東日本大震災から今日で１年経ちました。
国立劇場で行われた追悼式には天皇陛下、皇后陛下もご出席された。
退院間もない天皇陛下も、
この式にはどうしてもご出席するお気持ちだったようですね。
午後２時46分、日野市でも哀悼の念を持って黙祷をお願いします
と防災行政無線放送がありました。
今でも、
「復興」等と遠くにいる私たちが言葉にするのも憚られるような状態だ
と新聞やテレビでも報道されています。
目に見える物も大事ですが、
私は心の中のケアーがとても大事なのではと感じます。
テレビで年配のご婦人が
「主人があの時、目の前を流されていった人たちを沢山見て
赤ちゃんを連れた人が流されていってしまった」
事などがトラウマになり少しでも揺れるとパニックになるので
元の場所には帰れない。
と言われていたのを見て、流された方とそれを見てしまって苦しむ方達、
想像を絶する経験をされたのだと、
私など無力の人間は涙が出るばかりです。
私がいつも利用する京王線・井の頭線は『東日本大震災の経験を踏まえ、
地震災害の風化を防止すると共に、地震発生時の被害を最小限に留めるために、
「京王線・井の頭線の全列車で緊急停止訓練」を実施いたします』
として2時46分に全線その場で30秒ストップしたばずです。
1年経って、いろいろありましたが
新しく芽吹いた柔ららかな葉や蕾のように、
少しでも元気に前向きになっていただけたらと思うばかりです。
そして亡くなられた多くの方々のご冥福を祈らせていただきます。