学童に入れない子どもたちの特集がありました

来年度の児童クラブ(多くの自治体での呼称となっているようです)入会案内が
配られる時期が近づいたなぁ…と、また心細くなる季節となりました
以下、「あさイチ」HPからの引用です


子どもを狙った犯罪が目立つようになり、子ども一人で外遊びに行かせるのは不安という中、共稼ぎ世帯、ひとり親世帯にとって、小学生の子どもを放課後、安心して預けられる場所といえば“学童保育”です。しかしその学童保育が必要なのに、入れない子どもの数は、推定で50万人にのぼるともいわれています。
「小1の壁」子どもを保育所に預けて仕事を続けてきた母親が、その小学校入学時に子どもの預け先が見つからないことを「小1の壁」と呼びます。番組では、この壁に阻まれ、仕事を辞めざるを得なくなった女性を紹介しました。
※番組で取り上げた鎌倉市の学童保育の現場では、できるだけ外遊びができる環境を整えようとしています。
※児童福祉法の中には「おおむね10歳未満の子ども」を対象という条文があり、小学4年生に進級する際には、学童保育にいられない「小4の壁」というものがあります。法律の改正で「10歳未満」の条文はなくなりましたが、施行は平成27年からです。
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今年度はじめに、まさに「小4の壁」にぶつかりました

「保育園探し」「小1の壁」と、次々に迫ってくる働く親の困難
そのなかでも、この「小4の壁」がいちばん高く分厚かった…
私の周囲には、4年生になって児童クラブに入会できなかったら
仕事をやめるしかないかな…と悩んでいるママもいます
児童がひとりで帰宅。または留守番をすることに
「あらゆる危険」がある昨今です
番組でも紹介されましたが、今夏、児童福祉法が改正され「10歳未満」の縛りがなくなりました

が、施行は3年後です

学区の高学年には生活面でいくつか問題があると教育関係者から聞いています
高学年だからこそ

不安だった今年の夏休み期間は
奔走する保護者の努力と担当課の尽力で、乗り切れました

けれど…来年度以降は
大和市の現条例では「申請もできない」のです

先週末には神奈川県で震度4の地震がありました
日頃ない大きな揺れ
多くの保護者の脳裏に…3.11震災の日がよぎりました
市外・県外に勤務している保護者にとっては
トラウマです

不安で不安で仕方がありません…
「健全な児童の育成環境」
という問題だけでなく
自然災害時に、子どもたちの「安心」「安全」をどう作ってあげられるのだろう
この不況の時代に
貴重な正規職を手放さなければ、子どもの安全が確保できないなんて…

ワークライフバランスについては
遅々な歩みではあっても、日本の悪名高き「M字型雇用」のくぼみが解消されつつもあります
大和市でも女性就労支援事業は進められています

が、一方では「子ども(児童)の居場所がない」事態

このまま「小1の壁」「小4の壁」を理由に
女性就労人口が減ってしまうと
市税収入も減り、市全体のダメージにもつながりかねません
教育・福祉政策が、予算が、削られる

そんな事態は避けたい

市長への手紙、また書きました
