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子育てペンギン☆徒然なるままに

“出すぎた”杭は打たれない!をモットーに子育て・平和・みんなが主役をテーマにワーキングママは今日も走ります♪

再びの地震被害

2011-04-09 | いきる
3月11日から、もうすぐ一ヶ月
神奈川県内の学校でも被災地からの転編入の子どもたちが
新年度の生活を迎えています。

福島原発視察に行った友人が
本日帰りました。

「すごかった。頭を整理しなければ」
「現地で見てきて頭の中は「脱原発」でいっぱい状態です。でたらめな情報を「風評」というのなら原発が安全と今も昔も事故後も「風評」を流しているのは東電と御用学者や政府ではないかと怒りでいっぱいです。」

興奮冷めやらぬ報告をもらいました。
詳細は、あらためて当人へのインタビュー形式で報告したいと思います

地震や津波は自然災害であることは確かです。
しかし、「最悪の状況は生か死か」という原発政策の被害は人災です。
予知しきれない自然災害と同等のものではないはずです
“いのち”が人災、それも(エネルギー)国策によって奪われる人がいることを
「仕方がない」と言える人がいるでしょうか。


子どもを守るのは、おとなの責任

2011-04-05 | 子育て
4月にはいりましたが、今年は桜の開花も遅く
本日、市内の小中学校の入学式でしたが
残念ながら、満開の桜と記念写真、という開花具合ではありませんでした。
それでも、事務所前を通る新入生親子のはつらつとした楽しげな姿に
窓の外を眺めているだけで、幸せが伝わってきました。

東北関東大震災の被害に遭われた地域の
たくさんのお子さんやご家族の方々も、この日を待っていたのだと
思うと、心が痛みます。
自然の驚異に対する、
また疑問をもちながらも結果的に原子力のエネルギー政策に依存し続けていたことの
無力さを感じ得ずにはいられません。

3.11以来…
「うちにも地震くるの?ママ?」と聞いてくる三歳児のママさんの話も聞きました。
我が家でも「いつまで、原発の事故は続くの?」と子どもがつぶやきます。
直接的な被害に遭っていない子どもたちへも
地震と津波、そして原発事故の影響が
大きかったことを、一ヶ月近くたって、あらためて知らされます。
だからこそ、
子どもの笑顔や笑い声が「幸せの象徴」であることも実感できます。
あの子たちの笑顔を守ってあげられるのは…
私たち、「おとな」なんですよね。

写真は近くのセシリア短大の桜。一枝だけ花が太陽に向かって輝いていました。

辺野古から大和へ

2011-04-04 | 平和
3日の日曜日、沖縄から旧知の仲間が大和までいらしてくれました。
沖縄での辺野古や泡瀬干潟問題で、中心的に運動に取り組んでこられた、私の「沖縄の師匠」(!)でもある方です。
沖縄知事選後の基地問題、とりわけ普天間と辺野古の問題を現地から「生」で伺うことができ、たいへん貴重な時間をいただきました。
やはり…というべきでしょう。私たち本土に暮らす市民は、いとも簡単にマスコミが流す「文言」で、一方向を向いた「刷り込み」がされていることを痛感しました。
基地の提供・管理者=日本政府と、基地の使用者=米軍(米国)は、別物。つまり、土地や施設そのものと、それを使うものは、べつであること。基地問題を考えるとき、これをしっかり意識しながらでないと、足元をすくわれます。
また、福島原発事故の報道一辺倒の今、水面下では、普天間の県内移設が着々と進んでいることもわかりました。
まさに「国難」の今だからそ、高く敏感にアンテナをはらねば!と深く考えさせられました。


…話が逸れますが
原発事故について、「おかしい」と思ったことを率直にブログに書いたタレントが、最近、バッシングに合っているとのこと。
違う意見でも、なんでも、一方的な匿名批判ではなく、「おかしいな」「なんでかな」と思ったことを、発信することが「ふつう」の社会であって欲しい思います。

近代日本は、西南戦争を境に「武力」で相手を伏せるのではなく、「言論」で闘う手法を得ました。人間は「言葉」というコミュニケーションを持つ唯一の哺乳類です。その人間の能力を忘れず、異論の相手を匿名で批判罵倒することは避けたいですよね。哀しいニュースが流れ続ける日々、そう願わずにいられません。