原発事故の被害

2011-03-31 22:50:20 | Weblog
 最初にお断りしておきますが、今日書く内容も、いつものように、あくまで個人の意見であり、感想です。
 あの地震発生後、福島第一原発の事故の経過を見、あまたの情報を見ていく中で、最近、ようやく腹を括る覚悟ができてきた(いいオトナの女性<あえて女子とは言うまい>が、腹を括るなんてもう、もっとぴったりの表現はないのか?)。
 最悪の状態を想定して、自分の身は自分で守る、という方針でいくことにした。
 (異論反論はあると思います。あくまで、これまでの人生経験の上に成り立つ個人の感想です)

 といいながら放射能と放射性物質の違いが把握できていなかったり、プルトニウムの何が怖いのか言葉で説明できなかったり、そもそも何がそんなに怖いのか、ケミカルとどう違うのかさえ人様に説明できないくらいの詰めの甘さなのだが、従来の野生の勘(?)で見当をつけて渡っていくことにした。(もちろん徐々にきちんと勉強して自分の家族は守れるくらいにしていきますが)ここまで方針を決めるのに3週間。それくらい、迷った。
 いろいろ調べる中で、自分のもっていたテーマについて新たに知ったことがあったり、世の中の仕組みみたいなものに直面したり、それゆえ、この国の行方について考えさせられ、祈らされたりもした。自衛隊について理解と見識を深めたし(頭ごなしの「憲法違反」という刷り込みはどこから来たのだろう)、実は軍のもつ技術でなければ対応できないようなことがたくさんあることに唸ってみたり。
 まだまだ、深めていく見識はたくさんあるだろう。せめてこの震災からたくさんのことを学ぶことが、助かった人たちができることの一つなのではないかとも思う。
 実は直視できないほどの恐ろしいことになっているのかもしれない。でも、それならそれでちゃんと向き合わないと、あの人たちが犬死にになってしまうかもしれない。
 そんな切迫した気持ちさえもつこともある。
 募金、ボランティア、現在自分のできる経済活動に励むこと、いろいろなかたちで支援はできる。いろいろなかたちで復興にかかわることができる、はず。(方向性さえ間違えなければね。)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