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遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

ここは名古屋ドーム?

2019-08-26 15:35:05 | 日記
令和元年8月26日(月)

中日 VS 広島 戦

8月24日(土)、野球観戦に出かける。
地下鉄「ナゴヤドーム前」下車、地下通路を通り、
エスカレーターを乗継、地上へ出る。
ナゴヤドームへ向かう通路は、家族連れで賑わう。
そんな中、目立って多いのが真っ赤なユニフォーム
を着た、カープファン、、、飛び交う「じゃけえ、
じゃけん、わやくちゃ、、」は広島弁、、、、
ウン? ここはナゴヤドーム、地元のカープファン
だけじゃなく、はるばる広島からの様である。

入場ゲート前で、手荷物検査の後、31番ゲート
から案内され座席に着く。

ネット裏のほぼ中央やや左、とても見やすい席だ
が、、廻りは、前後左右共に赤いユニフォーム、
場内を見渡すと、センターから左(レフトスタンド
3塁側内屋スタンド)は全て真っ赤である。

対して、右側はドラゴンズブルー、、、、
開始50分前、早くも盛り上がるカープファン、
トランペットと応援歌、手ぶりが揃い盛り上がり、
ドラゴンズ側は、出足が遅いのか空席も、、、



開始20分前、セレモニーが始まり、チアガール
のダンスが始まる頃にスタンドは満員となる。
場内は赤、青色に真っ二つ、勢いで赤が勝るか?

2時プレー・ボール、

1回裏、中日が1点先制(2塁手サンタナ失策)
ライトスタンドから歓声が、我々の席は少数派で
応援は控えめである。
2回表、カープが猛反撃、3点を返す、、、。
熱狂するカープファン、の大声援、勢いが違う。

中でもカープ女子(若い女性ファン)の黄色い
声援が乱れ飛び、悔しいが、我々は声も出ず、、
ネット裏なのに前も後ろも、左右もカープファン
に取囲まれ、、大人しく縮こまり、、、、

途中、中日も反撃はするが、相変わらず決定打が
出ず、残塁の山、、、
5回を過ぎる頃から、子連れが帰り始め、、、
7回、カープが1点追加、その裏の中日は0点、
お客さんがそろそろ帰り始め、我々も、、、
広島ファンのマナーは良いのだが、勢いの差か?
どうも、席に居辛い雰囲気である。


数年前まで、ナゴヤドームは圧倒的にドラゴンズ
が占めて居り、ジャイアンツでも1/3程度、
他はレフトスタンドの指定応援席に収まり、、
ここ数年、「カープ女子
を始めとする広島ファンが全国に増えている。
我々アンチ巨人にとり、とても良い事だが、、
スポーツは参加することに意義ではない、、?
やはり、勝たなくては、強くなければファンが
付いてこない様だ、、、、。


今日の1句

秋暑しドームの熱気収まらず    ヤギ爺



葡萄が届いた

2019-08-25 16:03:28 | 日記
令和元年8月25日(日)

葡 萄 :葡萄棚

蔓を持ち、巻きひげに依って絡まるブドウ科落葉低木
ひと房に3,40から100粒余りの甘い実が付く。
原産地はアジア西部からヨーロッパ南部。

中国へは漢の次代に張騫が西域からもたらした。
唐の時代、長安では「葡萄ノ美酒 夜光ノ杯」と
涼州詞に詠われた様に、葡萄酒が愛飲された。

日本では「柴葛」や「山葡萄」の漿(果汁を発酵させ
た飲物)が早くから薬用として飲まれていた。
葡萄酒の伝来は、南蛮船によるチンタ(ポルトガル産
の葡萄酒)が最初のようである。
「葡萄」の表記はギリシャ語(botrus)を中国語で
音訳したものといわれている。
俳諧作法書の「はなひ草」に「ぶだう」とあり、
正保2年(1645年)の「毛吹草」には「葡萄」と
出ている。

葡萄の主な産地は、
①山梨、②長野、③岡山、④山形⑤福岡、、、、

品種別では、

巨峰


デラウエア


ピオーネ


マスカット


①巨砲、②デラウエア、③ピオーネ、④シャインマス
カット、⑤キャンベル・アーリー、、、、

一昨日の午後、豊田に住むカミさんの友人から、待望の
葡萄が送られて来た。 大粒の巨峰である。




早速、カミさんから御礼の電話を、、、
先方から「今年は不作の様で、少し酸味が強いので、、」
然し、粒は大きく、食べてみればとても甘く、例年通り。
いつも、感謝でいっぱいです、、、、。


今日の1句

二人して葡萄ひと房食後かな      ヤギ爺


荻(おぎ)

2019-08-24 09:51:13 | 日記
令和元年8月24日(土)

荻 : 荻原、風聞草

イネ科ススキ属の大型多年草、丈は1~3mある。
原野、水辺、に生える。 芒によく似ている。

芒と荻の違い

ススキは内陸に生えるが、荻は川や池等の湿った
土地に生える。

ススキは1ケ所からまとまって生える(叢生)
ススキの穂は根元から出る。
ススキの穂の色は薄紫や茶色が混じる。
ススキは根から株起ちする。

荻は根茎で、1本づつ生える。

荻の穂は茎の途中からでてくる。根元はない。
荻の穂の剛毛はススキより長く白い。
荻の根は地中を這って蔓延し、1本づつ茎が起つ。

イネ科の植物(ススキ、葦、荻等)は丈夫で油分
を含み水を弾く。
茅(かや)と呼び「茅葺き屋根」として利用される。
亦、葉の縁にガラス状の破片がついているが、
これは地中からケイ素(シリカ)を吸収することで
出来る。この葉の部分からケイ素を採りだして、
ガラスの材料の一部となる。

