神さまの日

2008-03-29 07:09:26 | Weblog
 やりたいことがあるのにどこから手をつけてよいのかわからなくて(決められないし)、そういう時は手を止めて「神さま、どうしたらよいですか、教えてください」と祈るに限る。
 その晩見た夢は、ずーっと心に引っかかっていた痛みと、その当事者たちに向かい合う夢。夢の中でかなり具体的に、まず一番上にあった感情・怒りをぶつけて思いの丈を憚ることなくはき出す。その気持ちの行き場ができて、目が覚めた時には驚いたしまだ怒りが残っていたようだったけど、ともかく怒りをはき出せてすっきりしていることに気がつく。
 今日は夕方、古くからの男友達がオフィスの近くまで来る。確約はしていないけれど久しぶりにお喋りできたら嬉しいなあ、くらいな感じだったけど、少し話し込んだだけでもう上司に呼び出されていて忙しそう。でもこちらの用事が終わった頃に「今日はもう上がるので」と言うのでお茶に誘った。
 情報交換しながらいろんなことをお喋り。ふと気がつくとものすごい重い話もしている。この人とは触覚で話をするようなところがあるから、表に現れている表情のすぐ下も見られていそう。なぜか時計も携帯も持たずに出ていたので、枠をはみ出さないよう気をつけながら掘削できるところまで掘り下げて話し続けて、冷たい雨の中別れてオフィスへ。その途中、仕事でお世話になった方に会い、立ち話。夫人とご一緒だったのでそこも気を使いつつ(笑)。

 席に戻り、さて自分の仕事を始めようとすると、近所の若い女子が話しかけてきた。仕事の悩みまで話が広がって、さっきの会話を反すうしていてあまり空き容量のない私は少し抑えめモード。
 再び仕事を始めると、またもやトラブル発生後音信不通になっていた人から電話。トラブルのその後については何も聞きたくないと言っているのにいつのまにかその話へ。この件に関しては自分のスタンスを保つことに決めているので、それだけを話して電話を切る。明日、久しぶりに会うことになった。
 薄皮を剥ぐような先ほどの会話を思い巡らすうち、だんだんしまい込んでいた感情が浮き出てくる。注意深く抱えていた事情を、いとも簡単に白日の下にさらけ出すので、一緒に封じ込めていた私の感情が浮かんできて二重に驚くのだ。メールを見ると、彼から一件。またもやそのものずばりの言葉の数々に、思わず涙が出てしまった。感情の表面張力を破られたってこういう感じ?「生酒が飲みたい!」のことばに万感の思いをこめて返信。
 もう、何なの今日は。
 こういう日は、「神さまの日」と呼んでいる。何らかの意図をもった送り主がいるとしか思えない、出会いの日。

続々と開花

2008-03-27 21:41:22 | Weblog
 こうも暖かいと、桜も続々と開花していきますね。
 まだ五分咲きの桜を見かけると、「週末まで待って!」と声をかけたくなります。
 今日は都下から中央線で出勤しましたが、高架から桜を見つけるのが楽しくなりますね。四ッ谷からしばらくは進行方向右側の上を見上げ、市ヶ谷を過ぎると左側の外堀沿いの桜並木を眺め、飯田橋でまた右側に視点を移して桜を眺める……毎日飽かず眺めます。うーん、ほんとうに「華」だなあ。樹の幹が濃い茶色なのもまた花の可憐さを引き立たせて。そこだけ空気が止まっているかのような美しさ。
 などと、浮かぶ限りの表現をしてみんとことばを並べ磨いてみる。

 週末までは咲いていますよね♪
 今年こそ、千鳥が淵のボートに乗ってみようかな。

「篤姫」と瑛太くん

2008-03-26 23:43:23 | Weblog
 毎年、何だかんだいってけっこう大河ドラマを見ます。
 歴史が好きなのもあるし、今ではすっかりサザエさんより定番。
 今年の「篤姫」、天璋院は好きではなかったけど、その人の立場で子ども時代からじっくり見ると印象が変わります。加えて脚本が田渕久美子さんなのが気になる。この人のドラマはかなり好きです。ツボが近いみたいで。
 それで、毎週欠かさず再放送も見るほどですが、なんだか泣けるんだよね。
 家族とのやりとりとか、若い人たちの横顔とか、なんだか思いきり感動して、安心して泣けるのです。
 そういう清々しさもある。
 幕府よりの私としては薩長は敵だったけど、薩摩の見方は変えてみるよ、という感じ。

 そして最近目が離せないのが尚五郎こと瑛太くん。「アンフェア」以来好きな俳優さんでしたが、このドラマではいい演技しているなあ~と毎回思います。肝付尚五郎は小松帯刀となり、坂本龍馬が新婚旅行で登山する時に「おやつとしてカステラをもたせてくれた」という人らしいです。え、それがこの人なのかー、おおおーと感動しました(知っている人が横の線でつながる感動)。
 田渕さんも小松帯刀に光をあてて書いているそうで、そういう配分もあるのでしょうが、うん、いいぞ、いいぞ。自然に感情移入して見続けています。先が楽しみ。

