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メンタルチャットでおこるさまざまな非日常

これは

2020-01-22 08:55:26 | メンタルヘルス
面白いのか? センス・オブ・シェイム 恥の感覚 酒井順子著 文藝春秋刊 2019年初版 恥の感覚ががそれぞれ違う・・というのを古今東西のいろんな例をあげて分析しているのだが 最初読んだときは面白かった。で 元々新本がamazonのカートにはいってたのだ。装丁が日本離れしてたので てっきり訳本だと思ってたのだが 実は立派な和本である。で 面白かったので買うかな?とマケプレを検索して700円くらいのを見つけたので 新本でなくてもいいや・・とカートに追加した。で まだ返却には時間があったので積んでおいたのだが どうももう一度読みたいという感じが薄れてきたのを感じる。でもまあ新本で1400円もするんだから つまんなかったら癪だな・・とまた読んでみたのだがこれがいけない。いろんな例をあげて・・というのはオール読物(あー変換できん)の連載を集めたものだそうで 月に1度短いものを読むのなら 前作はほぼ忘れてるから あーそうだよね・・と思うんだろうが 一冊の本になってしまうと こういうときはこう こういうのはこう・・と列挙されるともうくどい以外の何者でもない。ひとつひとつのエッセイは まあミルフィーユを食べてるみたいな感じというか その素材を幾重にも折りたたんで多層の積層構造みたいになってて たまにクリームが出てくるくらいで面白いのだが これだけまとまってしまうと 巨大なミルフィーユって感じで お腹いっぱいというか飽きてしまう。結局2度目を読んで 誰かに似てるなーと思ったら ジェーン・スー氏の 貴様いつまで女子でいるつもりだ・・とか わたしたちがプロポーズされないのは101の理由があってだな・・とか相談は踊る(三冊とも持ってる 恥ずかしいw)と共通する重箱の隅をつつくような繰り返しの不快さがあるのだな・・ということに気が付いた。まあ確かに正論ではあるのだが だからどうなのよ?という話である。酒井氏ってこういうものを書くのか・・と他も読んでみたくなって検索してみたら 負け犬の遠吠え 講談社刊 2003年初版がある。これってベストセラーになった本で 未婚、子ナシ、30代以上の女性を負け犬と称して自虐的に分析してた本だが これも読んでみると 書き方はほぼ同じである。一つのテーマ まあ負け犬を全方位から分析した内容だが 話の展開が恥の感覚と同じである。まあ 同じ著者なんだから同じ論理・同じ展開なのはある意味仕方ないのだが この2冊出たのが16年の差があるにも関わらず 何の進化もない。で これもIN☆POCKTって本の連載をまとめたもの。これはベストセラーだったのでamazonの評価は240を超えてるが まあ評価も1~5まで満遍なく平均化されてる。送料込みでも280円しないので買おうかとカートにいれたのだが 2度読んでもう図書館蔵書でいいや・・と思う。ついでにジェーン・スーも書棚からだして 古書店に売りに行くことにしようと思う。この2冊を読んだ限り 全方位からひとつのことを分析していてなるほどなぁ・・こういう見方もあるのか?と関心はするものの 見方を変えれば酔っ払いのたわごと 同じ話をくどくどと・・と同じである。知人にも素面でそういう人がいてちょいと困ったんだが ちょっと違うかもしれないが 根っこは同じような気がする。さて カートから削除して 借りた本は返してくることにしよう。書棚に納めたい本はまだあるのだ。場所を空けねば。鬱がひどい。困ったもんだ。
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