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飲食居抜きソムリエ  山田 茂  飲食を辞める始めるときのブログ                 

飲食店を希望を持って始めたり順調に多店舗化したり、内装設備に費用がかなり掛かります。その投資を回収できます。

3.飲食店を辞める時 90

2025-08-22 07:50:20 | 飲食店辞める時

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        料理リハビリという新しい new
        選択        連載   10
        自宅で再現も励みになる

        娘家族と同居する小川友英さん(93歳)
        は、「もともと料理が好きだった」こと
        もあり、家族の勧めで6年前からスタジ
        オに通うように。一般的な家庭料理と
        は異なる、真新しいメニューを学ぶの
        が次第に楽しみになり、「毎週月曜日に
        なないろに行くのが生きがいになって
        いるの。もう、ここなしでは一週間が
        始まらないって感じ(笑)」と、声を弾
        ませる。とくに珍しい料理や気に入っ
        たメニューは、レシピをもらって自宅
        でも再現するそう。「子どもや孫が喜ん
        でくれるから、それも励みになってい
        る」という。
        (次回に続く)



        料理リハビリという新しい new
        選択        連載   9

        料理がもたらす「計り知れない」効果

        午前11時。出来上がった料理を自分た
        ちで盛り付け、テーブルまで運ぶ。サ
        ラダやスープを一人ずつ均等に、見栄
        えよく盛り付けようと懸命に手を動か
        す皆さんの姿に、思わず胸を打たれた
        筆者。誰かのためにつくることの少し
        の緊張感が、気持ちのハリにつながっ
        ているようにも見えた。

料理を小さな器に盛り付けていく
料理を小さな器に盛り付けていく(写真:編集部撮影)

      (次回に続く)



      料理リハビリという新しい new
      選択        連載   8
      様々な料理でリハビリ

      主食も普通の白いご飯ではなく、リ
      ゾットや混ぜご飯、ピラフ、チャー
      ハンというように、あえて手の込ん
      だメニューにするなど、全体的に調
      理工程を増やす工夫も取り入れてい
      る。それは、食材を切る、焼く、炒
      める、煮る、味をととのえるといっ
      た動作によって、脳が活性化する場
      所が異なるからだ。
      さまざまな作業工程を盛り込むこと
      で、脳のあらゆる場所を刺激する。
      脳トレを意識したメニューの組み立
      ても、「料理リハビリ」の重要な柱
      となっている。
      (次回に続く)




      料理リハビリという新しい new
      選択        連載   7
      調理や食事で心身の活性化

      スタッフの手ほどきのもと、野菜を
      切ったり、具材を炒めたりと真剣に
      調理に臨む利用者たち。「キャベツ
      の千切り、ちょっと分厚くなっちゃ
      った」と照れ笑いする女性に、「大
      丈夫ですよ! 美味しそうに切れて
      います!」とスタッフが寄り添いな
      がら、声をかける。料理教室という
      形を取りながらも、“料理の腕を上
      げる”ことを目的としていない。あ
      くまで調理や食事を楽しみながら、
      心身の活性化を図るのがメインテー
      マだ。
      (次回に続く)



      料理リハビリという新しい new
      選択        連載   6

       調理工程を増やして脳をフル回転

      この日挑むのは、「ホキのフライ」「空豆グ
      ラタン」「魚介のリゾット」など、ビスト
      ロ風のメニュー。毎回、同施設の専属シェ
      フが考案する和洋中、エスニックなどのバ
      ラエティに富んだレシピをもとに、それぞ
      れのパートに分かれて調理する。1  時間で
      5品つくるのが目標だ。

メニュー表
この日のメニュー(写真:編集部撮影)

       (次回に続く)



       料理リハビリという新しい new
       選択        連載   5
       調理の前にストレッチで準備運動

       「皆さん、こんにちは! 今日も暑いで
       すね! 水分はしっかりとれています
       か?」
       講師役のスタッフが、元気よくあいさ
       つすると、その日つくるメニューや旬
       の食材、栄養価について解説。時折、
       笑いやクイズを交えながらテンポよく
       講座が進んでいく。その後、ストレッ
       チで準備運動を行うと、いよいよ本番
       の調理タイムが始まった。

