地震津波原発停電

2011-03-17 23:47:38 | Weblog
 たとえば、「今日多摩地区は12時から停電。だから勤務も12時まで」と前日にお達しがあったので、皆早めに出勤(私は定時ですが笑)、異様に必死にパソコンに向かって作業し続ける。息する間もないほど。で、12時になって、「やっぱり今日は大丈夫みたいです。停電中止です」と伝言が。その時のぐったり感。帰れる(帰るしかない)と思ってたのに帰れないがっかり感。これが毎日続くと、へんな疲労が結構ひどい。電車が通常運行になったことはかなり有り難いのだが。
 しかも今日は結局4時頃になって「大規模停電の可能性→帰ってください」。おいおい。。。
 (帰り道に見たワンセグで、NHKの麿さん出てたね。わあ、何年ぶり?! 武田さんが出ずっぱりで心配になっていたけど、だからって北海道から放送なのか? 私のお気に入りの野村さんがあまり出てこないのはなぜ?)
 この停電のやり方、もう少しなんとかならないのか。ふりまわされてムダに疲れている人、絶対いると思う(勤務状況が安定しないのはよろしくない)。

 ちょうどお使いの予定で身支度をしていたため他の人より早く出ることができたので、調布の西友に寄ることにした。
 西友も急遽6時閉店が決まったおかげで入場制限をやっていた(最初はモノがないので入場制限をしているのかと思って目を疑った)。少し並んだだけで中に入れたが、見る見るうちにレジに並ぶ列がすごいことに。もちろん、カップ麺やパンコーナーはほぼからっぽ。たいてい「お一人様3つまで」などの張り紙が貼られている。生きているうちに、この目で見る日がくるとは思わなかった。
 いつ停電になるかわからないからとにかく慌ててお風呂に入る。テレビをつけると「回避された」。じゃあ洗濯してしまおうか。今日は、少しゆっくり情報のチェックができるな、と思って気がついたらこの時間である。

 そして今日、ようやく、被災地の状況をまとめて知ることができたと言える。あまりに広大で把握しきれなかったのと、余震の連続に東京も被災地のような気になってやはり自分の身の安全を優先していたこと、原発の状況が刻々と変化していくことで一杯だった。
 あらためて、被災したすべての方々に、心からお見舞いを申し上げます。そして亡くなった方に、心からお悔やみを申し上げます。ご家族、親族、友人を亡くされた方。大切なものをなくされた方。ただただ、心から祈るのみです。

 明日で一週間。なんて長い一週間だったのだろう。本当にそう思う。