人がいない 車も少ない

2010-08-08 17:37:11 | Weblog
 そういえば夕べは涼しくて、まだお盆の前なのにクーラー無しで眠れた(両隣が留守で、窓を開けても室外機の排気が入ってこなかったのもある)。今日も曇天で、そうすると熱気がなくて過ごしやすい。
 朝になってもなんとなくアパートには人気がないようで、静か。教会に向かって走っていると、車も少ないような気がする。みんな高速道路の上にあるのかな。静かで心地いい反面、いつもと違う空気に少し戸惑う。
 いつのまにかお盆ウィークじゃありませんか。

調布うろうろ

2010-08-08 17:18:30 | Weblog
 礼拝が終わり、調布のパルコの一階にある文房具屋さん(文房具屋さんて、いつ行っても楽しい。いくらいても飽きない。笑)に「鬼太郎グッズ、二階にあります」との張り紙。おお、どんなものか行ってみよう、と二階に上がる。
 コーナーは少ししかなかったけど、今までは「あの妖怪の」ぐらいのイメージだったのが、茂さんが生み出したかわいいキャラ、にまでイメージアップしたのだから、ドラマ効果はすごい。だから、どれを見てもなんだか嬉しくなってしまい、「妖怪道五十三次」の絵はがきを買った。考えてみれば、この世は妖怪だらけだものね。
 万年筆をじっくり見たり(万年筆欲しいのだ)、新しいノートを見たり、本当に文房具屋さんは宝の山のよう。しみじみ見て回ると、道具の進化とか新しい発見が必ずある。
 そういえば子どものころ父の机の引き出しを開けて、砂消しとか万年筆とかシャープペンの替芯とか定規とかホチキスとかそういうのが整然と並んでいるのを見て、これは何に使うんだろう、と想像力をいたく刺激されたものだった。書いたり消したりするだけの道具なのに、なんぜこんなに惹き付けられるんだか。

 パルコの一階では鬼太郎とアトムのコラボ商品の出店があって(ちょっと笑えた)、今日が最終日だった。なんと水木先生と布枝夫人のイラストを使った一筆箋(それも2パターンも)があって、「おしどり一筆箋」みたいな名前がついていた。それどころか二人のイラストが入って「良縁」とかかれた小さな根付けもあって(これは鬼太郎バーションもあって「開運」とかになってた)、かなり迷った(笑)。商魂たくましいながら、何か気になる。(←うまいよね)

 記憶を頼りに駅の傍を走っていたら、漫画で見かけた水木プロのマンションがすぐ見つかった。あんまりすぐ見つかりすぎて肩すかしをくらったほど。天神商店街に戻り、改めて鬼太郎たちのモニュメントを見ながら(写真撮ってる人たちもいましたね)布多天神に向かい、いつもは左に折れるのを右に曲がったら「近藤勇」の字が目に入った。「日露戦争戦没者之碑」の裏に立っている札に、近藤勇の娘の一人息子(つまり勇の孫)が日露戦争で亡くなった記述があるという。確かめてみたらあった。日露戦争といえば卒業した高校の設立がこの年で、歴史のつながりを感じる。いつか水木先生、新撰組について描いてくれないかなあ。
 家に帰ってもう一度水木先生の漫画を読む。これも一つのご縁ですなあ。