調理の前にストレッチ(写真:編集部撮影)

       (次回に続く)

       料理リハビリという新しい new
       選択        連載   4

       歩行トレイニングロボット
       お茶でほっと一息ついた後は、バイタル
       チェックや歩行トレーニングロボットに
       よる歩行訓練を実施。10時になると、調
       理前の講座「なないろアカデミー」が始
       まり、一気に場が活気づいた。

歩行トレーニング
調理に必要な体力や筋力向上に一役買っているのが、歩行
トレーニングロボット。調理前に歩行訓練を行うことで体
幹を鍛え、転倒やつまずきを予防(写真:筆者撮影)

       (次回に続く)


       料理リハビリという新しい new
       選択        連載   3
       “料理特化型”のデイサービス

       この施設の最大の特徴は、“料理特化
       型”のデイサービスであること。料理
       療法を取り入れたオリジナルメソッ
       ド(料理リハビリ)を通じて、要介
       護者の認知機能の向上や生きがい創
       造を目指す取り組みを行っている。
       朝9時15分。送迎車から降り立った
       利用者たちが続々とスタジオに集ま
       った。室内は、白を基調としたナチ
       ュラルで明るい雰囲気。中央に設え
       られた楕円形のオープンキッチンと、
       ビタミンカラーのペンダントライト
       が、より一層気分を高めてくれる。
       (次回に続く)

 


       料理リハビリという新しい new
       選択        連載   2
       しゃれたカフェと勘違い

       東京・自由が丘の一角に、ひときわ
       目を引く建物がある。カラフルなロ
       ゴが施された赤いひさしに、ガラス
       張りの開放的なファザード。窓には
       スプーンやフォークのポップなオブ
       ジェも飾られている。初めて訪れた
       人は今どきのしゃれたカフェだと勘
       違いしてしまいそうだが、ここはれ
       っきとした介護保険対応のデイサー
       ビス。「なないろクッキングスタジ
       オ」(以下、なないろ)だ。

カラフルなオリジナルエプロンを用意
カラフルなオリジナルエプロンを用意。利用者の気分
も自然と高まる(写真:編集部撮影)
       (次回に続く)



       料理リハビリという新しい new
       選択      新連載   Ⅰ

「なないろクッキングスタジオ自由が丘」
東京・自由が丘、目黒通り沿いにある「なないろクッキング
スタジオ自由が丘」。おしゃれな料理教室という雰囲気で、デ
イサービスの施設には見えない(写真:SOYOKAZE提供)

      自分や親の老後を考えたとき、いず
      れは介護サービスに頼る日がやって
      くるだろう。デイサービスは、その
      選択肢の一つ。通所介護とも言われ、
      要介護認定を受けた人が日帰りで食
      事や入浴、機能訓練などの支援を受
      けられる介護施設のことだ。だが、
      現状のデイ施設をイメージしたとき、
      積極的に通いたいかと言うと少し考
      えてしまう。多くの施設で行われて
      いる、塗り絵や折り紙、ボール遊び、
      輪投げなどのレクリエーションに正
      直、魅力を感じにくいのだ。もっと
      前向きに、自ら「通いたい!」と思
      えるデイはないのか? そんな疑問か
      ら出合ったデイ施設の一つが、東京
      都内で展開する「なないろクッキン
      グスタジオ」。“料理教室”というあり
      そうでなかったテーマで、利用者に
      生きがいと楽しみをもたらす、同施
       設の新しいケアの形をリポートする。
      白耆原 良子 ライター
      (今回新連載です)



              

      インバウンドでドンキの快 new
      進撃が止まらない 最終回    4
      個店主義
      そこで経営理念である「個店主義」が
      効いてくる。ドンキは現場の社員やパ
      ート従業員に仕入れや値付けの決定経
      営理念である「個店主義」が効いてく
      る。ドンキは現場の社員やパート従業
      員に仕入れや値付けの決定が最大の特
      長だ。

