山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

棚田の秋

2014年09月07日 23時34分00秒 | 沼田のできごと

久しぶりの快晴。

朝、上沼田で目覚めて外にでると、一面が霧に包まれていた。
そして徐々に晴れていき、8時頃には真っ青なお空が広がっておりました。

沼田の棚田で知られる、錦町上沼田の女峠(めっとう)では、黄金色の段々を眼下に眺めることができた。
この景色を眺めることができるのも、ご当地の方々がしっかりと田んぼを守ってくれているおかげ。
日々の労働に感謝です。

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浜田市にて、衣裳、胴を依頼の旅

2014年09月07日 20時27分59秒 | 上沼田神楽

衣裳の依頼のため、島根県は浜田市を訪れた。
福屋衣裳店にて、上沼田神楽に伝わる古衣裳を持参し、この復刻を依頼。
先日記事にも書いたエネルギアの助成金の活用により、伝統的な衣裳の復元、これによる神楽の復活を目指す。

詳細は後日お知らせしますね。

昼食によった「ゆうひパーク浜田」では、神楽を前面に押し出す島根県らしい壁アートを発見。石見では、毎週末、どこかで神楽が上演されているという。
秋祭りシーズンのこれからは、それこそ毎週、昼に夜にどこかで神楽があることだろう。

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最後に、植田蛇胴製作所に寄り、痛んでいる蛇胴に代わる新胴の作成を依頼。

この植田さん。どうやら神楽における蛇胴を考案した人の血筋らしく、その腕は素晴らしい。
どうしても乱暴に使ってしまう蛇胴にあって、多少負荷をかけても簡単には折れない、曲がらない。竹の切り時から、和紙の調達・張り方、乾燥まで、職人の経験と知識、技術がつまっているが故だろう。

そんな蛇胴の作成も、8月は雨続き、曇り続きで仕事にならなかったとか。
和紙を貼り合わせるのりの乾燥は重要なようで、好天の今日は、日曜にも関わらず追われている仕事に精を出されていた。

(参考)
http://iwamikagura.jp/modules/isyou/content0004.html

↓天日干し中の胴たち
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↓作成に使う道具にも、年期を感じる。
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