大和心眼ーヤマトシンガンー

情報操作、捏造、隠蔽に騙されるな!茹でガエルにならない方法

【NHK】マスコミ業界、言論封鎖の隠蔽体質が続く。『反原発派』NHKイケメン若手アナが突然の退職。

2013-03-28 09:51:21 | マスコミ
こんにちは、昨日、こんなニュースが飛び込んできました。NHKの次代を担う「報道のエース」として期待されていた堀潤アナウンサー(35)が、4月1日付で同局を退職することになったというのです。

NHK堀潤アナ退職「NHK会長筋の圧力」について。- 2013.03.24



彼は、看板番組「ニュースウ オッチ9」のリポーターや「Bizスポ」の総合司会に抜擢されるなど輝かしい経歴を持つ堀アナですが、彼の発言、行動が問題視されたとして、NHK上層部からの圧力もあり退職に追い込まれたと自信のツイッターなどで語ったようです。

なぜなら彼は、福島原発事故後、ツイッター上で、原発事故をめぐるNHKの報道姿勢を批判していたようで、次のように意見を述べていたということです。

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今年の3月11日には、NHKが震災直後に放射性物質の濃度を予測する「SPEEDI」のデータを公開しなかった件について、

「原発事故発生のあの日私たちNHKはSPEEDIの存在を知りながら『精度の信頼性に欠ける』とした文部科学省の方針に沿って、自らデータを報道することを取りやめた
と、暴露。「国民の生命、財産を守る公共放送の役割を果たさなかった。私たちの不作為を徹底的に反省し謝罪しなければならない」と主張した。
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「EXドロイド」から引用 http://exdroid.jp/d/54255/


さらに、彼は、昨年の春から米国のUCLA(カリフォルニア大ロサンゼルス校)に留学し、その期間中に、福島やスリーマイルなどの原発事故を追った内容のドキュメンタリー映画「変身」を制作し、ロサンゼルス市内での市民向け上映会などを予定していたというのです。

そこで、NHKが堀アナに上映会の中止を指示しました。

果たして、このNHKの対応は、どうなのでしょうか?

確かに組織に属している以上、常識的な範囲でのルールがあると思います。しかし、NHKは国民から視聴料をとっている公の機関であり、言論に対する正否を判断する立場にありません。ましてや個人的な思想や発言は、組織に迷惑がかからない限り自由のはずです。

原発にしても、個人においては、推進、反対があるわけで、報道、ジャーナリズムの精神からすれば、どちらの立場に対しても加担するのはご法度なはず。しかし、この若手アナの『言論の自由』と『思想の自由』を奪い、圧力をかけるようにして退職に追い込むというのは異常です。

それでは、NHK社員の中で、福島原発事故で被害にあった方や身内が亡くなった方がいて、その人たちに対しても、『反原発はNO』、『原発推進はOK』と言えるのでしょうか?
反原発の方は、NHKから退いていただくということでしょうか?
NHKの福島支局なんて、無くなってしまいますよね。

実は、社内を改革していくには、このような自由な思想、発言が大事であり、それを封殺してしまうということは、『NHK自ら改革しない』『改革できない』ということを表明しているようなものです。NHK自ら変革していかない限り、TPPなどの外圧により変更させられるかもしれません。

またまた、言論弾圧ではないか?と言われているニュースがあります。

それは、これ。

そもそも今からTPP交渉参加しても心配事が消えないんじゃないの?2-1




そもそも今からTPP交渉参加しても心配事が消えないんじゃないの?2-2



孫崎さんが、テレビ朝日の『モーニングバード』に出演した発言で、彼独自の論票にイチャモンをつけた議員がいました。衆議院総務委員会、NHK予算審議の中で、自民党の大西英男議員の発言です。

『TPP参加で米国の植民地にされるのではないか?』と言った懸念を示した彼独自の判断での発言に、疑問を呈し、NHKでもコメンテーターとして過去に起用している経緯(領土問題番組)から、NHK会長に見解を求めたというのです。
これは、こういうコメンテーターを起用しないように恫喝したことに等しいのでは?と言われています。

これも言論封鎖、言論統制と同じですね。

採用した番組の方針というものがあると思いますが、その中で賛成ばかりでなく、反対意見も併せて言ってもらいたいから起用したと思うのです。(そうでなければ最初から呼ばれません)その意向を無視し、TPP反対に口封じするとは異常です。また、TPP問題ばかりでなく、領土問題での発言にNOを言っているようですね。

2013/03/21 衆議院 総務委員会 自民党 大西英男の質疑



いずれにしろ、マスコミの番組制作手法は、世論を持っていきたい方向にさせるために、一方的な偏向報道をしているのは、NHKだけに限らず、どのテレビ局も同じです。そこで、都合のいいコメンテーターに依頼するわけです。最近では、逆に、賛成派と反対派の両方を揃えている番組のほうが珍しくなってきています。

番組を制作するうえで、制作の意図、背景、あるいはコンセプトがありますので、それに合致しない意見は編集の段階で削られてしまいます。そういった意味で、国民が賢くなり、様々なメディアから情報収集することが大事でしょう。

ここでの一部のコメンテーターだけを取り上げて、弾圧するような議論は、低レベルですね。もう少し身のある内容を議論していただきたいものです。

それと、前半での堀アナは、市民参加によるニュースサイト「8bitNews」を立ちあげ、市民ジャーナリズムの新しい形を模索しているようです。

★8bitNews :パブリックアクセス
http://8bitnews.asia/wp/#.UVOJSxmjJnM

★STOP TPP 《国民が知らなければならない情報》
http://8bitnews.asia/wp/?p=9415#.UVOLNBmjJnM




応援していきましょう!
それでは、また。