山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

代掻き

2014年04月27日 16時36分00秒 | 沼田のできごと

今年の農作業も徐々に本格化の様子。
今朝、井出の水を出したことにより、家の周りの水路にも水が流れてきた。
それを受けて、親父殿が、例年もち米を植える田に水を引き、代掻きをやっていたのでその様子をご紹介。

荒起しをした田に水を引くこと2時間くらい。表面上はそんなに水が浮いていないけど、耕運機で混ぜてみると・・・・・。

Dvc00590

Dvc00566

こんなになる。
徐々に水が浸みているらしい。
そして更に時間をおいて混ぜると・・・。

Dvc00595

中の方まで水が行きわたっているようです。
経験豊富な運転者、若き搭乗員が頑張っている様子がよく分かる。

Dvc00596

最終的にこのようになった。
日を置いてもう一度代掻きをして、苗を植える地盤を整えるとのこと。

我が家の田は、この田を含めて5町(5枚)。
水は上から流れるもの。
今後、周りの田の水の溜まり具合を見ながら、代掻きをやるらしい。

今年は、少しはお手伝いをしないと・・・。


井出の水出し

2014年04月27日 15時54分00秒 | 沼田のできごと

ご近所さんの中には、田んぼの準備が進みつつある。
水をあてるため、井出の水を出すというのでついて行ってみた。

昔の人にとって、田んぼを作るためにどこから水を引くかというのは大きな問題だったらしい。水が少ない時には、時間交代であてたり、いわゆる水争いは絶えなかったようだ。

そんな先人が引いたこの水路。
標高480mの我が家の更に上にある田、の更に山道を2~3km進んだところにある。

水路といっても、維持管理の省力化のため、パイプライン化している。
周囲は木や斜面だらけのため、落ち葉や落石、崩土で水路が埋まる危険性があるため、すべて地中化したとのこと。
昔はそれだけの農地、人、財源があったということだろう。

↓この足元にパイプラインが埋まっている。

Dvc00577

昔は、土水路だったものが、途中で土管化(コンクリート管)され、そして現在はパイプライン化されたらしい。
場所によってはコンクリート管が放棄され、また場所によってはコンクリート管の中にパイプラインが敷設されている。

山道を延々と進むこの水路。その間コンクリート管を運ぶのは、並大抵の努力と時間ではなかったろうが、それをしてでも省力化をしたかったとの思いを感じることができる。

↓途中には、古き石垣も延々と残されている。

Dvc00580

水源地まで行ってみると、しっかりと水が流れていた。
ここにある取水口にたまった土砂を取り除き、パイプラインへと誘導する。

Dvc00587

この取水口付近にも、昔は田んぼがあったらしい。
たしかに石垣や平らな地盤が残っている。
沼田の隣の集落である神明原の人が作っていたらしいが、人口減などによって耕作放棄になっている。

いったいいつの時代から引かれた水路なのか・・・。
石碑も書き物も無いため分からない。
今度、史書を読んでみよう。


深須会総会

2014年04月21日 23時57分27秒 | 深須のできごと

平成26年度の深須会総会が開催され、H25活動報告・決算、H26活動計画・予算が承認されました。

H26年度の活動は、運動会、盆踊り、里帰りソフトボール大会、とんど焼きの定番の4行事。
このうち、運動会は6月7日(土)の開催と決まった。

今後、手慣れた準備を進め、当日に挑む。

今年もみ諸行事に励んでまいります!

Dvc00576


練習

2014年04月19日 00時31分00秒 | 上沼田神楽

4月、5月は、我らが上沼田神楽に公演ナシ!
・・・ちょっと寂しい気もするけど、1~3月に程良く公演があり、6月以降も結構入っている状態にあっては、いい休息ではある。

けど、今後の公演に向け、個人個人のレベルアップは必要。
それ以前に、昨年復活させた「天の岩戸」を「思い出す」作業が大変。
実質数カ月のにわか仕込みのため、結構忘れてるっす。

でも、頑張るっす。

Dvc00615