インバウンド対応の陣頭指揮を執る
赤城真一郎ドンキ副社長(記者撮影)

       欧米系の観光客が多い渋谷や新宿で
       は、漢字をあしらった雑貨類が売れ
       る。同じ東京でも銀座エリアは中国
       人旅行客の人気が依然底堅い。
       (今回最終回です)




       インバウンドでドンキの快 new
       進撃が止まらない  連載  3
       コロナ後中國以外が増えている

       コロナ前のインバウンドビジネ
       スは、「爆買い」が象徴的な中
       国人観光客の消費に依存してい
       たが、足元で状況は大きく変化
       している。

新宿東南口店別館ではインバウンドを意
識した装飾が目を引く(記者撮影)

       観光庁のデータによると、2019年
       の訪日客の買い物金額1兆6690億
       円のうち、中国人による消費額は
       9365億円と全体の56%に達してい
       たが、今年1〜3月で見ると、33%
       にまで落ちている。代わりに台頭
       しているのが、欧米諸国や、韓国、
       台湾を中心とした東アジアからの
       旅行客だ。中東や東南アジアから
       の観光客も増加している。
       (次回に続く)




       インバウンドでドンキの快 new
       進撃が止まらない  連載  2
       利便性 全国 24時間 免税対応

       インバウンド消費におけるドンキ
       の強みで、まず挙げられるのは利
       便性だ。品ぞろえは食品から美容
       製品、キャラクターグッズ、衣料
       品や家電まで手広い。土産用だけ
       でなく、旅行中に使う品もまとめ
       て購入できる点が大きな魅力とな
       っている。

新宿東南口店別館では訪日外国人を意識した
仕掛けが目立つ(記者撮影)

       訪日外国人の活動範囲が東京、大阪
       などの大都市部のみならず、地方に
       も広がる中、ドンキは全国に拠点を
       持ち、すべての店舗で免税対応を行
       う。多くの店舗が24時間営業である
       ことも強みだ。インバウンド対応の
       陣頭指揮を執る赤城真一郎ドンキ副
       社長は「免税販売のピークは夜10時
       以降。観光や食事をすべて終えた後
       に、買い物に来てくださるお客様が
       多い」と話す。
       (次回に続く)




       インバウンドでドンキの快 new
       進撃が止まらない 新連載  Ⅰ
       訪日外国人の4人に一人が同店に

MEGAドンキ渋谷本店は平日の23時でも多くの訪日
外国人でにぎわう(記者撮影

      今、ドン・キホーテを訪れるインバ
      ウンドがアツい。運営元のパン・パ
      シフィック・インターナショナルホ
      ールディングス(PPIH)によると、
      2024年7月から2025年3月までの9カ
      月間の免税販売は前年同期比53%増
      の1244億円。4月も単月として過去
      最高を記録した。PPIHの調査による
      と、訪日外国人の4人に1人が同社店
      舗を訪れているという。
      望月望 東経記者
      (今回新連載です)




      キューピー育児食撤退  new
                      その理由    最終回   5
      製造ラインの老朽化も

      しかも、育児食を製造する鳥栖工場
      (佐賀県)ではラインの老朽化が進
      む。将来にわたって生産を継続する
      には大きな設備投資が必要だが、利
      益が出ない中では困難と判断。撤退
      の決断に至ったというわけだ。
      「育児食はキユーピーグループの“品
      質”の象徴で、ずっと続けていきたい
      と思っていた。一方で実態は、なか
      なか利益を出すには至らなかった。
      育児食への取り組み方、向き合い方
      に課題があったと受け止めている」
      (髙宮社長)
      (今回最終回です)




