飲食居抜きソムリエ  山田 茂  飲食を辞める始めるときのブログ                 

飲食店を希望を持って始めたり順調に多店舗化したり、内装設備に費用がかなり掛かります。その投資を回収できます。

3.宅建取引主任士 75

2022-10-24 07:22:00 | 宅建取引主任士

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         名古屋のういろ 安い   new
         お土産の脱却  連載 6
                                 認知・価値の向上が課題

         ういろに対する認知や価値
         の向上が喫緊の課題だった。
         そのために大須ういろは何
         をしたのか。ういろについ
         て説明したガイドブックを
         店頭で配ったり、週末に店
         舗でポップアップイベント
         を開き、職人が直接客と対
         話できる機会を設けたりと、
         地道な活動を続けている。
         若者にアプローチするため
         の新商品も矢継ぎ早に開発
         する。例えば、「ウイロバ
         ー」や「ういろモナカ」は、
         若い女性が購入し、SNSに
         アップするようになるなど、
         一定の手応えを感じている。
         (次回に続く)


         
         名古屋のういろ 安い   
         お土産の脱却  連載 5
         正当な和菓子

         ういろはネタにされるよう
         な土産品ではなく、正当な
         和菓子である――。それを
         きちんと伝えていかないと、
         状況は何も変わらないと英
         里さんは痛感した。「もち
         ろん、歴史があり、いろい
         ろなことが積み重なってい
         る商品ではありますが、い
         ま一度きちんと体制を整え
         ないと、このままでは続か
         ないと思いました」
         (次回に続く)



         名古屋のういろ 安い   
         お土産の脱却  連載 4
         米粉と砂糖の蒸し菓子

         「改革を始めたときに、名
         古屋のういろをエゴサーチ
         をしました。すると、『エ
         ビフリャー』じゃないけど、
         小馬鹿にされているような
         コメントが多かったです」
         と英里さんは振り返る。さ
         らに調査をしていくと、そ
         もそも、ういろがどんなも
         のなのかを知らない消費者
         も少なくなかった。ちなみ
         に、ういろは米粉と砂糖を
         使った蒸し菓子。似た形状
         のものにようかんがあるが、
         ようかんは小豆などを原料
         にした餡(あん)を寒天で
         固めた菓子である。
         (次回に続く)



         名古屋のういろ 安い   
         お土産の脱却  連載 3

         シニア層のお土産として

         きしめん、ひつまぶし、
         噌煮込みうどんなどととも
         に、ういろが名古屋名物で
         あることに疑問を持つ人は
         そういないだろう。名古屋
         のういろの元祖といわれて
         いるのは、1659年創業の
         餅文総本店。ういろを菓子
         として一般に売り出したの
         も同社が全国で先駆けであ
         る。その後、名古屋でうい
         ろを製造・販売する会社が
         増えていき、東海道新幹線
         の開通によって一気に名古
         屋の名産品として広まった。
         昔は名古屋の人たちも日常
         的に食べていて、土産とし
         ても老若男女問わず買って
         いたういろだったが、時代
         とともにマーケットは変化
         した。現在では、地元客は
         以前ほど多くはなく、土産
         として売れるのもシニア層
         の客が大半。総じて若い人
         たちにとっては関心の薄い
         商品になっていた。
         (次回に続く)


         名古屋のういろ 安い   
         お土産の脱却  連載 2
         和菓子店で売りたい

                                「地元にとっては、お土産
                                としては有名だよね、でも
                                あまり食べたことないよね
                                というお菓子なんです。そ
                                れが売れるとは思えません。
                                だから大須ういろをお土産
                                物屋ではなく、きちんとし
                                た和菓子屋に戻したい。そ
                                うすれば、名古屋の人たち
                                も目を向けてくれると思う
                                のです」英里さんは7年前
                                に入社して、事業改革に着
                                手。こうした背景にあるの
                                は、ういろという菓子の価
                                値向上にほかならない。
                               1947年創業の老舗メーカー
                                の思いを取材した。
                                (次回に続く)



         名古屋のういろ 安い   
         お土産の脱却 新連載 Ⅰ

         「以前の私のような人間が
         ターゲットだと思っていま
         す。名古屋出身なのに、う
         いろをほとんど食べたこと
         がなく、どんなものなのか
         もよく分かってない人。そ
         ういう方々たちに『おいし
         いね』と言わせたい」こう
         意気込むのは、名古屋市に
         本社を構える大須ういろの
         村山英里副社長。現在社長
         を務める村山賢祐氏の妻で
         もある。かつては東京の友
         人に「ういろを買ってきて
         」と頼まれても、「味噌(
         みそ)煮込みうどんのほう
         がいいんじゃない?」と勧
         めていた。いざ購入するこ
         とになっても、どこの店の
         ものを選んだのか覚えてい
         ないほど、ういろに対して
         興味がなかった。それが今
         ではういろを多くの人に届
         けたいと躍起になっている
         から人生は面白い。
         伏  見学 ITmedia
                                 (今回新連載です)



