大和心眼ーヤマトシンガンー

情報操作、捏造、隠蔽に騙されるな!茹でガエルにならない方法

【iPhone5販売競争勃発】キャッチコピーに騙されてはダメ!平然とウソをつく商売がまかり通っている?

2013-09-22 18:09:33 | 茹でガエルにならない方法
20日の金曜に、アップル社のiPhone5S/Cの3社キャリアでの一斉販売がスタートしました。すでに購入された方もいると思いますが、新しい端末はワクワクしますね。ガジェット好きしかわからないかも知れませんが、ガラケーやスマホは、使い続けると飽きてくるのも事実。そこで機種変更やキャリアの乗り換えが起こるのですが、キャリアにとっては、それが商売チャンスとなります。
今回のドコモ、KDDI、ソフトバンクとキャリア3社が同じiPhone端末を扱うわけですが、機種の差別化はありません。まあ、微妙な価格差ぐらいでしょう。そこで、それ以外の付加価値、ネットワークの信頼性やつながりやすさ、サービス体制などが勝負となります。

★新iPhone発売 ドコモ参戦、迎え撃つ2社



それでは、3社は、何をセールスポイントとしているのでしょうか?
広告のキャッチコピーから考えてみましょう。


★NTTドコモ  ー 『Strong.目指すには、強さだ』
★KDDI AU   ー 『800MHzのプラチナバンドの4G LTE』
★ソフトバンク ー 『スマホのつながりやすさNo.1へ』

ということで、どのキャリアもネットワークの強さ、つながりやすさを強調したいようです。
当然、端末は変わりませんが、それを支えるインフラには、各社の違いがあります。

なぜならば、現時点で3社のLTEサービスが対応している周波数帯は以下となります。
(iPhone、Androidの両端末で考えた場合)

LTEサービス全体を見渡して考えた場合、iPhone 5が対応している2.1GHz帯でLTEサービスを展開しているソフトバンクよりも、基地局1台あたりのカバーエリアが広く、建物の中でも通じるプラチナバンド(800MHz帯)や1.5GHz帯でも展開しているNTTドコモやKDDIの方がつながりやすい傾向にあります。高速道路に例えると、ダブルLTEとうたっているソフトバンクよりも、実際トリプルLTEの3車線になっているドコモ、KDDIの方が余裕があるということです。(理論上)
Android系端末も考えた場合、有利ですね。


NTTドコモ  :800MHz、1.5GHz、2.1GHz   ➤3車線
KDDI    :800MHz、1.5GHz、2.1GHz  ➤3車線
ソフトバンクモバイル:1.8GHz(イーモバイル)、2.1GHz、 ➤2車線

それでは、実際にどうなのでしょか?

マスコミ系のネット媒体で、昔からネットのスピードテストを提供しているイードさんが調査した結果では、次のような結果がでました。47都道府県でLTE接続率・平均スピードを調査、KDDIがトップに。「RBB TODAY SPEED TEST」調査データから

詳しくはこちらへ
★「RBB TODAY SPEED TEST分析レポート」株式会社イード調査
http://www.iid.co.jp/news/detail/2013/0828.html

★新型iPhone発売‐KDDIが優位? 3キャリアのネットワーク競争の行方は800MHzが握る
http://news.mynavi.jp/articles/2013/09/12/network/index.html

つまり、ソフトバンクさんなどは、『スマホのつながりやすさNo.1へ』と言っていますが、あるカバーエリアの度合いを見た場合の『つながりやすさ』であり、全国規模で調査した場合、たぶん最下位であると思います。

また、『つながりやすさ』という表現は、あいまいであるため、日経BPコンサルティング(東京都港区、戸田雅博社長)では今年の3月に、「全国LTEエリア調査」を実施し、その結果をまとめています。

★過去最多・全国1000個所大規模LTEエリア調査 LTEエリア化率 No.1はNTTドコモ
http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/news/2013/0422lte/


これによると、全国におけるLTEでつながるエリア化率のNo.1は、NTTドコモでした。また、各キャリアの販売の中心となっている機種であるドコモの「Xperia Z」、KDDI(au)「iPhone5」、ソフトバンクモバイル「iPhone5」での、データ通信速度比較でドコモの「Xperia Z」がダウンロードスピードにおいて1位となっています。

この2つの調査結果からわかることは、全国規模でのLTEエリアの広さやスピードに関係なくつながるという意味では、NTTドコモが有利であり、3GでないLTEにつながる確率が高く、スピード有利なのは、KDDIということになります。
そう、ソフトバンクさんは、残念ながら第3者が行う調査では、一番つながらないキャリアということになります。(データから読み取れる事実です)

さて?
『スマホのつながりやすさNo.1へ』というキャッチコピーは、どこからでてきたのでしょうか?

