《原子力関連会社にいた友人の現地報告2-続き》
…白石から福島に向かう。
白石駅でのカウント数は30。やや高めだ。
福島に近付くにつれてカウント数は増える。
国見パーキングエリアで64。
福島市中心ではなんと150カウントになった。横浜の10倍だ。
…福島は原発による放射能のため、支援や復興が今でもストップしていること。
学校現場は放射能にどう対応していいのか明確な指示がないこと。
放射能から子どもたちの安全を守りたいがデーターすら示されない。
また、南相馬市は放射線のレベルは低いのに
30キロ圏内ということで屋内退避とされ、まったく人影がない状態。
30キロを超えても放射線量の多い地域がある。
もっと細かく情報を提供して、子どもの安全をはかる必要性を強調された。
原発から35キロは離れているのに
福島県内で放射線レベルが高いと言われる飯館村と
避難地域の20キロと屋内待機の30キロ圏内にまたがり、
放射能のレベルが低いと言う南相馬市に行くことにした。
地方紙では福島県内の放射能測定地を時間単位で報道している。
貴重なデータだ。
福島では高速のパーキングエリアでも測定していると
「今日はどうですか?」とか、
道の駅では「それ市販されてるの?」と聞かれた。
当然関心は高い。
テレビの専門家と言われる人の「安全」という話より、
具体的な数値がほしいのだ。
福島市中心部から車で25分。UFOの里というバス停そばで計測した。
カウント数は188。
土壌はもっと高かったので側溝の乾いた泥の上で測定した。
なんと1278カウント。
その後いろいろなところで側溝の放射線を測定したが、
こんなに桁はずれのカウントはなかった。
空気中のチリが非常に汚染されたときに、雨で落とされ側溝に集まり、
泥や枯葉がフィルターとなって放射能を持った元素が集まったと考えられる。
このことは地域によっても当然被曝の量は異なるが、
同じ地域でも地面からの高さや特定の場所でも
それぞれ被曝量が異なると言うことだ。
各地のモニタリング場所の測定は進めなければならないが、
もはや福島全体が放射線管理区域なのだから、
個人個人が放射能の線量計を身につけての被曝量の積算値を
自分で知ることができるようにした方がいいようだ。
…1台2万円として100万人に配布したとしても200億円。
福島原発だけで年間の原発交付金は毎年100億円を超えている。
新潟の刈羽原発でも100億円以上得ているし、
全国の原発に税金で落としているのだから、
「未曾有の事態」といっても原発を推進していた巨額に比較すると
大した額ではない。
《つづく》
…白石から福島に向かう。
白石駅でのカウント数は30。やや高めだ。
福島に近付くにつれてカウント数は増える。
国見パーキングエリアで64。
福島市中心ではなんと150カウントになった。横浜の10倍だ。
…福島は原発による放射能のため、支援や復興が今でもストップしていること。
学校現場は放射能にどう対応していいのか明確な指示がないこと。
放射能から子どもたちの安全を守りたいがデーターすら示されない。
また、南相馬市は放射線のレベルは低いのに
30キロ圏内ということで屋内退避とされ、まったく人影がない状態。
30キロを超えても放射線量の多い地域がある。
もっと細かく情報を提供して、子どもの安全をはかる必要性を強調された。
原発から35キロは離れているのに
福島県内で放射線レベルが高いと言われる飯館村と
避難地域の20キロと屋内待機の30キロ圏内にまたがり、
放射能のレベルが低いと言う南相馬市に行くことにした。
地方紙では福島県内の放射能測定地を時間単位で報道している。
貴重なデータだ。
福島では高速のパーキングエリアでも測定していると
「今日はどうですか?」とか、
道の駅では「それ市販されてるの?」と聞かれた。
当然関心は高い。
テレビの専門家と言われる人の「安全」という話より、
具体的な数値がほしいのだ。
福島市中心部から車で25分。UFOの里というバス停そばで計測した。
カウント数は188。
土壌はもっと高かったので側溝の乾いた泥の上で測定した。
なんと1278カウント。
その後いろいろなところで側溝の放射線を測定したが、
こんなに桁はずれのカウントはなかった。
空気中のチリが非常に汚染されたときに、雨で落とされ側溝に集まり、
泥や枯葉がフィルターとなって放射能を持った元素が集まったと考えられる。
このことは地域によっても当然被曝の量は異なるが、
同じ地域でも地面からの高さや特定の場所でも
それぞれ被曝量が異なると言うことだ。
各地のモニタリング場所の測定は進めなければならないが、
もはや福島全体が放射線管理区域なのだから、
個人個人が放射能の線量計を身につけての被曝量の積算値を
自分で知ることができるようにした方がいいようだ。
…1台2万円として100万人に配布したとしても200億円。
福島原発だけで年間の原発交付金は毎年100億円を超えている。
新潟の刈羽原発でも100億円以上得ているし、
全国の原発に税金で落としているのだから、
「未曾有の事態」といっても原発を推進していた巨額に比較すると
大した額ではない。
《つづく》