         ライバルが手を結ぶ  new
         自販機業界 最終回 12
         踏み込んだ効率化の可能性

         キリンビバレッジは  2000
         年代、自販機業務に携わる
         従業員を自販機事業関連会
         社に出向させたのちに転籍
         させ、事業の効率化を図っ
         た。固定費がかさむ事業の
         場合、本体より低い給与体
         系のグループ会社に社員を
         集約すれば、事業全体のコ
         ストカットにつなげられる
         ケースが多い。「最初は本
         体の自販機部門の人員を新
         会社に出向させ、軌道に乗
         ったころに新会社への転籍
         などを迫る可能性もあるの
         では」(前出の幹部)。自
         販機での生き残りを懸けて
         手を結んだダイドーとアサ
         ヒ。縮小の続く自販機市場
         で勝ち残るためには、より
         踏み込んだ効率化策を迫ら
         れる可能性もありそうだ。
         (今回最終回です)

                                ライバルが手を結ぶ  
         自販機業界  連載 11 
         自販機外部化の可能性も
         また、今回の提携では、ダ
         イドーとアサヒが抱える自
         販機の直販会社がすべて、
         新会社の傘下に収まること
         となる。これについて、あ
         る大手飲料メーカーの幹部
         は「かつてキリンビバレッ
         ジなどが実施したような、
         自販機関連業務の外部化の
         布石となる可能性もある」
         と話す。
         (次回最終回です)
         
         ライバルが手を結ぶ  
         自販機業界  連載 10
         両社の収益改善は不透明

         しかし、これらの取り組み
         で両社の自販機事業の抜本
         的な収益改善が図れるかは
         不透明だ。現時点の計画で
         は、新会社にぶら下がる形
         となった後も、ダイドー、
         アサヒの子会社はあくまで
         それぞれのトラックで補充
         作業などに回る。同じエリ
         アの隣り合う場所に両社の
         自販機があっても各々が向
         かうこととなり、作業効率
         を上げるためにはさらなる
         事業の一体化の余地もあり
         そうだ。

         (次回に続く)

         ライバルが手を結ぶ  
         自販機業界  連載  9
         アサヒダイドー製品製造
         自販機事業の構造改革に取
         り組んできたアサヒ飲料に
         とっても、ダイドーのシス
         テムを導入できるメリット
         は大きい。コストの効率化
         という点では、2023年以降
         にアサヒの工場で、ダイド
         ーの一部製品を製造するこ
         とも検討している。アサヒ
         はコロナ禍で飲料の販売数
         量が落ち込んで以降、大幅
         な回復に至っておらず、工
         場の稼働率は低下していた
         とみられる。ダイドーの製
         品を扱うことで稼働率を高
         められれば、一石二鳥と言
         える。
         (次回に続く)
         
         ライバルが手を結ぶ  
         自販機業界  連載  8
         オペレーションの共有

         ダイドーの中島社長は会見
         で「オペレーションの進化
         に投資は不可避。適切に投
         資を行える会社のみが生き
         残る市場と考えている」と
         強調した。新会社では、ア
         サヒ飲料の自販機にもこの
         オペレーションシステムを
         共有し、スケールメリット
         によって自販機運営のさら
         なる効率化を狙う。またダ
         イドーは、同業他社と比べ
         て自販機1台あたりの売り
         上げが少ない。今回の提携
         により、2023年3月以降、
         アサヒの「ウィルキンソン
         タンサン レモン」や「モ
         ンスターエナジー」などを
         ダイドーの自販機で販売す
         ることで、売り上げ増加を
         期待している。
         (次回に続く)



         ライバルが手を結ぶ  
         自販機業界  連載  7
         業務改善進む
         そこでダイドーは、自販機
         を無線化することで売り上
         げを遠隔地から把握するシ
         ステムを導入。補充が必要
         な商品を事前に確認し、ト
         ラックにセットできるよう
         にした。これにより、ドラ
         イバーの労働負荷の低減や、
         より少ない人員で業務を回
         すことが可能となる。同社
         は今後5年間で、担当者1人
         当たりの売り上げを2割増
         やすことを目標に掲げてい
         る。
         (次回に続く)

