遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

日展 東海展

2019-02-09 17:01:51 | 日記
平成31年2月16日(土)

改組第5回日展東海展

愛知県美術館



昨日(金)カミさんと名古屋栄に在る愛知県美術館
へ出掛ける。
日展が全国を巡り、毎年この時季に名古屋に来る。

日展は明治40年「文展」に始まり、、、、、
以降111年にもなる美術展である。
「東海展」は日本画、洋画、彫刻、書道、工芸美術
の5部門に東海3県の出品作品305点を加へた、
合計551作品が展示される。

私も、20年程前から絵の好きな友人に誘われて
日展を観る様になった。
絵心の在る友人は自らも個展を開く程であったが、
数年前、肝硬変で亡くなった、、、。
私は、全く絵心は無いが、以来日展へは毎年通う
様になった、、、。

洋画コーナー


彫刻コーナー


書道コーナー


工芸美術コーナー

日展は、日本画のコーナーから洋画、彫刻、工芸美術
と巡り、著名な作家の作品に加え、地元の方々の
力作に暫し、時を忘れ絵画等の作品の中へ、、、
色々、空想を巡らせ「独りごち」して居る。
それぞれに個性、特徴があり、毎年同様の作品を
手がけられている、、、、。

私が毎年楽しみにしているのは、地元の画家の
伊藤寿雄さんの「母の像」。

「母の像」 : 伊藤 寿雄 (洋画家)


作家自身の年老いた母親を描き続けて居られる。
2014年には「改組新第1回日展」平成26年度
で特選を受賞されている。
1987年に「母の像」で日展で初入選、、、、
以来ずっと、自身のお母さんの絵を描き続けて
居られる。

私は毎年日展でこの絵にお会い出来るのをとても
楽しみにしている。
毎年少しずつ、変わられていくお母さんを前に
どんな気持ちで描かれているのか、、、、
私自身、他人で在るハズが、感慨一入である。


今年もまた、多くの人達がこの絵の前に立ち止り
釘付けとなる、、、、、。


今日の1句

春風に促され行く美術館     ヤギ爺


最新の画像もっと見る

コメントを投稿