幸せなスコーン

2010-08-13 16:38:43 | Weblog
 西へ向かって歩き続けて、麦むぎ工房さんへ。
 (自転車だといつも大きな踏切のどちらかを渡るのだが、今日は徒歩なのでお寺の前に出る小さな踏切を渡った。それだけでとても楽しい。)
 以前から気になってしょうがなかった、レモンのスコーンを受取りに
 初めて食べておいしい! と感動したパンも、二度三度と食べているうちに、あれ、そうでもない?? と思い直すことがあるが、ここのパンは食べ続けるとあたらしい発見をすることがある。やっぱりおいしいことを再確認することもそのうちの一つ。
 スコーン大好き ♪ しかもレモンなんて ♫
 ブログで読んでからずーっと気になっていたのが、食べられるなんて幸せです
 ほくほくしながら家路に着いた。

 実際にいただいてみて、想像以上のおいしさに小さく絶叫。おいしいーーーー☆☆☆あ~幸せ。
 いつもおいしいものを、どうもありがとうございます

 この袋をのぞいた時の幸せが、きみにわかるか?!(笑)プーさんが顔をつっこんだ気持ちも、私にはよぉくわかるぞ。


                

台風の後の八王子

2010-08-13 16:23:45 | Weblog
 「ゲゲゲ展」を見たあと、その足で八王子へ。
 京王線の新宿から終点まで乗ったの、どれくらいぶりだろう。特急だと北野も停まらないから、北野天神も見そびれてしまった(車窓から、あそこの大きな木々を眺めるのが好きなのである)。京王線の特急の快適さは、騒音といい軽快さといい他の電車にはなかなか及ばないと思うのだけど、どうだろう(少なくともJRよりは全然まし)。
 八王子の地理もだいぶ詳しくなったので、進行方向先頭に乗って、京王八王子のもう一つの改札を出る。そこからほぼまっすぐに西を目指す。よく自転車でふらふらと通っているので、このあたりも本当に詳しくなりました(笑)。でも歩いていると、改めて小さな路地や抜け道に目が止まり、今まで知らなかった店や古い家屋を見つけられるので本当に楽しい。
 八王子は東西分割した場合の西側の街並は、昔の古い街並がそこかしこに残っていて、ここだけで地方の一都市に来たような(決して見下しているのではありません。むしろ羨ましいです)気持ちを味わえるので、歴史好き&旅好きにはたまらない。歩いているだけで「桑都」や「江戸」「戦国」、「甲州と武州の交差するところ」「絹の道」「交通の要衝」などということばが頭の中に浮かんでくる。
 一言では言えぬ興味が尽きない。

 西を目指して歩きながら、台風一過のおかげで山並みがはっきり見える。青い山々。
 こういうの、昔だったらもっとはっきり見えたんだろうな。あの山並みを見ながら、昔の人たちは何を思ったんだろう、といつも思ってしまう。
 それにしても、道の向こうに山が見える景色は、本当にうらやましい。これは私の心の中にいつもある原風景でもある。

   

ゲゲゲ展行ってきた

2010-08-13 08:25:27 | Weblog
 いつ行こうかな、あ、台風の影響があったら人が少ないかも、と思い立ち、思い立ったら今日が吉日と行ってきた。
 お昼過ぎについたが、イトシアの間を抜けて西武もくぐりぬけて(どちらもメインストリートじゃないほうで。笑)西銀デパートを通り抜けて交番の前に出る。ふと気がつくと目の前に鬼太郎のようなボリュームのヘアスタイルで、袖と身頃が幅の異なる2パターンのボーターのニットを羽織っている女の子が前を歩いている。スカートは紺色。なんだか鬼太郎みたいな子だなあ、と一人で笑いをかみ殺しながら歩いてついていったのだが、四丁目の交差点で道が別れた。松屋と松坂屋の場所を間違えてた。

 久しぶりのデパートだなあ、とエスカレーターをのぼり続け、8階へ。蛍光の黄色い看板が呼んでいる。そして、会場は人だかり。どんどん入場案内していたが、中に入ると説明のボードや原画にじっくり見入る人たちで、ほとんど進まない。入り口の目目連のところで立ち止まって待っていた時は、なんだかお化け屋敷に入ったようなワクワク感を覚える。
 そのうち水木先生のパネルがお出迎え。お茶目な笑顔、もうすっかり親しみを感じる「お父ちゃん」だが、表情が、なんとなく岡本太郎に似て見えた。
 「河童の三平」と「悪魔くん」と「鬼太郎」の原画をじっくり見て回ったが(もう一番前の流れに潜り込んで)、ホントに、開いた口が塞がらなかった。B5の漫画用紙(元々下に枠がいっぱい描いてある、昔の漫画原稿というやつなのかな。まだまだB判の時代だものね)にきれいに描かれた登場人物たち(私の見た限りでは、修正の跡は全くなかった)と綿密な、緻密に描かれた背景。懐かしいベタの塗り跡(笑)。一時期漫画家のアシスタントをしていた経験が懐かしくよみがえり、一気に親しみが湧く。
 しかし、これ、ほとんど一人で描いたんだものなー。もっといえば、腕一本で。頭が下がる。脱帽。二の句が告げぬ。感動。感嘆。言葉を並べてみても、あの感動を表す言葉が見つからない。原画なんだけど、ただの原画ではないというか。。。うまく言えない(笑)。

 デパートの展覧会だから余裕を持って1時間半、時間をとっていたが、ともかく立ち止まってしまうので(自分のスピード以上に立ち止まった)、回るだけで1時間半かかってしまった。入場規制したほうがいいんじゃないだろうか。それと、撮影禁止なのに撮ってる人が自分の前後に2人いた。日本人じゃないのか? 以上二つが気になった点。
 人いきれと進まないイライラ(笑)で、会場を出た時にはすっかり消耗していた。これだから展覧会は苦手なんだよな。。。(特にひどかったけど)。一見の価値はあるだけに、もったいない。ぜひ入場規制か、工夫をしていただきたい。