         ライバルが手を結ぶ  
         自販機業界  連載  6
         で、核となるのが「スマー
         トオペレーション」だ。自
         販機は通常、各地域を担当
         するドライバーが1台ずつ
         回って商品を補充する作業
         を繰り返す。天候や人の流
         れで売れ筋商品は大きく変
         わるため、補充が必要な数
         量などを見定めるには、担
         当者の「勘」に頼る部分も
         多かった。この非効率さが、
         ドライバーの重労働や長時
         間労働につながっていた。
         (次回に続く)


         ライバルが手を結ぶ  
         自販機業界  連載  5
         二極化する

         コロナ禍を経て、一段と厳
         しさを増した自販機事業。
         「自販機に対する各社の取
         り組み姿勢が二極化」(ダ
         イドー)する中、積極的な
         投資を続けてきたのがコカ
         ・コーラとサントリー、ダ
         イドーだ。売り上げの約 8
         割を自販機事業が占めるダ
         イドーは、自販機への投資
         を加速させている。2022年
         初に発表した中期経営計画
         では、成長投資として2027
         年1月期までに約550億円を
         投じ、そのうち 7 割強を自
         販機のデータ収集などに充
         当する方針を掲げる。さら
         に、人流の変化などにより
         場所によっては新たな需要
         が生まれると見て、設置台
         数自体も増やしている。
         (次回に続く)



         ライバルが手を結ぶ  
         自販機業界  連載  4
         行楽 ターミナル 会社減少

         その中で人件費や輸送コス
         トなど、固定費の負担が増
         している状況にあった。そ
         こへコロナ禍が追い打ちを
         かけた。人出が減少し、行
         楽地や交通ターミナルでの
         需要が減っただけではない。
         安定した売り上げが見込め
         るとして各社が近年力を入
         れていたオフィスの自販機
         も、在宅勤務の浸透で打撃
         を受けた。
         (次回に続く)



         ライバルが手を結ぶ  
         自販機業界  連載  3
         近年自販機の売上減少

         自販機の売り上げは従来、
         コンビニエンスストアなど
         との競争によって減少傾向
         にあった。飲料市場全体の
         出荷数量は2011年~2021年
         の10年間で3%弱成長した
         のに対し、自販機での売り
         上げは約25%も減少してい
         る(飲料総研調べ)。しか
         し同期間で自販機の台数は
         11%しか減少しておらず、
         1台あたりの売り上げが大
         きく落ち込んでいると推測
         できる。
         (次回に続く)

         ライバルが手を結ぶ  
         自販機業界  連載  2
         一歩踏み込んだ提携

         しかし今回は従来の提携と
         比べ、一歩踏み込んだ内容
         となっている。目玉は、自
         販機にかかわる業務を担う
         新会社の設立だ。ダイドー
         が66.6%、アサヒが33.4%
         出資する「ダイナミックベ
         ンディングネットワーク」
         を2023年1月に立ち上げる。
         その傘下に、両社の子会社
         である自販機運営会社が3
         社ずつ入る。これにより、
         ダイドーの自販機27万台
         のうち13万台と、アサヒ
         の26万台のうち7万台の
         計約20万台が、新会社の
         下で運営されることとなる。
          (次回に続く)



         ライバルがr手を結ぶ  
         自販機業界 新連載  Ⅰ

         「業界内でのプレゼンスを
         高めて、確固たる優位性を
         確立したい」ダイドードリ
         ンコとアサヒ飲料は9月15
         日、自動販売機事業に関す
         る包括的業務提携を結んだ
         ことを発表した。会見でダ
         イドーの中島孝徳社長は、
         提携を通じて自販機の厳し
         い市場環境に立ち向かう姿
         勢を明確にした。飲料業界
         においてメーカー同士の業
         務提携自体は珍しい話では
         ない。例えば自販機でも、
         ダイドーはアサヒやキリン
         ビバレッジと、アサヒも伊
         藤園と、以前から一部商品
         の相互販売を行っている。
         兵頭輝夏 東経記者
         (今回新連載です)



         
         外食チェーン出店遅 new
         らす2つの壁 最終回 12
         これからが勝負

         ただ、好条件の居抜き物件
         に入居できるとは限らない。
         「飲食店の生き残りが体力
         勝負となっている今、他店
         が抜けた穴を積極的に狙っ
         ている企業は多い」(大手
         外食チェーン)からだ。ホ
         シザキなど厨房機器メーカ
         ーの生産は正常化しつつあ
         るとはいえ、「数カ月から
         半年で元通りになればいい
         ほう」と見る関係者もいる。
         客数がコロナ前に完全に戻
         る例はまだ少ない一方、原
         材料価格や輸送費、人件費
         などが軒並み高騰し、値上
         げ後も十分に価格転嫁でき
         ていない企業も多い。苦境
         を下支えした時短協力金も
         途絶えた。今後の出店が思
         うように進まないとなれば、
         外食企業のいばらの道はま
         だまだ続きそうだ。
         (今回最終回です)