小説「風聞き草墓標」: 諸田玲子著(新潮社)

江戸の元禄時代、五代将軍徳川綱吉の時代、
幕府の財政を担う、勘定奉行の荻原重秀は「元禄
改鋳」を行い、金の割合を減らし、小判の発行枚数
を増やし、差額を幕府の収入に充てた。
これにより金利の上昇を招き、財政投資不足により
失業者が増大、デフレを招く、、、、
荻原重秀はこの責を負い失脚し、その翌年に変死
(獄死)を遂げる、、、
20年後、当時の重秀の嫡男源八郎の元許嫁だった
「せつ」は重秀の死に疑問を抱き、真相を探るべき
佐渡へ渡る、、、
そんな頃、源八郎の周りに次々異変が起きる、、

この荻原重秀は実在の人物で、史実に基づく歴史
長編時代小説で、まるで推理小説のような展開で、
内容は少々難解ではあるが、とても面白い、、
引きずり込まれる。 秋の夜長に是非、、、、、

今日の1句

入日来てさざ波の見ゆ風聞草     ヤギ爺


処暑

2019-08-23 16:10:50 | 日記
令和元年8月23日(金)

処 暑


二十四節気の一つ、立秋の後十五日で
陽暦の8月23日、今日は処暑。

暑さが収まる意。この頃から、朝夕に冷気が
加わり秋らしくなるが、亦、暑さはぶり返す
事も多い。

昨夜、TVを見て居たら、蝉が迷い込み大騒動
窓が開いていた様で、カミさんが窓のカーテン
を閉めようと、、、突然蝉が飛び出し、、、
天井の灯り目掛けて、ジージー踊り出す、
団扇を手に追払うが中々しぶとく、壁の上部に
止まり、、暫らくの間、鼬ごっこ、、
止むを得ず、灯りを消すと次の間へ、、、、
てんやわんやの末、やっと確保する。
そっとベランダの植木の中へ、、、、。
ほんの僅かな寿命でも、何だかとても愛おしく
なる。
今朝(翌朝)ベランダに出て見ると蝉が、、
何気なく触れてみると「ジージー、、、」

今朝は早朝から雨、、 秋雨前線が本州付近に
停滞し、気温は上がらず肌寒く感じられる。
やッと秋の気配が、、
今日午後の気温は22度、日中の最高気温も
27度の予報である。

夏休みも残り少なく(9日)「宿題終わった?」
親たちの心配貌が浮かびます、、、。
この頃(処暑)の食べ物は、秋ナス、秋刀魚等
が旬。 秋ナスは早速、焼きナスで頂くが、

今年の秋刀魚は不漁の様で、先日のニュース
では、小ぶりで油のノリも今一、店頭での値段
が一匹350円とか、、、正に高級魚となる。


ハタマタ、昨日お隣の韓国政府の発表で、
「日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)」
を破棄するとの決定が、、、

朝刊のトップニュースが紙面を占める、、、
大変なことである。
日韓の対立、ここまで来ると最早、打つ手無し
文大統領、何だか女性の「嫉妬」の様(失礼)で
安倍さん、文さんの意地の張り合い、、、
いっそ二人でリングの上で「デスマッチ」、
勝手も負けても、お二人に退陣していただき、
次にお任せを、、とは言え、本当に後継者不足
が大問題、言いなりで、いきなり陣頭指揮は
なおさら、混迷が深まる様で、、、?


今日の1句

秋めくや昨日と違ふ風の音     ヤギ爺


2019-08-22 15:41:12 | 日記
令和元年8月22日(木)

桃の実 : 水蜜桃、白桃、黄桃


バラ科の落葉小高木、実は大型の球形で
香りが高く、果汁が多く甘い。
表面にビロード状の細毛が密生する。


日本古来の桃の実は粒が小さく、毛が密生
していた。薬用として栽培された。
今では品種改良が重ねられ、水蜜桃等の
改良型が生まれた。
大ぶりで皮は薄く、白黄で果肉は黄白色、
種に近い中心付近では淡紅色をしており、
甘味、水分共に申し分がない。
傷付き易く、傷みやすい果実である。

桃の生産では、従来は岡山県産が質、量
共に日本一であったが、、、、
近年の生産量は、
① 山梨県   39,200t
② 福島県   28,600t
③ 長野県   14,500t
 以下、和歌山県、山形県、岡山県と続く。

白桃


黄桃の缶詰め

私の、今一番の嗜好品は「桃」である
齢を重ねるうち、歯も弱り、それにつれて
嗜好品も日々変わっていく、、、、、。
肉、魚、鮑、、ホタテなどの貝類、、、
亦、御つまみのスルメ、ナッツなどは歯が
弱くなり、摂取量がどんどん減り、食べら
れなくなっている、、、、。
そんな中で、「水蜜桃」は柔らかな舌触り
と瑞々しさ、甘さは、喩えようがない。
カミさんに「末期の水は、極上の桃を、、」
等と宣って居る私です、、、、。


今日の1句

所望せる最後の晩餐桃ひとつ     ヤギ爺