       キューピー育児食撤退  new
                         その理由    連載   4
       国内シェア1割赤字が続いていた

       市場が拡大基調にある中、ファン
       の多いキユーピーの育児食は一見
       すると順調に思えた。だが実際の
       ところ、同社によれば国内シェア
       は1割程度。販売数量が低迷し、
       赤字が続いていた。ここ数年は原
       料・資材価格やエネルギー費が高
       騰するなど、未曾有のコストアッ
       プにも苦しんできた。2022年と20
       24年には値上げに踏み切ったもの
       の、足元では人件費や物流費の増
       加がさらなる追い討ちをかけてい
       る。

キユーピーのベビーフードの特徴の1つであ
る瓶詰商品(撮影:尾形文繁)

       (次回に続く)


       キューピー育児食撤退  new
                         その理由    連載   3
       実はここ数年は右肩上がりで成長

       大手のキユーピーが撤退にまで追い
       込まれた育児食業界。急速に進む少
       子化を背景に事業環境は厳しさを増
       している印象を持つが、実はここ数
       年は右肩上がりで成長してきた。

       共働き世帯の増加で、離乳食など
       を手作りする時間のない親からの
       ニーズは拡大。さらに、親が子ど
       も1人当たりにかける金額が増え、
       より高単価で付加価値の高い商品
       の人気も高まっている。2022年以
       降、大手各社が実施した値上げで
       商品単価が上がったのも一因だ。
       (次回に続く)



       キューピー育児食撤退  new
                         その理由    連載   2
       継続オンライン署名多数集まる

       同社が育児食の販売を開始した
       のは1960年。持ち運びやすく開
       封してそのまま食べられる瓶詰
       タイプなど、利便性の高さや月
       齢ごとに豊富にそろえる商品ラ
       インナップで消費者の支持を集
       めてきたが、65年の歴史に幕を
       閉じることになった。「悲しく
       てたまらない」「社会から見放
       された気持ち」「もう次の子を
       産むのは諦めた」ーー。突然の
       撤退報道を受け、SNSなどでは
       落胆の声が続出。製造販売の継
       続を求め、オンライン署名サイ
       トでは1万3000件以上の署名が
       集まるなど大きな話題となった。
       (次回に続く)



       キューピー育児食撤退  new
                         その理由   新連載   Ⅰ

キユーピーの育児食は2026年8月、65年間の歴史に幕を閉じる
(撮影:尾形文繁)

       「価値を認めていただく力が、われわ
       れにはなかった。検討に検討を重ね
       たが、苦渋の決断だった」――。7月
       3日に開かれた調味料大手・キユーピ
       ーの2025年11月期第2四半期決算会見
       の場で、髙宮満社長は苦しそうな表情
       でそう語った。
       6月にキユーピーは育児食(ベビーフ
       ード・幼児食)からの撤退を発表した。
       2026年8月末に全72品目の生産を停止、
       順次販売を終了する。
       田口遥 東経記者
       (今回新連載です)




       岡山県民が密かに愛する回転 new
       寿司「海都」   最終回    15
       忘れないお店

       海都へは、岡山駅からは後楽園口(
       東口)から出て徒歩で5分ほどと出張
       などでも行きやすい立地にある。
        岡山駅前商店街は大きな桃のオブジ
       ェが目印だ(筆者撮影)
        岡山駅から見てビックカメラの左横
       にある岡山駅前商店街の中を進む。

 商店街
商店街の右手に見えてくる(筆者撮影)

       一人客も多く、ビジネスなどで訪れ
       ても入りやすい。
       (次回最終回です)




       岡山県民が密かに愛する回転 new
       寿司「海都」    連載    14
       予算は2~3000円ぐらい

       お腹が満たされたところでお会計
       をお願いする。
       海都のお会計は皿の模様によって
       値段が違って、それぞれの皿の枚
       数を数えてくれる。昔から変わら
       ない。店員さんが数えやすいよう
       にあらかじめ同じ色の皿をまとめ
       ておいた。
       最近の大手の回転寿司チェーンは
       すごくシステム化されているので、
       同じ色の皿を揃えるしぐさは近い
       将来なくなるんじゃないかな。そ
       んなことを考えながら会計を済ま
       せた。
       頼むネタにもよるが、成人男性な
       らいろいろ食べて2000~3000円く
       らいが予算の目安だ。少しお高め
       だが地元ならではのネタが楽しめ、
       味も確か。自信を持っておすすめ
       したい。
       (次回に続く)




