山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

お金が外に流れるシステム

2012年04月28日 02時02分00秒 | 雑談

岩国市の人口が着実に減っている。
岩国に限ったことではない、全国的な流れとは言え、その減りようはヒドイ。

平成17年に約15万人だった人口は、平成22年には14万4千人に。
6千人の減少。
これは、
現在の錦町3,277人、現在の本郷町1,102人、現在の美川町1,305人
の合計よりも多い。

(参考)岩国市ホームページ
http://www.city.iwakuni.lg.jp/www/contents/1144485353554/index.html

結局は仕事が無いという点に尽きると思うけど、
全国的に暮らしが豊かになり、でもそのために必要経費も増え、
また、個人個人が楽しむ時代になり、でもそのために近辺への出費を抑える。

結果として、お金が身近なところ以外に流れているような気がしてならない。

 

 

例えば携帯電話。
今では、ほとんどの人が持っている一品。

昔は必要なかった一品、必要なかった使用料。
今、その使用料を払うために、何かしらの経費を削っているハズ。
(中には固定電話を置かない、という人もいる)

それは、ビールがビールでなくなったり、
○○商店ではなくディスカウント店で買ったり、
隣町の大型店舗に買い出しに出たり。

岩国市全体での携帯使用料はどのくらいなのか・・・?

使用料は人それぞれでしょうが、適当に5,000円と仮定。
岩国市民144,000人の8割(115,200人)が持っていると仮定。
5,000円×115,200人×12ヶ月=6,912,000,000円!!!!

実に69億円が、携帯電話に使われているという単純計算。

全てではないにしても、この半分が地元に使われていたら・・・・。
経済効果(回復?)で、もう何人かはこの岩国市に住めるかもしれません。

携帯に限らず、そうした積み重ねが地域から需要を奪い、仕事を奪い、職を奪い、人を奪っていっているような気がします。

せめて、買い物は市内で!!!


春も終わりに近付きます・・・

2012年04月22日 23時22分00秒 | 上沼田神楽

パレス公演や冬の休業生活も終え、いつもの練習の日々が戻ってきた上沼田神楽。

練習はもっぱら、今年の9月にある神楽大会に向けての「薙刀舞」です。

この演目、昭和30年代の上沼田神楽休止前や、昭和52年の復活後の特徴的な演目だったと聞く。

他の演目は儀式的要素や合戦的要素が強い中、この薙刀舞は技術力が求められる演目。間違えるというか、失敗すると、それが一目で分かる。
また、早いテンポの中、猿田彦(薙刀)と荒神(四神)がいかに激しく、そして息のあった舞が舞えるかが問われる。

奥が深いです。

昔はあこがれの演目で、いくら練習しても、本番で薙刀を振ることは中々許されなかったとか・・・。
今でこそ、そこまでの競争はありませんが、その技術はしっかりと受け継いでいきたいと思います。

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この他にも、新入団員の基本技術の習得など、シーズンに向けて、戦力拡充を図っているところであります。

だんだんと暑くなる季節。標高が高いとは言え、練習では大汗をかく状態。

ダイエットですな。


深須会総会

2012年04月14日 23時48分00秒 | 深須のできごと

深須会の平成24年度総会を開催。

この深須会は、錦町の旧深須村のエリアを対象に、手作りイベントを繰り広げる団体です。

私個人的には、昨年から事務会計を預かって一年。そんなにお金の動きが無い団体とは言え、諸準備の中で、色々と手落ちがあったのは苦い思い出。
今年は、その反省を活かして、抜けのない行事運営に心がけたいと思っております。

今年の活動
 6月3日(日) 深須地区運動会
 8月14日(火) 深須地区盆踊り大会
 8月15日(水) 里帰りソフトボール大会
 1月13日(日) とんど焼き

毎年恒例の4大行事です。

深須地区の運動会は、旧団体が錦町時代に開催していたが、休止。深須会が受け継いでから今年で3回目の開催となる。

収入源の無い団体として、パン食い競争や子どもかけっこなどでどうしても出費が避けられない運動会は悩ましいところ。
「地域に賑わいを」との前向きな声もあり、今後、出費と深須会の財布とを考えながら、継続してやっていこうという話しもありました。

その他も、経費的には安心できない行事。
でも、何もしなかったら、集まる楽しみ、顔を合わすひととき、出身者が帰省する楽しみが無くなってしまう。
細々とでもいいから、しっかりと運営していきたいと思います。


清流線×堀江酒造

2012年04月01日 01時30分00秒 | 錦のできごと

先日、面白いお酒を見つけました。

5年くらい前に導入された清流線の新車両のデザインのお酒。

清流線の50周年とあわせて、錦町広瀬の堀江酒造から発売されたとのこと。

それを求めて清流線の錦町駅に行ってみると、確かに色鮮やかなボトルが置いてありました。

堀江酒造さんによると、作成にあたっては車両を研究し、それに適したボトルを見つけてきたとのこと。
ラベルは1本1本手作業で貼り付け。
首にかかるタグも、全駅名が記載されているという徹底ぶり。
見事です。

その匠の作品は、1本千円なり。(錦町駅のみでの販売となります)

気になるのは、導入された新車両は4両(ピンク、青、緑、黄)のハズだが、販売している中に黄色は無いということだ・・・・・。

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