 原作を立ち読みしたら、篤姫の結婚生活は1年半しか続かず、その後は激動の幕末を大奥総帥として立ち回っていく。先を知っちゃったら少しつまらなくなりましたが、この人の人生って……と思い巡らしてしまう。同じ女の人生として。
 ほんとうに、いろいろな生き方があるのだ。女であっても。女だからこそ、生きられる人生も。

仕事中のBGM

2008-03-25 22:59:45 | Weblog
 私の Mac には各CDがBGMとしてダウンロードされています。
 それを各リストにして聴いていましたが、最近たまたまそのリスト化する前の大元の段階でランダムで聴いてみたらあら不思議! なんともメリハリのある、楽しい一枚のCD(?)になるではありませんか。
 チェット・ベイカーに始まりマーカス・ミラー、矢沢永吉にはさまって、宇多田ヒカル、オリジナルラブ、スガシカオ。国分友里恵、ジェフ・ネルソン、岩渕まこと……。最近は KiKi のアルバムもいいです。しびれます(笑)
 そして時々箸休めのような本田路津子さん! この人の声ってやっぱりいいなあ~。天使は言い過ぎだけど、それに近いものを感じます。
  ミックスで聴くとまた違ったそれぞれの良さがいい。今までさんざん聴いてきたアーティストたちが、また新しい側面を見せてくれます。
 仕事がはかどるぜ。

乾燥と加齢による……?!

2008-03-24 18:45:11 | Weblog
 このまえ母教会に帰ったら、きつめ目(=一重まぶた)で有名なHくんが二重になっていた。一重がチャームポイントとも言える人だったから、とにかく「整形したの? 気持ち悪いよ~」と不快感(?)をあらわにしていたら、「ちがうんだ。元々奥二重だったんだけど、太ってからやせて、しばらくして気がついたら、二重になっていたんだ」とうそともまことともとれることを言う。
 加齢でそんなことになるのか?
 と思っていたら……
 今年、久しぶりの目のかゆみに、アイメイクをしていない時はもう思いっきりかくことにしている私だが、昨日あたりからまぶたにかなりくっきりと線が浮かんでいる……
 これは、もしや、Hと同じか?!
 乾燥と加齢でーーーー?
 ……しばらく様子を見てみますが。
 もしかしたら、次に会った私は二重まぶたかもしれません(笑)

今年の春は

2008-03-21 17:55:05 | Weblog
  昨年の3倍という今年のスギ花粉、最近症状が軽減したと思っていた私にもひどくつらいものがあります。くしゃみ、鼻水、目のかゆみのほか、なんだか調子がヘンです。2月にひいた風邪が治ってないのか? と思うほど、咳が残っていたり、鼻水やタンがひどかったり、例年にない症状は3倍だからなのか体調がヘンなのか。因果関係を確かめる前に、年度末の追い込みに追われる日々です。
 友人たちにもおかしな咳をしている人がいたり、調子をくずしている人がいたり、全体的に移り変わりが強い(というのはへんな言い方だけど)春なのかしら。
 週末はまたTシャツ日和らしいですね。
 願わくは、桜の開花と花粉の飛来の時季が少しでもずれますように……

ドラマ 東京大空襲

2008-03-19 17:04:57 | Weblog
 月火と二夜連続で放映されたテレビドラマ「東京大空襲」。かつて実際に体験した人の話を聞いてから俄然距離が近くなって、機会があると見てしまいます(先週のも観たよ)。
 だいたいテレビの人が死ぬシーンではぼろぼろ泣いてしまうので、今回も涙止まらず。下町の病院を舞台に、それぞれの生き様、死に様が描かれていて、家族愛とかも交えているからもう一人ひとりに感情移入しちゃって、泣けて泣けて、もう。なんでこんなにたくさんの人が死ぬんだ、戦争だから、そうか、これが戦争というものなのか。と、改めてはっとしました。
 ほんの60余年前、東京にそんなことがあったなんて。先日も赤坂に新名所が誕生したようですが、首都高速が走り、繁栄に繁栄を続ける東京しかしらない私には、ほんとうに想像つかないです。
 せめてテレビでは、いろいろなかたちで戦争を取り上げて、いろいろな人がとっかかりをつかめるようなことをしてほしいと思います。

自転車で走っていると

2008-03-18 14:47:33 | Weblog
 土曜日は吉祥寺で飲み会、日曜は立川のルミネ(・ザ・バーゲン)へ。どちらも自転車で1時間くらいでした。
 吉祥寺からバスで帰ると、どうも距離はあるけれど道は単純な気がしていました。ただ、吉祥寺を目指して行くことはあまりないので、行きは迷いました。深大寺の坂道を回避しようとして住宅街にまぎれこみ、気がついたら道路標識には「久我山」の文字(少し行き過ぎだ)。日暮れ前だったので、柳の新芽や桜のつぼみ、白木蓮、沈丁花の香りなどを楽しみながらのサイクリングです。帰りは大通り沿いに明るく、まっすぐな広い道を帰宅。

