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村の社会学 日本の伝統的な人づきあいに学ぶ

2023-08-28 22:07:06 | 日記
鳥越 皓之著 ちくま書房刊 2023年初版 208P 902円
著者は 沖縄の人で東京教育大やら関学 早稲田・・その他いっぱいの頭のいい人だ。日経の書評で見かけて面白そうなんで借りた図書館の本。昭和の人だと同級生に農家さんとかいるのが普通で あたしは三重県の津で農家の本家さんの悪友がいたりして まあのどかなもんだった。県庁所在地でもそんなもんだから 三重は田舎ですw さて立派な経歴の方が書いてられるので わかりにくいか?と言われたら これが実に平易で 平易を通り越して中学生でも理解できるくらいに嚙み砕いてかかれているので わかりやすい分中身が薄い。友人に熊本のみかん農家の本家の跡取りさんがいるし 自身東京でソフト屋してたから東京離れられず 山梨の山奥との二拠点暮らしを長い事してたんで 市街地でない村というか集落というか 中で書かれてるように 部落・・今は同和問題で使えないが そういう僻地にいたので まずは人 それも有力者だけじゃなくて じーちゃんばーちゃんも含めてほとんどと顔を繋がないとうまくいかないのを知ってるので なんでこんな本が大手から出るのかよくわからない。まあ時代が変わってそれだけ地方が解体されてきた・・ということなんだろうが・・ 関西にいると村ではない市街地でも 京都しか知らんけど 学区や町内会で近隣の付き合いが濃いので あたしにとってはこの本は今更何言ってるん?という感じだ。村の決定が 今全部がそうではないだろうが 多数決による結論ではなく全員が納得するような結論・・だの平凡教育か非凡教育か・だの 共和党って・・なんて話が出てくるのは面白いが本棚に入れるほどでは無かった。図書館で借りればいいと思う。
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