       岡山県民が密かに愛する回転 new
       寿司「海都」    連載    13
       回転すしは子供が喜ぶ店


真蛸

真蛸363円(筆者撮影)

       タコも身が締まってコリコリとしてい
       る。岡山県ではタコの漁場も多く、タ
       コの食文化も根付いていて、よく食べ
       られている。近年は漁獲量が激減して
       しまって漁師さんも大変らしい。スー
       パーでも値段が上がってちょっと考え
       るような値段になってしまった。

ポテトフライ
ポテトフライ363円(筆者撮影)

      ちょっと子供っぽいかもしれないけ
      れど。個人的にチェーン店のフライ
      ドポテトが好きなのでこちらも注文。
      今も昔も回転寿司というのはただの
      飲食店というだけではなく、子供が
      喜ぶお店だった。寿司がレーンを回
      るのは嬉しいし、子供向けの料理も
      豊富だ。新型コロナウイルスの流行
      以降レーンを回らないことも多いけ
      れど海都は回っている。
      (次回に続く)




      岡山県民が密かに愛する回転 new
      寿司「海都」    連載    12
      岡山県の魚サワラ

さわら
さわら484円(筆者撮影)

      そしてこちらは岡山県の魚でもある
      サワラ。漢字で鰆、春の魚と書き、
      まさに5月~6月頃の時期が旬。海都
      にもあるときとないときがあるがこ
      の日は運よくあった。一般的にイメ
      ージされる白身魚と比べるととても
      身が柔らかい。
      (次回に続く)




      岡山県民が密かに愛する回転 new
      寿司「海都」    連載    11
      サラダ軍艦人気

      店内では、店員さんが威勢よく「
      ○○はいかがでしょうか」と声を
      上げる。回転寿司ではよくある光
      景だ。員さんが「サラダ軍艦はい
      かがでしょうか」と声を上げた。
      ん? サラダ軍艦? そういえば
      こういう場面でサラダ軍艦ってあ
      まりおすすめされたことがないか
      も。勝手な先入観かもしれないが、
      旬の魚をすすめるイメージだ。
      なんとなく気になって、思わずサ
      ラダ軍艦も注文してしまった。

カニカマサラダ軍艦
カニカマサラダ軍艦165円(筆者撮影)
       (次回に続く)




       岡山県民が密かに愛する回転 new
       寿司「海都」    連載    10
       飲食店で食べられない

       海都のママカリは酢でしっかり締め
       られていて、その塩梅が絶妙で、さ
       わやかな酸味でさっぱりしつつも旨
       味が凝縮され、身が締まっている。
       実はママカリは家庭料理という側面
       が強く、スーパーにはあっても飲食
       店で食べられるところが意外と少な
       い。見つけたらぜひ、でもハードル
       は上げ過ぎないでほしい。
       (次回に続く)




       岡山県民が密かに愛する回転 new
       寿司「海都」    連載    9
       盛りすぎ

       ちょっと盛りすぎてない?と心配に
       なる。実際、県外の人に岡山を案内
       する際、このママカリの名前の由来
       を説明するとハードルが上がり過ぎ
       て「あれ、こんなもん?」というよ
       うな拍子抜けの反応をされることも
       ある。もったいないので普通におい
       しい郷土料理くらいのイメージで楽
       しんでもらうほうがいいんじゃない
       かな。

ママカリの酢漬け
そのまま丸ごと食べることができる(筆者撮影)

       筆者は何度も食べたことがあるので
       「どんなにおいしい食べ物だってごは
       んを借りてきてまで食べたりはしな
       いでしょ」と冷ややかだ。
       しかし一口食べた瞬間、あまりにお
       いしく「自分が食べたものが本当に
       ママカリだったっけ?」と混乱した。
       さすがは海都、これまで食べていた
       ものとは比べものにならない。
       (次回に続く)