 立川へはもう何回も自転車で行っているので、方角さえ間違えなければ、新しい街と出会うのもまた一興。
 ただ、国立から国分寺のほうへ走っていくと、思いがけない坂道に自転車を降ろされ、ひどい目にあいます。すごい上り坂の分、すごい下り坂が待っていたり。深大寺の辺りも坂が多い。ふと、目の前の景色は消え、頭の中には等高線だけの地図が描かれ、そこに太古からの川の流れや川岸の変遷、ひいては地層の変化などがもわもわもわ~っと広がっていくのです。
 江戸時代あたりでは、ここにはどんな景色が広がっていたのだろう。民家なんてまばらで、寺社や背の高い樹が目印だったのだろうか。甲州街道はどう見えたのだろう。……うーん、一度でいいから江戸時代に行ってみたい! とここ最近おなじみの結論にたどりつくのでした。

ホワイトデー

2008-03-14 20:09:18 | Weblog
 今日はホワイトデー。朝からオフィス内は女性たちにお菓子を配ってくださる男性スタッフが順番に巡ってくるかのようです。今年のバレンタインには虚礼廃止でのぞんだ私としては、少々恐縮しております。
 クッキーやチョコ、はたまた最中とか地元の名物の小さなまんじゅうとかもあって、うーん、しばらくおやつに困りません。ありがてえ! こういうのが大所帯の醍醐味かな?

 などと下書きを書いて小さなおまんじゅうをほおばっていたら……
 小一時間もしないうちに、なにやら胃が重くなってきました。んんん、朝ご飯を食べないことも多いのに今朝は(しかもよりによって)小倉コッペパンを食べてきたし、朝からコーヒーも飲んでたから、胃がびっくりしてるのかな? 確かに久しぶりに午前中の摂取量が高いぜ、と思っていたら……
 だんだん、胃が。胃が、重くて重くてつらくなってきたのです。
 えーコーヒーが久しぶりだから? いや、夕べ同僚とお茶した時に飲んだぞ。連続で飲んだから? それとも小倉コッペパン? まんじゅう?? あっ、そういえばよもぎ団子も食べていたのだったわ! あんこ食べ過ぎ?? 
 もう、それから明らかに体が酸性だかアルカリ性だかに傾いて、ちょっと本格的に七転八倒しそうなほど胃の膨張感(なのかな?)に苦しみました。もう、重くて重くて。あんこなめんなよー、という叫びが体の中から聞こえてきます。胴体の中で和菓子どもが暴風雨を巻き起こしているような。しかもなかなか終わらない! つ、つらい……
 こういう時は塩辛系を摂取してバランスをとれば楽になれるのだけど、それさえ拒否している感じ。計測値をこえて決壊した多摩川のような? 吐いたら楽かも、と思った時、年齢を感じました。
 ようやくランチを食べる気になれたのは1時過ぎ。ランチを食べたらバランスが取れたのか嵐は止みました。あーよかった…… 午後もあいかわらず配られ続けていましたが(しかしすごい職場だよね)、もう見ないようにして一袋にまとめ、引き出しにしまいました。
 
 子どものころは朝ご飯が赤福でも全然平気だったのに(わりとそういうことよくある家でした。ままどおると牛乳とか、ういろうと麦茶とか、昨日のケーキの残りとか)ここ数年、朝ご飯がお菓子だと気分が悪くなることがあり、年齢を感じていました。それは甘いものの単体だからだめなんだと思っていたけれど、キャパシティの問題だということをはっきり感じたホワイトデーとなりました。
 すると、これはまさにダイエットにつながりそうな展開じゃありませんか?! 

復活!

2008-03-13 21:07:39 | Weblog
 ふっふっふっふっふ。
 おかげさまで、昨日ここにここ数日の心情をあますところなく吐露したゆえか、夕べは立ち直りましたよ。
 ダイエット魂が、戻ってきたのです。ふっふっふっふっふ。
 
 入浴前のダンベルを再開、夜食の誘惑に打ち勝ち、目標を書いた張り紙(笑っておくれ)を書き直して壁に貼り、寝る前には安野モヨコの『美人画報』を二冊ざっと読み返しているうちに……朝、無意識に鏡を見ている自分! おお、いいぞ、この感じ!!
 今日から春のスカートをはき、するとイヤでも姿勢を意識して、おおお、いいぞいいぞ♪
 体を造り直すのだー!!!

 私の場合、やせるだけでなく、筋肉もほしいのですよ。
 古い日本映画を観ていると、姿勢のうつくしさにまず息をのむ。腕の動きや歩く姿、そのしなやかさは今の人たちとの差が歴然。あのしなやかな体をつくりだす筋肉がほしい。
 「今さら筋肉隆々にはなりませんよ」とジムの先輩(男性、50歳)の一言に安心して、今日から筋肉づくりに励みます(宣誓!)。
 これで食欲もコントロールできたらいいんだけどな~……