山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

パレス神楽

2012年01月14日 23時30分00秒 | 上沼田神楽

3年目となる、錦パレスホテルでの冬季神楽公演。

今年最初の公演である7日(土)は向峠神楽が担当し、その様子がNHKや中国新聞で報道されました。

翌週の14日(土)。上沼田神楽の今年公演初日。

昨年は毎回15人前後の来場者だったが、この日は40人くらい!

報道の効果だろう。広瀬や岩国市街地、遠くは山口市から来られた方もおられた。

ありがとう!向峠!

 

一方、上演演目は、今年最初の舞台を祝う意味での「事代主の神」(要するに恵比寿舞いです)、それに続き、今年も大暴れする意味での「八俣大蛇」のツートップでした。

予定を大幅に超える1時間30分の公演となりましたが、皆さんしっかりと観ていただき、その後の写真撮影や交流も活発に感じました。
こうした機会も大切にして、神楽があること、神楽で賑やかにやっていること、この地域に元気があることを観て、感じてもらいたいですね。

この神楽公演は、2月末までの毎週土曜、夜8時から、岩国市錦町の錦パレスホテルで上演されています。
皆さん、是非お越し下さい♪

今年もしっかりと頑張ります!!

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とんど焼き

2012年01月09日 01時15分00秒 | 深須のできごと

深須会の4大行事の一つ、とんど焼き。

新たな一年を迎え、その役目を果たした注連飾り等に別れを告げる行事です。

朝9時集合。

竹を切り、周辺の注連飾り等を集め、しっかりと組み上げます。

中にはパレスホテルに飾られていた門松も。

10時30分。祭事の後に点火。

思えば例年は大雪の中、身体を震わせながら楽しむこの行事。例年に無く暖かい今年は、集まった老若男女約30人が、イワシや餅、ぜんざいの振る舞いを受け、ほくほく顔で長居しておりました。

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一方、沼田の地では、まだまだ雪景色が楽しめました。
真っ白の状態ではないものの、息子がソリ遊び、雪合戦(ただ遠くに投げるだけ)、雪だるま作りで大変はしゃいでおりました。ご満足のようです。

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消防出初式

2012年01月08日 01時03分00秒 | 深須のできごと

毎年1月の第一日曜日は、消防出初式。(今年は日にちの関係で第2週)

市内の消防団が集まり、寒空の下、市長等の訓辞、各種表彰、行進などが行われる。今年は幸い好天に恵まれ、太陽を浴びる背中は暖かかったけど、指先は冷たく、約1時間の式典では身体が固まりきったようだった。

続いて、錦帯橋の渡り初め。全員ではないにせよ、かなりの大人数の隊員が一斉に渡るんで、落ちやしないか心配だったけど、サスガ岩国が誇る構造物。何の問題もなく橋渡しを行ってくれました。

下流の河原に移った後、数十台の消防車による一斉放水。

圧巻です。

花火を合図に、一斉に消防車のサイレンが鳴ると同時に高々と放水開始。

下流からは飛行機が舞い降り、更にくす玉が見事に割れる。

毎年見ても飽きません。

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合併前は錦町の広瀬で参拝、行進、式典、放水が行われていたが、近年はこちらのみで開催。錦では近隣分団による参拝のみが行われている。

せめて広瀬の町中で放水だけでもやれば、賑やかしになり、子どもたちの思い出にも残るだろうに。

この辺からも合併の影響を感じてしまいます。


新年あけましておめでとうございます!

2012年01月01日 19時28分00秒 | 雑談

平成24年になりました。

このブログも結構な年数続いておりますが、内容や更新頻度が少ないことも自覚しております。今年も引き続き、適当な頻度で、他愛もない内容をお伝えしていきたいと思っておりますので、引き続き楽しんでいただきますようお願いいたします。

さて、新年。
新年と言えば、やっぱり初日の出。

沼田から本郷に抜ける作業道があり、その途中から初日の出が拝める絶好のスポットがあるんです。
ここ数年は大雪に見舞われたり、天気が悪かったりで新年の後光を浴びることはできませんでしたが、今年こそは!との思いで、眠い目をこすりながら車を走らせること10分。

若干曇りながらも、その雲の更に上に昇った太陽を拝むことができました。
昨年は身の回りで不幸が多く、寂しい年でもありましたが、これで今年は明るい年となることでしょう。

沼田の新年行事その2。
午前10時からの拝賀式。
沼田では、毎年新年に地区住民がお宮に集まり、新年拝賀式を行う風習があります。

過去2年は大雪に見舞われ、参拝者の安全を考えて中止してましたが、今年は「本当に正月か?」くらいの温暖な気候の中、久しぶりの新年の挨拶を行うことができました。
1年のこの日、この時だけ会うような方もいますので、貴重な行事です。
毎年、世代を超えて、こうやって顔を繋いでいきたいものですね。

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終了後、一昨年建てた鳥居の上に賽銭を投げる姿あり。
10分くらい頑張ってましたが、その分、上がった時の喜び様は天に昇るようでした。
この姿も恒例行事になりそうで、定期的な賽銭回収を行う必要がありそうです。

 

沼田の恒例行事その3。
これが一番大事な行事と感じておりますが。。。

親睦会です。 

3年くらい前、「元旦は人の行き来が少ない。あっても2日からだ。どうせ家で飲むなら、みんなで飲もう!」という意味不明な考えの下に集合。
集落を3件くらい飲み歩くという迷惑極まりない行動に至った経緯がある。
その後は、大雪で2年ほどできなかったので、第2回元旦親睦会ということになる。

午後2時、集会施設に集合。
帰省者の少なさや不幸なども影響してか、梯子は1件のみだったが、大いに意義のある親睦会だった。
新年から身体が清められたようだ(アルコールで)。

沼田は、
 新年の飲みに始まり、
 ゴールデンウィークの親睦グラウンドゴルフの後の飲み、
 盆の里帰りソフトの後の飲み、
 秋の沼田ふれあいまつり関連の飲み。
この他にも、行事の合間合間に「お清め」がある。

年中飲んでいるため、「あの時の飲みはどの飲みじゃったっけ?」と戸惑う姿が見られます。

それって大事なことだ!

そんな感じで正月も終わりました。