       岡山県民が密かに愛する回転 new
       寿司「海都」    連載    8
       ママカリの酢漬け

ママカリの酢漬け
ままかりの酢漬け242円(筆者撮影)

       この日のおすすめの中でもぜひ紹介
       したいのが、こちらのままかりの酢
       漬けである。ママカリは正式にはサ
       ッパというニシン科の小魚で、岡山
       では昔から馴染みのある食材だ。
       ママカリは、ママ(=ごはん)を借
       りてまで食べたくなるほどおいしい、
       というのが由来と言われている。
       (次回に続く)




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       寿司「海都」    連載    7
       繊細な旨味と柔らかな口当たり

       そんな意識の差が生まれるのはや
       はり新鮮なアナゴが食べられてい
       るから、というのが持論である。

うなぎ
うなぎ572円(筆者撮影)

       アナゴは繊細な旨味とやわらかな口
       当たりが魅力で、対してウナギは濃
       厚でとろける脂の甘さが際立つ。ど
       ちらが上とは決められない。まった
       く方向性が異なるから。ぜひそんな
       アナゴもいかがだろう。
       ただアナゴのおいしさをあまり多く
       の人に知られてしまって価格高騰し
       てもらっても困るのであまり知られ
       ないほうがいいのかもしれない。
       (次回に続く)




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       寿司「海都」    連載    6
       鰻もかすむ瀬戸内のアナゴ

煮穴子一本握り
煮穴子一本握り572円(筆者撮影)

      セトウチ(瀬戸内海)といえばアナ
      ゴも有名だ。アナゴはサッパリとし
      ていてやや淡泊だが繊細なうまみが
      あり、食感はねっとり、そしてやわ
      らかい。一方でアナゴはウナギより
      格下というイメージを持たれがちだ。
      筆者自身も子供のころはそんなに好
      きじゃなかったし、長い間そう思っ
      ていた。しかし改めてアナゴを食べ
      ておいしさに目覚め、周りにもおす
      すめするようになった。アナゴの魅
      力をいくら布教しても疑いの目を向
      けられるだけで受け入れられないの
      は悲しい現実だ。わかるよ、自分も
      そうだったから。特に在京キー局の
      テレビ番組を見ているとウナギをす
      ごく持ち上げていると感じる。神格
      化していると言ってもいい。岡山の
      人ひいてはセトウチに住む人はあそ
      こまでではない。
      (次回に続く)




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      寿司「海都」    連載    5
      独特の香りとうまみ

      見た目こそエビに近いが、ご覧の通
      りエビよりボリュームがある。味は
      ちょっとカニっぽくもあり、カニよ
      りもぷりっと身が引き締まっていて
      独特の香りとうまみ。シャコの難点
      は食べにくいことだが、寿司だとき
      れいに処理してあり食べやすい。シ
      ャリは口に入れた瞬間ほろほろとほ
      ぐれるように広がる。

折りたたまれたシャコ
シャコのこの折りたたまれた前脚から繰り出すパンチは非
常に強力で、カニの殻や貝などを粉々に砕き水槽を割って
しまうこともある超武闘派(筆者撮影)
     (次回に続く)




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     寿司「海都」    連載    5
     有頭シャコ

     り思わず注文してしまった。このシャコ、
     高級な江戸前のお寿司屋さんなどで扱わ
     れるくらいで、普段はほとんどお目にか
     かることはないだろう。しかし岡山では
     スーパーに並ぶほど日常的な食材だ。

シャコの寿司
シャコの寿司429円(筆者撮影)

      (次回に続く)


      岡山県民が密かに愛する回転 new
      寿司「海都」    連載    4
      その日のおすすめ

メニュー
左にある注文用紙に注文内容を書き、店員さんに
渡すシステム(筆者撮影)

      開店直後だったにもかかわらず地元
      の人で席が半分くらい埋まっていて、
      その後もひっきりなしにお客さんが
      入ってくる。店員さんと顔見知りの
      お客さんも多いようだ。

メニュー

おすすめには、魚の産地(水揚げ場所)も書かれている
(筆者撮影)

