山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

エネルギア文化・スポーツ財団

2014年09月03日 04時42分54秒 | 上沼田神楽

昨年、約50年ぶりに復活させた、天の岩戸。
長年の願いだった復活に、感慨深いものを感じていた。

この天の岩戸。かつて上沼田神楽では「衣裳見せ」とも呼ばれ、8柱の神々が、様々な衣裳を着て出るのがこの舞の特徴だったという。
しかし、50余年という中断等のため、昔の衣裳は残って無く、なかなか的確な衣裳が無い状態。

他の演目の衣装で流用できるものはあり、昨年来の復活公演ではそれで対応していたものの、色褪せていたり、丈が短かったりの状態のため、今後の作成が必要とは思っていた。

そんな折、エネルギア文化・スポーツ財団から、衣裳整備に係る助成金の決定をいただいた。衣裳購入に向け、全額自費では厳しいため、助成金申請をしていたものが採用されたものだ。

この財団は、以前から山代神楽共演大会の開催などに対して助成をいただいているもので、大変お世話になっている。
今年度は、168件の活動に対し、2,700万円を助成されるとのこと。
同じ岩国市内では、向峠神楽の道具整備、藤生神楽の復活25年祭のほか、スポーツ行事として人絹町のしろへび駅伝等に対しても助成されるようだ。
こうした助成のおかげで、文化活動、スポーツ活動が円滑に進むというのは本当にありがたいことです。

「衣裳見せ」の復活に向け、衣裳の段取りを早急に進めよう。

(参考:エネルギア文化・スポーツ財団)
http://www.gr.energia.co.jp/bunspo/

Logo