本 読もう

2010-08-07 22:20:43 | Weblog
 インターネット脳のことを考えているところに、本を読む必要性も考えるようになり、再び「読書」に親しむようになった。(再び、というのは高校生以来くらいかな。。。子どものころは本を読むしかしないくらいの子どもだったが、就職して、完全に本を読まなくなった。笑)
 本は読まないが活字中毒であるのはかわりなく、まだそういうのに興味ないころから原材料などを読むのも好きだった。新聞も欠かさず読んでいた。漫画も読んだ。ただ、本だけは手にしなくなった。ある時考えて、「本を読まない」のではなく、「読みたい本がない」のだと気がついた。

 今、ようやく、読みたい本に出会えている気がする。本を読んで、いろいろなことを考えたい。思考を深めたい。ことばにしたい。モノを考えさせてくれ! という叫びみたいなものが、自分の中にある。
 昨日、二冊、いい本に出会った。大事にちびちび読んでいる。とっても嬉しい。ふりかえればそこに読みたい本がある幸せ。広げれば物思う世界が広がる幸せ。

今日も夕焼けが

2010-08-07 21:27:34 | Weblog
 夕方になって幾分涼しくなってきた気がした(今までと比べて)。それで、本を読もうと多摩川に向かう。
 以前使ったベンチを目指したが、先客がいて断念。界隈を捜して、是政橋近くの運動場のベンチに座ってみた。
 ちょうど西の空が目の前に広がり、本は少し読んだだけで閉じてしまい、あとは空を眺めていた。

 夕焼けは刻一刻と変化する。多摩川の川原は空が広くて、それも好きな場所である理由の一つかもしれないなあと思う。
 筋雲に日が当たって、始めはみかん色(沈む太陽自体みかんに見えた)、雲が金色にさえ見える。はああー感動。

   

 やがてだんだんピンクや赤になり(画像では黄味が強くて赤がうまく出てないが)、やがて赤紫、いや茜色になっていく。いくら眺めていても飽きない天体ショー。

  


 そしてだんだんと空の青が強くなり、夜が空を覆っていく。お見事、と拍手したくなる。
 橋の上にある雲が金魚のかたちに見えて、おかしくなった。
 明日もいい天気だな。

  

立秋、筋雲

2010-08-07 17:43:07 | Weblog
 「盛夏の候、」との書き出しで手紙を送ろうと思っていたら、立秋になってしまった。。。(次の時候の挨拶は何だ??)
 猛暑続きながら、梅雨明けにいきなり35度が続いたおかげで、33度だと涼しいと思えるようになった今年の夏(友人も同意していたので、私だけではないぞ~)。そうはいってももうお盆だし、二週間もすれば朝晩はさすがに涼しくなるよね、あとは今年の残暑のタイプにもよるね、こういう年は秋のない、冬直前まで残暑が続くタイプかもしれないね、今年は春がなかったし、などと話していたのだが、そうか、そういう年もあったなあ、10月まで半袖を着ていた年。春と秋がないのはとてもさみしい。一番季節を楽しめる時期だと思うので。

 さて、明日は立秋かあ、と夜自転車を漕いでいたら、どことなく涼しい気もする(走っていると場所によって違うこともわかってきた)。そして今朝窓を開けたら、少し空気が清々しく、空が少し高いような気がした。筋雲があちこちに浮かんでいて、なんとなく季節の変わり目の最初の兆しを感じる。それでも西の空にはもくもくと積もった雲が見えて、そのがんばりように吹き出してしまった。
 しかし、時間のたつのは早いなあ。