山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

錦パレス神楽 1/31

2015年01月31日 23時57分27秒 | 上沼田神楽

1月、2月の毎週土曜日にお送りする、錦パレスの神楽。
今週は上沼田神楽の番。



前回(1/17)は本当に舞手の人数が集まらず、1人2役もありの状態だった。
この日は大変よく集まっていた。
が、しかし、1人いないがために、八俣大蛇が舞えなかった。

いなかったのは、須佐之男命。
退治されることなく、延々と大蛇が暴れまくるという、グダグダな神楽になってしまう。
それではチョット・・・・ということで、「事代主の神」と「黄泉醜女」の上演となった。

神楽シーズンピークの11月から既に2カ月が経過し、鍛え上げられた筋肉はちょっと緩んでいる。
自分としては、そんな体に鬼役はかなりキツかった。
腰を落とそうとしても、その腰を持ち上げるだけの脚力が無い。足がプルプル。
時々足がふらついたり、前のめりになりそうになったり・・・。
ちょっと見苦しかったかもしれない。

それでも、お客さんの大きな拍手により、何とか頑張れた。
オフシーズンとはいえ、最低限の体づくりは必要と強く実感した。

パレスの冬神楽も半分が終了。
来週(2/7)は、向峠神楽さんの出番です!

錦パレスHP
http://palace-hotel.jp/


3/15(日) 十二神祇神楽大会

2015年01月24日 10時25分43秒 | その他神楽全般
来たる3月15日(日)、美和町の「ハーモニーみわ」で、「十二神祇神楽大会」が開催されるという。

安芸十二神祇は、広島県西部を中心に伝わってきた神楽で、荒平舞などが特徴とされる。
その流れは、こちら山口県東部の山代地域にも伝わっており、荒平舞は柴鬼神と呼ばれる演目となりながら、その主旨は同じだという。
ちなみに、一説によると山代神楽は、古くからあった山代舞と呼ばれる神楽に、周防神舞、安芸十二神祇、石見神楽などが影響して、現在に至っているとも言われている。

で、古い流れの神楽は、どこでも、舞(所作)の中に意味を込めているため、見ただけでは何を表しているのか、どういう流れなのかが分かりにくい(むしろ分からない)。
そのため、娯楽が多く、観る側と舞う側が分かれてしまっている現代では、「一般受け」が悪く、公演の減少や後継者不足に悩む団体が多いのが実情だろう。

でも、各地域では、そんな地元に伝わる神楽に誇りを持ち、しっかりと保存されている。

こうした状況を受け、十二神祇が伝わる地域が手を取り、その存在や活動を発信し、後世に残していく体制作りを目指していこう、というのが、行事を主催する「広域十二神祇神楽連絡協議会」の目的だろう。
西は山口県岩国市、東は安芸太田町くらいまでに広がる、広域的な団体だ。

近くイベントに向けた代表者会議なども開催されるようで、出演団体、演目なども確定してくると思われる。

情報を随時お知らせしていきたいと思います。

錦パレス神楽、上沼田の初回終了!

2015年01月18日 00時32分58秒 | 上沼田神楽

錦パレス恒例の冬の神楽、上沼田の初回が無事終了した。

「無事」とはいいながら、所用での欠席あり、インフルエンザでの急きょ欠席ありで、人数ぎりぎりの世界。
開始1時間まえの時点で、9人しかいないという崖っぷちの年明け公演だった。
最終的には人数も増え、1人2役がありながらも、何とか2演目の上演を終えることができた。

お客さんの入りはやや少ないものの、賑やかな客がいたり、常連さんがいたりで、和やかな公演となった。
間近で見られるというのは、ボロが出ないようにドキドキな半面、お客さんとのやり取りは色々楽しめる。
パレスへの貢献は少なかったかもしれないけど、こちらとしては楽しんで上演することができた。

来週土曜(1/24)は、向峠神楽さんの番です!
多くの方のご来場をお待ちしています。






錦パレス 神楽演舞会 1/17(土)は上沼田神楽

2015年01月17日 09時48分29秒 | 上沼田神楽
1月、2月の恒例行事、冬の神楽演舞会。
岩国市錦町の錦パレスにて、毎週土曜の夜8時から、大広間で神楽の無料観賞会が行われる。
上沼田神楽と向峠神楽が週交代で、2演目ずつを上演。

今日、1/17(土)は、上沼田神楽の出番。
昨年11月末以降、約2カ月ぶりの公演。
体、なまってます。

でも、一生懸命頑張ります。

多くの方のご来場をお待ちしています!


深須とんど

2015年01月12日 13時41分45秒 | 深須のできごと
元々は深須子供会の行事だったみたいだが、子供会の解散により、今は後任組織である深須会が請け負っている。
朝9時集合。
何のたわいもない雑談の後、竹を切る作業から開始。

地面に芯杭を挿し、それに竹を括りつけて、お飾りやら何やらを真ん中に入れ込んで、更に竹で覆って出来上がり。
10時過ぎには神事の後、火入れとなった。

時々竹の節が激しく割れる「パーン!」という音を響かせながら、1時間30分くらいかけて焼き上げた。

今年も一つの行事が終わった。。