がより身近なこともあり、考えることが変わっている。都市部の直下型と広範囲に渡る大地震と津波(原発は別にして)という違いもあるだろう。今目の前にある現実と向き合って考えることは、今しておかなくてはならないことの一つだと思っている。
 想像力を働かせること。自分の願望とできるだけ切り離して。

ウォーターサーバー

2011-03-25 23:59:54 | Weblog
 年末の飲み会で、「最近、家にウォーターサーバーを置きたくて」と真顔でいう友人を、同席したもう一人と笑顔ただし目は真顔(?)で「ちょっと~本気で言ってんの?! 一人暮らしで????!!!」とそれこそ本気で止めたことをふと思い出した。
 友よ、きみは予知能力をもっていたのか。。。そしてあの時止めなければ少なくともキミの周りはリスクが一つ減らせてたのか。。。。。。ごめん。後で謝りのメールを送ろう。


 震災から2週間か。なんか、早いな。
 空っぽの商品棚は相変わらず目立つけれど、電車がほぼ通常運行で、停電が回避され続けると、日常に近づいてきっと早く感じるんだろう。

いろいろやってみたら?/新しい詐欺の予感

2011-03-25 00:20:36 | Weblog
 プロ野球の開幕戦、いっそ北海道とか九州とか四国で開催してみたらどう?
 東京ほどの集客が見込めないのは前提として、こういうときなんだから違うことやってみればいいのに。
 地方への恩返し(ちょっと誤解を招きそうな表現だが)にもなるんじゃない??
 (日本が今後、地方が活気をもっていくことは、けっこうかなり重大なことだと思っている。)

 逆に、「放射能汚染から身を守ります」詐欺が流行りそうですね。
 「ほら! これだけの数値減!!」とかいって、浄水器とかレインコートとかスプレーとか、きそう。
 で、パニックになってる人たちは買っちゃいそう。

 なんてことを考えながら仕事してた。今日はちょっとあったかかった気がする。けど花粉もすごい。。。