いろいろ やじうま!

散歩中や、町の中で出会った事などやじうま精神でおべんきょう!

ご報告です

2011-12-29 | Weblog

震災の後、皆さんに読んでいただいた方々の、その後です。

100歳のご婦人の事覚えていらっしゃいますか?
福島で1人暮らしされていて、100歳のお誕生日を避難所で迎えた方です。
4月の終わりごろ東京の息子さんのお宅にやっと来たとお話しましたが
夏になって、「此処にいては私の欲しい情報が全く入ってこない」
との事でまた福島へ帰ってゆかれました。
どんなに引き止めても駄目だったそうですが、
自宅は住める状態ではないから、温泉の湯治場のような所へ行かれたそうです。
湯治場では「歩ける人なら良いですよ」と言ってくれたそうです。

そして秋になり、寒さが近づき、今度こそは「東京に連れて来ました」
との事でした。

今は、週に何回かデイケアーに行く事になり
お友達も出来て落ち着かれたそうです。  
ご家族はもちろんの事、私達みんなでほっとしました。

      

福島から引き取られて来たシェルティーの福ちゃんは
すっかりこの地に馴染んで毎日元気に散歩しています。
リクともとても仲良しです。

もう1匹引き取られてきた柴犬のすいちゃんは
動物病院にて体にマイクロチップが埋め込まれている事が発覚。
飼い主さんと連絡が付きましたが、
犬を飼える環境でなく、つい最近飼い主さんが仮設に入ることが出来たので
こちらから車で送って行かれました。
こちらで8ヶ月以上お世話したご家族はすいちゃんと別れ難く
泣きながら帰ってきたそうです。

でも最近、また柴犬のこんちゃんを預かりましたよ。
「今度はずっと此処に居られる仔なの」と言われたとか。

      

長々と読んでいただき、有難うございました。
どうしてもご報告しておきたかったのです。

被災された方々が、
新しい年に、少しずつでも今の状態から良い方向にむかえられますよう
心からお祈りいたします。


そして私は来年はこの手帳で、予定や記録を採り
ぐわんばる所存です。

    やっぱり高橋の手帳です。