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子育てペンギン☆徒然なるままに

“出すぎた”杭は打たれない!をモットーに子育て・平和・みんなが主役をテーマにワーキングママは今日も走ります♪

政治家に男性が多くて、女性にも年代の偏りが多いわけ

2011-04-09 | 男も女も
国も地方自治体も
なぜ、男性議員が多いのか?なぜ年配者が多いのか?
少しわかってきたこのごろです。
最近は女性議員も増えてきましたが、全体をみると「M字型」構造です。
就労女性を年代であらわした、あの「M字型」と同じ意味です。
女性議員の多くは、子育て世代を一段落した層(=高校生以上)とか
未婚(法律婚も事実婚も含めて)であるとか
子育て世代でも手厚いフォローをしてくれる保育園児をもつ層とか

女性でも、もっとも忙しいのは
子どもが小学生や中学生といった一番保護者が学校や地域で
活動しなければならない時代です。
そしてそれは同時に親の介護も抱える時代です。

しかし、政治家というのは、
たとえ、我が子の学校であっても
必要以上に関わることができないと聞きました。
つまり、子どもが多感な小学生・中学生で、いちばん保護者と学校(教職員)が
密に連絡をとりたい、とらねばならいない時代に
学校行事などに参加できないのだそうです。

これって、おかしくないですか?
政治家という身分を利用して、教育現場や地域に圧力をかけるなどは
もってのほか!あってはなりません。
そうではなく、
政治家であること以前に、保護者の一人として、
子どもの成長を見届けたいから学校行事にも出たい…
そう、思うのが一般論にはなりませんか。
中には自分の「立場」や「肩書き」を利用して
教育現場に物申す人もいたので、そんな風潮ができてしまったのでしょうか?
哀しいことです。

子育ても介護も仕事も、欲張っていいじゃないか!と思います。
だれだって、自分で決めた道を歩みたい。
しかし、今の日本社会の「常識」では
この三役を抱える女性には「不可能」なシステムになっています。
たしかに、男性も育児や介護に抵抗なく関わる世代が増えました。
けれど…「明日のPTA総会どっちが行く?」と問われたら
…「仕事あるから、立場があるから…君が出てくれよ」(夫の発言)
そんな会話が家庭でされていませんか?

政治家が、保護者としての活動制限を受ける限り
多感な年代の子どもを持つ女性は
政治家になれません。

日本の政治家に男性が多いのも
女性でさえ、M字型構造になっているのも
これが原因なのだということです

教育の課題、働く女性のストレス
すべてを実感しているのは、この世代女性なのに。

PTAや子ども会活動、介護、仕事との両立を実況中継できる女性が
政策決定の場に!
がんばれ、ママたち!GOGO、ママたち!
これが可能になれば、日本の政治も変わるのではないかなぁ…

と、思うこのごろです。

再びの地震被害

2011-04-09 | いきる
3月11日から、もうすぐ一ヶ月
神奈川県内の学校でも被災地からの転編入の子どもたちが
新年度の生活を迎えています。

福島原発視察に行った友人が
本日帰りました。

「すごかった。頭を整理しなければ」
「現地で見てきて頭の中は「脱原発」でいっぱい状態です。でたらめな情報を「風評」というのなら原発が安全と今も昔も事故後も「風評」を流しているのは東電と御用学者や政府ではないかと怒りでいっぱいです。」

興奮冷めやらぬ報告をもらいました。
詳細は、あらためて当人へのインタビュー形式で報告したいと思います

地震や津波は自然災害であることは確かです。
しかし、「最悪の状況は生か死か」という原発政策の被害は人災です。
予知しきれない自然災害と同等のものではないはずです
“いのち”が人災、それも(エネルギー)国策によって奪われる人がいることを
「仕方がない」と言える人がいるでしょうか。