         外食チェーン出店遅 
         らす2つの壁  連載 11
         早期開店できる魅力

         飲食店などに物件を紹介し
         ているCBREの奥村眞史氏は
         「居抜き店舗の引き合いは
         強まっている」と明かす。
         物件を借りた後に一から開
         店準備を行うと、工事や設
         備納入のため、営業開始ま
         でに空白期間が生まれてし
         まう。その間も家賃は払い
         続けなければならないが、
         工事業者の逼迫や設備納品
         の遅れで、通常よりもその
         期間が延びている。それよ
         りも必要な設備がそろい、
         大きな工事も不要な点が、
         居抜き物件が人気を高めて
         いる理由の1つだと奥村氏
         は分析する。
         (次回最終回です)



         外食チェーン出店遅 
         らす2つの壁  連載 10
         居抜き店舗など活用へ

         しかし2021年度には、投資
         を抑えた店舗改装モデルを
         開発。客席やレジ回りのみ
         を改修し、厨房機器は従来
         のものを使い回して、投資
         負担を減らす。子会社が「
         磯丸水産」を運営するクリ
         エイト・レストランツ・ホ
         ールディングスも、  2022
         年度から出店を本格的に再
         開させた。「箱(店舗面積
         )が大きいロードサイドは
         初期投資で億単位、ショッ
         ピングセンターへの入居も
         数千万かかる」(同社)こ
         とから、居抜き店舗など、
         初期投資を抑えられるかた
         ちでの出店に注力している。
         (次回に続く)



         外食チェーン出店遅 
         らす2つの壁  連載 9
         コスト低減の改装へ

         厨房機器不足や工事業者の
         取り合い、さらに工事費高
         騰といった三重苦の中、業
         界ではコストを抑えた出店
         や改装に舵を切る動きが出
         ている。吉野家はこの数年、
         従来のカウンター中心のレ
         イアウトではなく、カフェ
         やファミレスを彷彿とさせ
         る内装の「クッキング&コ
         ンフォート」店舗への改装
         に注力してきた。この店舗
         モデルでは、厨房機器も刷
         新するフルスペック仕様で
         の改装が基本だった。
         (次回に続く)



         外食チェーン出店遅 
         らす2つの壁  連載 8
         ゼネコンも復活 取り合い

         実は不足しているのは厨房
         機器だけではない。吉野家
         によると、「各社がコロナ
         禍で絞っていた投資を一斉
         に再開した結果、工事業者
         も取り合っている」状況だ
         という。テンポスの担当者
         も「コロナで細っていたゼ
         ネコンなどの工事も再び増
         えており、そちらにも職人
         をとられている。工期が長
         い大手ゼネコンの工事は、
         個人事業主の職人や中小規
         模の工務店にとって、飲食
         店の改装より魅力的に映る
         のだろう」と語る。建築資
         材の高騰もあり、工事費用
         はただでさえ高くつく状況
         にある。外食企業が職人た
         ちを振り向かせるには、さ
         らに上乗せした金額を積ま
         なければならない。
         (次回に続く)



         外食チェーン出店遅 
         らす2つの壁  連載 7
         節税のための買い替えも

         外食企業からの需要が一時
         的に増えたことも一因だ。
         テンポスによると「飲食店
         の商戦期である年末は、年
         間で最も買い替え需要が少
         ないにもかかわらず、2021
         年末は過去最高レベルの取
         引数だった」。背景にある
         のが、自治体からの時短営
         業要請に伴う協力金だ。時
         短要請により多くの飲食店
         は打撃を受けたが、協力金
         収入で潤った事業者もいる。
         テンポスの担当者は「節税
         のために買い替えを進めた
         ケースもあるのではないか
         」と分析する。中小飲食店
         の買い替え需要が2021年末
         以降に急増し、さらなる需
         給の逼迫を招いた。
         (次回に続く)



         外食チェーン出店遅 
         らす2つの壁  連載 6
         ホシザキも苦労する
         業務用冷蔵庫や製氷機の国
         内最大手であるホシザキは、
         足りない部品を既存の取引
         先以外からも買い集め、生
         産停止を防いだ。同社の担
         当者は「(そうした部品は)
         価格が高いだけでなく、部
         品の型が不揃いなこともあ
         る。同等の性能を発揮でき
         るか実験を繰り返し、納品
         までの時間を大幅に延ばし
         ながらも、なんとか生産を
         継続した」と苦労を振り返
         る。
         (次回に続く)