このような調査結果の前では、この広告コピーは、虚偽・誇大(不当表示防止法)にあたる可能性があります。

実は、私がこのコピーを疑問に思ったきっかけがあります。それは、ある関東の山岳エリアをドライブし、道の駅に立ち寄ったとき、ソフトバンクの携帯電話にアンテナが立っていないことに気づきました。そこは、山奥といっても、道の駅があり、人口も数万人規模の町です。そこでつながらないのですから、おかしいですよね。友人のNTTドコモのガラケーは、きちんとつながり、やはり田舎、地方に強いドコモであることがわかりました。これは、一例でありますが、皆さんもそんな経験があるのではないでしょうか?

今回の結果から、何が言いたいかというと、『広告のキャチコピーは、あまり信じるな!』ということです。当然企業の宣伝は、売りたいので、自社に都合の悪いことは掲載しません。良いことだけを、強調して伝えようとします。それは、特に悪いことではないのですが、消費者に誤解を与えることがマズいのです。

携帯電話のような商売であれば、なおさら消費者サイドに立った考え方が大事です。
『つながりやすい』という抽象的な言葉に引かれ購入し、実際地方のエリアで使うとなると、遅くてつながらないという場合があると思います。ある程度、ネットワークの環境差があることを理解して購入されている方はいいのですが、そうでない場合は騙されたと思います。

騙してでも、儲かればいいという考えの企業には、未来はありません。
騙された消費者は、二度と信用しなくなり、戻ってこないからです。

消費者も賢くなり、騙されないようにしましょう。

この国は、首相をはじめ、ペテン師のような話を平然とする人種が跋扈しています。先のオリンピック獲得合戦でも、安倍首相が『汚染水の影響は、湾港内0.3平方キロの範囲で完全にブロックされている』『状況はコントロールされている』という大ウソを平気でつきました。ハッタリとゴマカシで、オリンピックを勝ち取ったということです。

★安倍晋三総理大臣のプレゼンテーション IOC総会



しかしながら、安倍首相は、19日の福島第1原発を視察したときに、東電の小野所長に、『0.3(平方キロ)』(どこか)』という質問をしていたそうです。たぶん理解されないまま、原稿のプレゼン的棒読みをしたということです。

そして、猪瀬知事においても、定例会見で、『今、必ずしもアンダーコントロールではない』と認めたそうです。そう、オリンピック獲得のために、『みんなで狸親父になりましょう』ということで、暗黙の了解でIOC委員を騙したということでしょうか?

ということは、海外の要人相手でも平然とウソがつけるのですから、国民相手では、そんなの屁のカッパです。なぜなら、日本のマスコミは、批判しないし、擁護するだけなので、あまり疑問をもたない国民は、コロっと騙されてしまいます。(マスコミぐるみで洗脳しています)

今回の消費税もそうですよね。国民から消費税を巻き上げながら、法人税は減税をする。つまり経営者や権力者への所得移転をしているということです。企業が儲かれば、その分給料に反映されると言いますが、デタラメですね。企業は充分、内部保留していますが、そのストック分は、分配すらされません。逆に従業員の給料は、減り続けているのが現状です。
企業の現預金は、220兆円で、1年前から6.9%増えたそうです。
給料、誰か増えた方おりますか?
そうそう、期間限定で増えた方はいるようですが?

【明るい経済教室】法人税減税?それはレントシーキングかもね



このように、現政権のやっていることは、猿芝居であり、ウソのママごとをやり続けているということです。だから、国民は賢くなって、企業や政治家のいうウソを見抜けるようになりましょう。そして、権力者のやりたい放題にストップをかけなければ、この国に未来はありません。

それでは、また!


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