白い雨

昨日も蒸し暑く大汗が出る日だった。

階下の和室の窓際で娘に頼まれた5歳女児の幼稚園の麦わら帽子のゴムを

直した。

もうこれで何度目だろう？あごに掛けるゴムを噛んでゆるゆるにするのだ。

これが結構手間で、工夫して付け替えている。

でも、この帽子もこの夏でもう使わないし、最後の婆さんの仕事だと

思えば愛着が湧いて丁寧にした（笑）

ついでに私のズボンのゴムを直したりして、唯一働いたことだった。

家事をしてあとは夕方までぼんやり新聞ともらったPHPを読んで過ごした。

夕方に突然曇ってきてにわか雨が降った。

見ていると雨脚が白かった。

調べたら白雨（はくう）という夏の夕方に降るにわか雨の季語になっていた。

昔の人はすごいわ。

本当に白くて「白雨」という言葉が浮かんだもの。

この雨では涼しくならず、やっぱりクーラー無しでは居られなかった。

今朝、７時半に3年生男児が突然やってきた。

朝ごはんある？って、うちで食べるのかい！

男児はテレビを見たがる。

日曜日だから子供番組あるはずと言って点けていた。

娘からはテレビを見せないように言われているが、亭主がテレビ好きだから

それは無理だ（笑）

又、１０時からのテレビの小さな村の物語イタリアがゆっくり見られそうにもない。

日曜版の間違い絵探しもさっさと見つけて印をつけられたし。

男児の植えた綿や稲を見に行くように言っても「一緒に行こう」というし

娘が言うようにほったらかしには出来ないのよね。

この暑さの中、お相手をさせられるのはちょっと辛いわ。

今の内しか来ないだろうと頭によぎり、気持ちを切り替えて楽しもう！