９月８日は「ピィパーズの日」

　2006年８月、第88回全国高校野球選手権大会で、沖縄県代表として
県立八重山商工高校が甲子園市l出場を決めた。

　第２戦、智弁和歌山戦、甲子園に向かう飛行機の中に
「八重山から甲子園にい行かす会」面々がいた。

”永年の夢であった甲子園出場（春・夏連続）も果たし、
さて次は何をテーマに郷里八重山を応援しようか”の話題で
盛り上がり「昔から育てるのが難しいと言われてきた」
ピィパーズを生かし育んで行こうとなり
2006年９月６日に八重山の有志が集まり
「ピィパーズを生かす会」を発足した。

島コショウピィパーズで練りワサビ

島コショウ「ピィパーズ」とシークヮーサーの皮、果汁、塩、砂糖でをミルサーにて混合。練りワサビ作成！
　刺身に添えて食して見て下さい。やみつきになります。！

コショウの輸入量の調査

2021年より調査しているコショウの輸入量調査.
　最新の状況を知りたいため2024年1月24日調査を行いました。

統計上でのコショウとは何か？（長コショウと粒コショウで固形物・粉末物を指す）

沖縄県内で輸入と全国での輸入されている数量が確認できました。

2020年度　 輸入総量 1.845 ( kg ) 　輸入金額　2.886 (千円)　
2021年度　輸入総量 3.314 ( kg ) 　　輸入金額　9.314 (千円）
2022年度　輸入総量　　　0 (kg) 輸入金額 0（千円）
2023年度　輸入総量　　　0 (kg) 輸入金額 0（千円）

2022年　2013年が輸入無しとなっていることを
僕なりに考えてみました。
●　コロナ禍による経済不況が影響しているのか？
●　コロナ禍による海外からの輸入控えや輸入制約によるものか？
●　沖縄県産品の普及活動の成果によるものか？

輸入業者の方や、加工販売業者の方、農家の方々からの情報が欲しいです。

全国内で輸入されている数量が確認できました。

2020年度　 輸入総量 9.468.259 (kg ) 　輸入金額　4.436.803(千円)　
2021年度　輸入総量 9.743.998 (kg ) 　　輸入金額　6.909.454(千円)
2022年度　輸入総量 10.530.550 (kg ) 輸入金額 9.874.580(千円）
2023年度　輸入総量　 6.288.469 (kg)　 輸入金額 5.861.991(千円）

苗作りに適した挿し穂

挿し木で増やすピィパーズの苗作り。４月から夏に向けた期間が苗作りに適している。
　苗作りの挿し穂が多量にとれる時期だからです。※写真参照　
ロックウール方式や細粒鹿沼土で挿し木を行っています。
　植え付けた後は愛情豊かに水管理等が必要です。有機肥料栽培。
科学肥料無し、無農薬で育てていきましょう。

NHK連続テレビ小説「らんまん」

ＮＨＫ連続テレビ小説「らんまん」が４月３日から放映される。
　高知県出身の植物学者で、日本植物分類学の父と称される牧野富太郎の
人生をモデルとしたストーリーのようです。

1902年沖縄県国頭農学校の初代校長を務めた黒岩　恒（ひさし）氏が
　沖縄在来のナガコショウ（島コショウ）を採取し、高知県　高岡郡
佐川町出身の後輩の「牧野富太郎」植物学者に同定を依頼したところ

学名：piper retrofractum 和名：ヒハツモドキと命名されたようです。

　※ヒハツの植物は既にインド産ナガコショウとして存在し、
聖武天皇の遺愛の品々の一つとして奈良の正倉院　天平勝宝8年（７５６年）
　に納められています。
　

　　沖縄県ピィパーズ生産推進協議会　資料より

　　沖縄在来のナガコショウ（島コショウ）の写真 　ヒハツモドキ

　　ヒハツの写真