     その日のおすすめも席に置かれている。
     (次回に続く)




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     寿司「海都」    連載    3
     1990年代マリンポリスという店名で

     そのお店があるのは岡山駅から徒歩5
     ほど。看板に「海都」という赤い文字
     が見えてきた。海都は地元資本の回転
     寿司チェーンだ。1990年代にはマリン
     ポリスと名乗っていた。県外にも店舗
     が多かったのでもしかしたらマリンポ
     リスでならピンとくる人もいるかもし
     れない。今なお岡山の人々に愛され続
     けている回転寿司チェーンだ。店内に
     入ると威勢のいい掛け声とともに席に
     案内される。
     (次回に続く)




     
     岡山県民が密かに愛する回転 new
     寿司「海都」    連載    2
     特別な存在の店

     岡山生まれ、岡山育ちの筆者が子供だ
     った1990年代、今ほど回転寿司は一般
     的じゃなかった。だからこそ、両親や
     祖父母に連れられ初めて行った回転寿
     司はすごく特別な場所だった。あの頃
     に行ったその回転寿司チェーンは名前
     を変えながらも変化し続ける街角にあ
     る。ちょっとお高いお店に変わったの
     でやはり特別な存在で頻繁にってわけ
     にはいかないけれど、でも行けば確か
     においしい。そんな岡山でずっと特別
     な存在であり続けているチェーン回転
     寿司を紹介したい。
     (次回に続く)




     岡山県民が密かに愛する回転 new
     寿司「海都」  新連載    Ⅰ

海都
岡山のチェーン回転寿司「海都」をご紹介します(筆者撮影)
      出張で地方に行く際に、「その土地なら
      ではのグルメが食べたい!」と考える
      人は多いはず。しかし、個人経営の店は
      多すぎて選ぶのが難しく、一人でふらっ
      と入るにはハードルが高く感じることも
      ……。そこで登場する選択肢がローカルチ
      ェーンだ。 本連載では、その土地で支持
      されているローカルチェーンを出張者の
      目線で取材。「価格」「味の魅力」「主要駅
      からのアクセス」などの観点からレポー
      トしていく。岡山在住のエンジニア・ラ
      イターの岡本智博が、岡山への出張時に
      おすすめしたい回転寿司チェーン店の「
      海都」を訪れた。
      岡本智博 エンジニア、ライター
      (今回新連載です)




      いきなりステーキ キッズメ new
      ニュー580円の感想 最終回   14
      おこさまプレートには好印象

      会計後は、次回から使えるお得な特典
      カードを2枚もらった。また、今回の
      取材をきっかけに知ったが、同店には
      この他にも「肉マイレージ」という、
      食べた肉のグラム数を貯めるほど特典
      を受けられるシステムがある。他のス
      テーキ・ハンバーグ特化型のチェーン
      店と比べるとキッズメニューはいたっ
      てシンプルだが、それもある意味「選
      択と集中」。何より、おこさまプレー
      トのハンバーグのおいしさには好印象
      を受けた。食欲も落ちやすいこれから
      の季節、コスパ良くスタミナをチャー
      ジをしたいファミリーにとって、いき
      なりステーキに行ってみるのも十分「
      アリ」だ。
      (今回最終回です)




      いきなりステーキ キッズメ new
      ニュー580円の感想  連載   13
      仕切りが程よくプライベートを守る

      ただ、お隣の席ではパパと乳幼児のお子
      さんが隣同士で座り、ママが1人で座っ
      てゆっくりと食事をしていた。子どもが
      乳幼児期のころ、普段の食事はなかなか
      ゆっくり味わうのも難しかった記憶があ
      る。でも、この仕切りがある状態なら子
      どもの存在を感じつつも、程よくプライ
      ベート感も保ちながら「久々にゆっくり
      外食で自分をいたわる時間」を持てるか
      も、なんて想像をした。

次回から使える特典カード。来店するごとに特典内容
がグレードアップする(筆者撮影)

       (次回最終回です)


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