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遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

赤トンボ

2019-08-27 16:14:12 | 日記
令和元年8月27日(日)

赤蜻蛉 : 秋茜、のしめ

赤トンボは秋茜、深山茜、猩々トンボ、姫茜、
のしめ等を総称したものである。

秋茜


深山茜


猩々とんぼ


姫茜

この仲間は成熟すると腹部が赤くなり、雄は
特に鮮やかである。
晩春から秋まで色々な種類がみられる。
幼虫(やご)は水中生活を送り、幼、成虫共
に肉食で、他の虫を捕食する。

赤トンボの代表は、秋茜である。
夏は山地で過ごし、秋になると移動をし始め
里へ降りてくる。雌雄が連結して水を打ち
ながら産卵をする。水や土を打つのも蜻蛉の
習性の一つである。

「のしめトンボ」は腹部の黒い斑目が熨斗目
(のしめ)に似ているのが名の由来である。

雄の腹部は暗赤色で、雌は濃橙色をしている。

日本の童謡で広く親しまれる「赤とんぼ」は
三木露風が作詞、山田耕作の作曲で、
1955年(昭30年)映画「ここに泉あり」
の挿入歌として、亦1961年(昭36年)
映画「夕焼け小焼けの赤とんぼ」の挿入歌と
して世に広まる。
1989年(平成元年)「日本の歌ふるさと
の歌、全国実行委員会」が、NHKにより
全国アンケート調査を行った結果、第1位と
なった。これにより日本の抒情歌の代表曲と
して今もなお歌い継がれている。

赤とんぼ
 
作詞:三木露風、作曲:山田耕作

歌碑:童謡の小道(埼玉県久喜市)

夕焼け小焼けの 赤とんぼ
負われて見たのは いつの日か

山の畑の 桑の実を
小籠につんだは いつの日か

十五で姐(ねい)やは 嫁にゆき
お里のたよりも たえはてた

夕焼け小焼けの 赤とんぼ
とまっているよ、竿の先



今日の1句

枝折戸に留まり居りぬ赤とんぼ    ヤギ爺