遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

ねじ花

2022-06-16 16:43:02 | 日記

令和4年6月16日(木)

捩 花 : ねぢればな、もじずり

ラン科の多年草、原野や芝地等に自生する。

茎は高さ30cm程で柔らかく草のように見える。

葉は羽状複葉で萩に似ている。

6~7月頃に根生の細長い葉の間から10~30cm

の茎を伸ばし、上部に多数の可憐な桃紅色の小花を

咲かせる。

螺旋状に密生して咲くのでこの名がある。

学名のSpiranthes(スピランセス)は、ギリシャ語の

「Speria」(スペイラ)は螺旋、これに「anthos」

(アンソス)花、を加え「螺旋の花」を由来とする。

 

捩花は日本全土に自生し、ヨーロッパ東部、シベリア

更には温帯・熱帯アジア全域、オセアニア等全世界に

分布する。

江戸時代には愛好家等により栽培される様になって、

「もぢずり」と呼ばれていた。

今では、庭園の芝地や都市部などにも普通に繁殖し

雑草扱いされている。

 

今朝は公園の草取り日(毎月一度)、

昨日の雨も上がり、お陰で公園の地面が柔らかくなり

雑草が刈取り易くなった。

 

既に蒲公英などの春咲きの野草は姿を消して、所々に

淡いピンク色の「ねじ花」が咲いていた。

本当にこの花は、螺旋状に茎の周りをてっぺんによじ

登るようにくるくる回って咲いている。

高さは20cm弱、とても可憐な花で雑草扱いで摘み

採るには切ない、、、、、。

 

今日の1句

捩花や螺旋階段咲きのぼる。  ヤギ爺



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