         外食チェーン出店遅 
         らす2つの壁  連載 5

         半導体不足に伴いあらゆる
         家電や機械の納品遅延が叫
         ばれて久しいが、冷蔵庫な
         ども例外ではない。そこに
         追い打ちをかけたのが、20
         21年にアメリカを襲った異
         常気象だ。冷蔵庫にも使わ
         れる断熱材を製造する大手
         現地メーカーが、寒波やハ
         リケーンなど度重なる自然
         災害で被災した。これを受
         けて、同社への依存度が高
         かった日本への断熱材の供
         給量が激減。頼みの綱だっ
         た中国の工場も、電力規制
         の影響などにより十分な代
         替先とはならなかった。そ
         こに上海のロックダウンも
         重なり、断熱材や半導体以
         外の部品までもが枯渇する
         ようになった。
         (次回に続く)


         外食チェーン出店遅 
         らす2つの壁  連載 4

         どの厨房機器が足りない」こ
         とを挙げる。飲食店向けに厨
         房機器の販売や改装サービス
         などを行うテンポスホールデ
         ィングスの担当者も、「ピー
         ク時は発注から納品まで2カ
         月待ちはザラで、納品時期が
         未定ということも多かった」
         と明かす。厨房機器がここま
         で不足した背景には、  2021
         年来、供給網に混乱を来した
         数多くの理由がある。
         (次回に続く)



         外食チェーン出店遅 
         らす2つの壁  連載 3
         店舗数増えず

         コロナ以降、初めて3~5月
         期決算で国内事業の黒字化
         を果たしたサイゼリヤも同
         様だ。2022年は3~8月の半
         年間で11店増やす計画だっ
         た。しかし5月末時点の店
         舗数は、2月末と比べ4店減
         少している。

テンポスの業務用冷蔵庫
冷蔵庫などの厨房機器は、納品まで2カ月待ちも
ザラだったという(写真:テンポスバスターズ)
         (次回に続く)



         
         外食チェーン出店遅 
         らす2つの壁  連載 2
         厨房機器が調達できない

         例えば吉野家ホールディン
         グスは今2023年2月期に、
         「吉野家」「はなまる」事
         業で47店出店する計画だ。
         しかし第1四半期(2022年
         3~5月期)の出店はわずか
         3 店舗にとどまった。「あ
           る程度(価格が)高いのは目
         をつぶれるが、そもそもモ
         ノ(厨房機器)が調達でき
         ず、思うように出店できな
         かった」と担当者は語る。
         吉野家の店舗改装において
         も、通期計画の110店に対
         する進捗は8店舗。「今後
         アクセルを踏み、巻き返せ
         る見込み」(同)とするが、
         現状は遅れている。
         (次回に続く)



         外食チェーン出店遅 
         らす2つの壁 新連載 Ⅰ

         「ちょっとサイズは合わな
         いんだけど、今、これしか
         ないから押さえといて」
         今年の初夏、ある外食チェ
         ーンの幹部は現場にそう指
         示した。この幹部は、店舗
         で使用する冷蔵庫の調達に
         苦心したと打ち明ける。だ
         が、無事に調達できたこの
         チェーンはまだ、恵まれて
         いるほうだろう。コロナ禍
         で一時控えていた出店を再
         開させる動きが加速する外
         食業界。しかし今、大手を
         中心に出店計画に大幅な遅
         れが生じるケースが増えて
         いる。
            富永望 東経記者
         (今回新連載です)



         缶の日本酒で世界狙う new
         ベンチャー企業 最終回  20
         魅力を再構築する時期

                                 「国としても、将来的に輸
                                 出高を 5 倍にしていかなけ
                                 ればならない。そうした中
                                 で、魅力的なコンテンツを
                                 探しています。その意味で
                                 日本酒の注目は高まってい
                                 ます」(玄氏)伝統がある
                                 分、長らく姿を変えてこな
                                 かった日本酒業界。また日
                                 本酒好きにとっては、珍し
                                 いお酒を知っていることが
                                 「通」の証明。いわば、マ
                                 イナーさが一つの付加価値
                                 になっているところもあっ
                                 た。しかし今、日本酒を知
                                 らない人たちや海外に向け
                                 て、商品としての魅力を再
                                 構築していく時期が訪れて
                                 いるようだ。
                                 (今回最終回です)

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